「トラックメイカーの仕事ってどんなもの?」
「トラックメイカーに向いている人って、どんな人?」
将来トラックメイカーになりたい人は、将来のビジョンが見えなくてモヤモヤすることもあるでしょう。
この記事では、トラックメイカーの仕事内容や働き方、なり方や適性を解説しています。
最後まで読めば、トラックメイカーとして働く未来が見えてくるはずです!
有名なトラックメイカーについて知りたい方は、こちらの記事も併せて読んでみましょう。
目次
1.トラックメイカーの仕事内容とは
#ラップスタア誕生 新シーズン
応募開始 📩https://t.co/wxQYT8o4P2
締め切り:10月24日(月)正午まで【🎧ビートメイカー紹介】
Lil’Yukichi@LilYukichi pic.twitter.com/WN63JPvYJF— ラップスタア誕生 (@rapstar_jp) October 17, 2022
トラックメイカーにかっこいいイメージを持っている方も多いと思いますが、仕事内容を知っているでしょうか?
- 演奏楽曲の作曲・編曲
- バッキングトラックの作成
- 作曲家との違い
トラックメイカーは、名前の通りトラック制作を担当する職業です。
その他トラックメイカーが担当する仕事を具体的に解説します。
(1)演奏楽曲の作曲・編曲
トラックメイカーは、演奏楽曲の作曲や編曲を行います。
演奏楽曲とは、ボーカルが入っていないインストルメンタルのことです。
バッキングトラックを作るだけでなく、楽曲を1から作ったり、編曲する作曲家のような仕事も行います。
(2)バッキングトラックの作成
バッキングトラックを作成するのも、トラックメイカーの仕事。
演奏楽曲とは、ボーカルが入っていないインストルメンタルのことです。
トラックメイクといえばHIP HOPのイメージがありますが、近年はR&Bやポップスなど、多様なジャンルでトラックを作成します。
楽曲からボーカルを取り除いて、演奏のみの楽曲をサンプルとして提供する仕事です。
(3)作曲家との違い
トラックメイカーと作曲家の違いについて解説します。
作曲家の仕事は、簡単に言えば曲の中のメロディを作る仕事です。
一方トラックメイカーは、ボーカルなしの音源を作る仕事。
作曲家は、トラックメイカーが作成したトラックに合わせてメロディを作ることもあります。
トラックメイカーは、楽曲のベースになるトラックを作っているため、作曲家とは明確に違う仕事です。
2.トラックメイカーになる方法
トラックメイカーになる方法を解説します。
- サンプラー・ツールの知識
- ユニットを組んで活動する
- 個人でSNSで活動する
- 音楽レーベルに所属する
トラックメイカーになるには、以上の4つの手順をこなしましょう。
1つずつ説明します。
(1)サンプラー・ツールの知識
トラックメイカーになるには、まずはサンプラーやツールの知識をつけましょう。
サンプラーとは、録音したサウンドを自由に加工して、音源として利用できるようにする機材です。
そのほかトラックメイカーは、作曲ソフトやMIDIコントローラーなど、さまざまな機材を使います。
トラックメイカーに必要な機材は、以下の記事でまとめているので、併せて参考にしてください。
(2)ユニットを組んで活動する
トラックメイカーの中には、ユニットを組んで活動している人がいます。
特にHIP HOPジャンルでは、DJなども集まって、集団でトラックメイクなどを一括で担当して、仕事を得ている人が多いです。
周囲に仲間が多いなら、ユニットを組んで仕事をした方が、仕事も取りやすくなるでしょう。
(3)個人でSNSで活動する
トラックメイカーは、個人で活動することもできます。
知名度がない時代は、主にSNSで自身が制作したトラックを発信して、ファンを増やす仕事がメインとなるでしょう。
徐々にファンが増えれば、トラックの販売や指名での仕事依頼も獲得できるようになります。
(4)音楽レーベルに所属する
トラックメイカーとして、音楽レーベルに所属することもできます。
求人サイトで「トラックメイカー」で検索すると、該当の求人が探せるでしょう。
給料は所属するレーベルによって異なりますが、比較的安定して仕事が入ってくる点がメリットです。
トラックメイカーとして稼ぐ方法については、以下の記事でまとめています。
3.トラックメイカーに向いている人の6つの特徴
トラックメイカーに必須の資格はありませんが、向き不向きが分かれる仕事です。
- 音楽制作が好き
- 学ぶことが好き
- クリエイティブである
- SNS活用がうまい
- コミュニケーション能力が高い
- セルフプロデュースがうまい
以上の6つが、トラックメイカーに向いている人の特徴です。
1つずつトラックメイカーの素質を解説します。
(1)音楽制作が好き
トラックメイカーに向いている人は、音楽制作が好きな人です。
音楽が嫌いな人は、そもそも楽曲制作に興味が湧かず、継続して仕事を続けられないでしょう。
自分で音を生み出したり、編曲するのが好きな方は、トラックメイクに向いています。
(2)学ぶことが好き
トラックメイクは、一度学べば終わりではなく、常に新しい音楽理論に触れて磨きをかける必要があります。
そのため、向上心が高く学ぶことが好きな人に向いている仕事です。
たくさんのトラックを聞き、若手の理論にも興味を持つような好奇心旺盛さも必要となります。
常にアンテナをはり、新しいものを取り入れる姿勢がある人は、トラックメイカーに向いているでしょう。
(3)クリエイティブである
トラックメイカーは、クリエイティブである必要があります。
個性的なトラックが作れなければ、ファンを獲得できません。
トラックメイカーはたくさんいますが、売れているのはほんの一握りです。
技術はもちろん、編曲技術やトラックのビートの刻み方などを工夫しましょう。
(4)SNS活用がうまい
トラックメイカーとして知名度を上げるために、SNS活用も必要です。
特に個人でトラックメイクをしたい方は、SNSをうまく使いましょう。
YouTubeやTwitterなどで、自身の活動やトラックを継続して発信してください。
(5)コミュニケーション能力が高い
トラックメイカーとして活動するには、コミュニケーション能力も必要です。
個人で活動するなら、自分自身で交渉や営業をしなければなりません。
ユニットを組むとしても、仲間とうまくやっていく協調性が必要となります。
コミュニケーション能力がなければ、仕事を獲得できなかったり、一緒にやっていく仲間が離れて行ったりする可能性もあるでしょう。
(6)セルフプロデュースがうまい
トラックメイカーに向いている人は、セルフプロデュースが上手い人です。
個人でトラックメイカーとして働く場合は、自分を売り込む必要があります。
ジャンルや楽曲に合わせて、自身の個性をアピールする能力があれば、営業もうまくいくでしょう。
自分自身の売り・アピールポイントを考えて売り出していきましょう。
まとめ
トラックメイカーは、ボーカルなしのインストルメンタルを制作する仕事です。
曲の根源になるビートを作る仕事で、音楽を1から作りたい人に向いている職業でしょう。
記事の中で紹介したように、トラックメイカーとして働く方法はたくさんあります。
将来トラックメイカーになるためにも、知識やスキルを今のうちにつけておきましょう!