ボーカルミックス方法7ステップ!初心者が意識するべき2つのポイント

「ボーカルのミックスってどうやってやるの?」
「ボーカルをミックスするときのコツって何があるの?」

ボーカル音源を編集したい人の中には、ミックスのやり方が分からなくて困っている人もいるのではないでしょうか。

実は、ボーカルミックスのやり方には流れがあって、ポイントを押さえれば初心者でも簡単にミックスすることができるのです!

本記事では、ボーカルミックスの方法や押さえておくべきコツについて紹介します。

この記事を読めば、ボーカル音源のミックスができるようになり、楽曲のクオリティを向上させることができますよ!

なお、編曲のやり方は以下の記事で紹介しているので、そちらもあわせて参考にしてみてください。

編曲のやり方の流れとは?作業前の重要な4つの準備と必須ツール4選

2020.06.29

1.ボーカルミックスの方法7ステップ

ボーカルミックスの方法7ステップ

ボーカルミックスの方法について紹介します。

主な流れは以下の通りです。

  1. ノイズ処理をする
  2. 不要な低音域をカットする
  3. ボリュームのバランスを整える
  4. 歯擦音を抑える
  5. 部分ごとに強調を調整する
  6. 音の輪郭を整える
  7. リバーブを加える

順に紹介するので、これらの流れに沿って実践してみてください。

(1)ノイズ処理をする

ノイズ処理をする

まずは、ノイズ処理を行います。

ノイズ処理とは、ボイス以外の雑音を削除する作業です。

たとえば、レコーディングした音源に、部屋の反響音(跳ね返ってマイクで拾ってしまう音)やエアコンの風音などが含まれてしまうことがあります。

これらの雑音を編曲用ソフトで取り除きましょう。

(2)不要な低音域をカットする

不要な低音域をカットする

次に、低音域の不要な部分を削除します。

不要な部分をカットするためには、イコライザー設定を行いましょう。

基本的には高音域が楽曲のメインになるため、透明感を出すために低音域をカットすることは多々発生します。

また、高音域でも不快な音として拾ってしまっている場合があるので、イコライザー設定で特定の周波数を減少させましょう。

(3)ボリュームのバランスを整える

ボリュームのバランスを整える

続いて、リミッター処理でボリュームのバランスを整えましょう。

ボリュームが上手く均一になっている場合はこの工程は必要ありませんが、音源を波形化したときに突発的なピーク(突起)がある場合は重要な工程です。

突発的なピークがあると、聞いている人の意識が持っていかれるため、メロディーの中で邪魔なものになります。

リミッター設定によって、聞いている人が気にならない程度までボリュームを均一にしておきましょう。

(4)歯擦音を抑える

歯擦音を抑える

ボリュームの調整を行ったら、ディエッサーを行って歯擦音を抑えます。

人は無意識のうちに、サ行を発するときに歯擦音(歯同士がぶつかって発声する音)を出してしまうことがあるのです。

歯擦音は僅かな音ですが、ボーカルを録音する上で不要な音なので、なるべく目立たないようにする必要があります。

ディエッサーで歯擦音を抑えれば、ノイズを最小限に減らすことができるので、特にサ行の多い歌詞の歌は重要な作業といえるでしょう。

ディエッサーについては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

ディエッサーってどんな機材?使い方と初心者におすすめの製品3選

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(5)部分ごとに強調を調整する

部分ごとに強調を調整する

ディエッサーの次は、コンプレッサーで部分ごとにダイナミクス(音の強調)を整えましょう。

本当はもっと強調したかったが、上手く強弱をつけられなかった部分や、抑えるべきだったが力が入ってしまうった部分などにコンプレッサーをかけて、音の強弱をイメージに近づけることができます。

また、複数の音源を重ねたときに、別の音源が邪魔をして主旋律が上手く聞こえないときなど、他の音源との兼ね合いで調整が強いられる場面でも重要な作業です。

ボリュームを均一にした上で上手く強弱をつけられると、全体が締まったようにまとめることができるので、ミックスの中でも特に重要な工程といえるでしょう。

(6)音の輪郭を整える

音の輪郭を整える

部分ごとにダイナミクスを調整したら、再度イコライザーで全体の音の輪郭を整えます。

部分ごとに強弱をつけることで、不要な部分が発生する可能性があるのです。

ミックスの最後の仕上げなので、適宜耳で聞きながら違和感が残っている部分にイコライザーをかけましょう。

(7)リバーブを加える

リバーブを加える

ボーカルに空間的な演出を加えたい場合は、リバーブを加えましょう。

リバーブとは、残響を演出するためのエフェクトで、音が響き渡るような余韻を出すことが可能です。

ボーカリストのテクニックでフェードアウトさせることもできますが、リバーブ機能を使うことでより立体的な演出を実現します。

楽器音に使うこともあるため、リバーブを使いこなせるようになると、作曲に幅を持たせることができますよ!

2.ボーカルミックスの2つのコツ

ボーカルミックスの2つのコツ

ボーカルミックスのコツについて紹介します。

特に押さえておくべきポイントは以下の2つです。

  1. 不要な音は極力カットする
  2. フェード処理をかける

順に紹介するので、作業する際は参考にしてみてください。

(1)不要な音は極力カットする

不要な音は極力カットする

ボーカルミックスでは、極力不要な音はカットしましょう。

録音したボーカル音源には、気をつけていても、普段の生活で当たり前のように流れている不要な音が含まれてしまいます。

たとえば、隣人の生活音や遠くの電車音、動物の鳴き声といったボーカリストの意志ではどうしようもない環境音が入ってしまうのです。

環境音が入った状態でエフェクト(リミッターやコンプレッサー)をかけてしまうと、ボーカルだけでなく環境音まで影響してしまう場合があります。

そのため、エフェクターをかける前に不要音はカットするようにしましょう。

また、無音箇所も不要なパートです。

歌い始めの無音部分は不要な部分なので、無音の箇所もカットしておきましょう。

(2)フェード処理をかける

フェード処理をかける

フェード処理で、ボーカルの表現力を高めることもおすすめです。

音が徐々に変化する効果をフェードといい、徐々に大きくなる効果をフェードイン、徐々に小さくなる効果をフェードアウトの種類があります。

フェード処理を行うことで、歌い出しをスムーズにしたり、歌い終わりに余韻を残したりすることが可能です。

聞く人の頭にスッと入って、フッと消えるようなメロディーを作ることができるので、楽曲のクオリティを上げることができますよ!

まとめ

ボーカルミックスは、初心者にとってはハードルが高いかもしれませんが、行う作業はシンプルなものばかりです。

基本は、ノイズをカットしてボリュームを調整し、抑揚をつけるだけなので、実際に音を聞きながら違和感のない楽曲に作り上げてみてください。

今回紹介した2つのポイントを頭に入れて、楽曲のクオリティを高めてみましょう!

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