歌い手が得られる収入はいくら?収入を得る6つの方法と2つの経費

「歌い手はどうやって収入を得ているの?」
「有名な歌い手はどの程度稼いでいるの?」

このように悩んでいませんか?

歌い手は広告収入やライブ活動などさまざまな方法で収入を得ることができ、有名な歌い手では億単位の大金を稼ぐ人もいます。

今回の記事では、歌い手が収入を得る6つの方法や有名な歌い手が稼ぐことのできる収入額を紹介するとともに、逆に歌い手が支払わなければならない2つの経費についても紹介します。

この記事を読んで歌い手の収入事情を理解し、興味を持たれた方はぜひ歌い手にチャレンジしてみてください!

1.歌い手が収入を得る6つの方法

歌い手が収入を得る主な方法として、以下の6つが挙げられます。

  1. 広告収入
  2. ライブ活動
  3. CD販売
  4. グッズ販売
  5. ファンボックス
  6. 仮歌シンガー

順番に説明します。

(1)広告収入

歌い手が収入を得る1つ目の方法として、広告収入が挙げられます。

ニコニコ動画の場合にはクリエイター奨励プログラムという制度によって、作品の人気度に応じた奨励金を得ることができます。

また、YouTubeの場合には、動画再生回数に応じた広告収入を得ることが可能です。

現状ニコニコ動画の方が得られる報酬は高いですが、その一方でYouTubeの方が幅広い層の人々に閲覧される機会があるため、自分の動画に適した投稿サイトを選ぶのが良いでしょう。

一般的には、アニメ・ボーカロイドの動画をアップする場合にはニコニコ動画が、それ以外の動画をアップする場合にはYouTubeがおすすめです。

このように、歌い手がニコニコ動画やYouTubeに動画をアップし多くの人が閲覧することにより、広告収入を得ることができます。

(2)ライブ活動

歌い手が収入を得る2つ目の方法として、ライブ活動が挙げられます。

有名な歌い手の場合、主催者から声がかかり、出演料をもらってライブに出ることができます。

しかし、これは売れっ子のひと握りの歌い手の場合だけで、無名の場合は逆に参加費用をはらってライブに出演させてもらうことになります。

この場合、自分でライブのチケットを売って収入を稼ぐことになり、ファンが少ないと大した収入が得られなかったり逆に赤字になることもあります。

ひとまずは、ライブを収入源というより知名度を上げてファンを獲得するための場だと考えて地道に努力するのがよいでしょう。

また、最近ではツイキャスやYouTubeライブなどのライブ配信で稼ぐという方法もあります。

コロナ禍ということもあり、実際のライブは開催しづらい状況にありますが、ライブ配信であれば費用も掛からず簡単にはじめることが可能です。

このように、歌い手は対面式のライブやツイキャス・YouTubeライブなどのライブ配信を通して収入を得ることができます。

(3)CD販売

歌い手が収入を得る3つ目の方法として、CD販売が挙げられます。

プロの場合、CDを売り上げてもアーティストに支払われる対価は印税と言われる一部の金額のみです。

しかし歌い手の場合はCDを自主制作するのが一般的ですので、売上から製作費を差し引いた金額が全て収入になります。

ライブに合わせてCDを販売するほかコミケに出店して販売するケースも多く、中には1日で数百万円分も売り上げる人もいます。

このように、歌い手は自主製作のCDをライブやイベントなどのイベントで販売することにより、収入を稼ぐことができます。

(4)グッズ販売

歌い手が収入を得る4つ目の方法として、グッズ販売が挙げられます。

グッズの種類としては、Tシャツ・スマホケース・コップ・タオル・キーホルダー・ステッカー・缶バッジなどが挙げられます。

SUZURIなどのサイトを使えば、オリジナルのキャラクターデザインを準備するだけで簡単にオリジナルグッズを作成することができます。

ライブやコミケなどのイベント時はグッズ販売のチャンスですので、ぜひ準備しておきましょう。

このように、オリジナルグッズを作成し、イベント時などにファンが購入してくれることにより、収入を得ることができます。

(5)ファンボックス

歌い手が収入を得る5つ目の方法として、ファンボックスが挙げられます。

ファンボックスとは、ファンが継続的に支援金を支払いクリエイターの活動を支える仕組みです。

ファンは支援金の対価をとして活動の裏側や非公開映像を特別に見せてもらうことができます。

ファンボックスの例としては、pixivFANBOXが挙げられます。

ファンボックスを利用する場合は、他のクリエイターのものなどを参考にしながら、どのような特典がファンの人に喜んでもらえるかを検討しましょう。

このように、ファンボックスを利用することで、ファンと密な交流を図りつつ支援金という形の収入を得ることができます。

(6)歌唱依頼

歌い手が収入を得る6つ目の方法として、歌唱依頼が挙げられます。

歌い手の中には、「自分の作った歌を歌ってほしい」「仮歌を入れた状態の曲を確認したいので誰か歌ってほしい」などといった歌唱依頼を受けて収入を得ている人も多く存在します。

歌唱依頼を受け付ける意思表示をしておけば、歌ってみた動画をきっかけにあなたの歌声を気に入った人が直接依頼をくれるかもしれません。

さらに積極的に歌唱依頼を受け付けるのであれば、ココナラなどのサイトに登録しておくことで仕事の依頼を多く集めることができるでしょう。

このように、歌い手の武器である歌唱力を使って仮歌・歌入れなどの仕事を行うことにより、収入を稼ぐことができます。

2.有名な歌い手が稼ぐことのできる収入額

有名な歌い手であるまふまふさんの場合、年収は5,000万円~数億円になるのではないかと予想されます。

実際にまふまふさんの年収が公開されているわけではありませんが、YouTubeチャンネルの登録者数・動画再生回数等から割り出すと広告収入が5,000万円程度であることが予想されます。

また、まふまふさんの場合は作詞・作曲・編曲も行っているため、カラオケなどに利用されるとその都度印税収入を得ているはずです。

さらにグッズ販売やライブ出演料などの収入もあるはずで、これらを合算すると億単位の年収を稼いでいることが予想されるのです!

このように、まふまふさんのような超人気の歌い手になれば、億単位の年収を得ることも夢ではないのです!

3.歌い手が支払わなければならない2つの経費

最後に、歌い手が支払わなければならない経費としては以下の2つが挙げられます。

  1. 機材を揃える費用
  2. MIX師・絵師への委託費

これらの費用を賄うためにも、歌い手としての収入をしっかり得ていく必要がありますよね。

それぞれの経費について順番に説明します。

(1)機材を揃える費用

歌い手が支払わなければならない費用の1つ目に、機材を揃える費用が挙げられます。

歌い手は、歌ってみた動画を制作するために音声を録音したり動画を編集する機材を揃える必要があります。

最低限必要な機材としては、パソコン・DAW・マイク・マイクケーブル・オーディオインターフェースが挙げられます。

また、音質や動画のクオリティーを上げるにはさらに機材の種類を増やしたり、性能を高めることも重要です。

パソコンはすでに保有していたとしても、その他の機材を揃えるためには安くても3~5万円程度、高性能な機材であればもっと費用がかかります。

ちなみに、歌い手に必要となる機材については以下の記事でも詳しく紹介していますので、参考にしてください。

歌い手になるために必要な機材とは?9つの機材とお得に購入する方法

2022.07.22

このように、歌い手を始めるにあたっては、最初に機材を揃える費用として最低でも3~5万円程度がかかります。

(2)MIX師・絵師への委託費

歌い手が支払わなければならない費用の2つ目に、MIX師・絵師への委託費が挙げられます。

歌ってみた動画を作成するにあたり、全ての作業を1人でこなすのは非常に困難です。

そのため、多くの歌い手はMIXやイラスト作成・動画制作などの作業を外部委託しています。

簡単な動画でよければ、MIXのみMIX師に依頼してオリジナル動画は作らないという方法があり、安価なMIX師であれば3,000円程度の委託費で済みます。

オリジナル動画にこだわる場合であれば、MIX師・絵師それぞれに外注することになり、50,000円程度がかかります。

これらの費用は動画を1本制作するごとに都度かかる費用となります。

このように、歌ってみた動画をつくるたびに都度かかる費用として、MIX師・絵師への委託費3,000円~50,000円程度が必要です

まとめ

今回の記事では、歌い手が収入を得る6つの方法や有名な歌い手が稼ぐことのできる収入額を紹介するとともに、逆に歌い手が支払わなければならない2つの経費についても紹介しました。

歌い手は広告収入やライブ活動などさまざまな方法で収入を得ることができ、有名な歌い手では億単位の大金を稼ぐ人もいます。

この記事を読んで歌い手の収入事情を理解し、興味を持たれた方はぜひ歌い手にチャレンジしてみてください!

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