「作詞ノートって一体何?」
「作詞ノートの内容や作り方について知りたい!」
このように、作詞初心者の方で作詞ノートについて知りたいという方は多いでしょう。
実は、作詞ノートを一つ持っておくだけであなたの大切なアイデア一つひとつをしっかりと残しておくことができ、作詞活動をより充実させることが可能です。
今回は、そもそも作詞ノートとは何か、そして作詞ノートの作り方や書き方などを紹介していきます。
この記事を読んで作詞ノートの作り方について学び、ワンランク上の作詞活動を行えるようになりましょう。
こちらの記事では作詞と作曲の順番について解説しているので一緒にご覧ください。
目次
1.作詞ノートとは?
作詞ノートとは、作詞に必要なアイデアなどを書き留めておくためのネタ帳のようなものです。
思いついたアイデアや言葉をずっと頭に詰め込んでおくよりも、実際にノートに一度書き出した方が覚えておくこともできますし、その言葉とより向き合うこともできます。
作詞ノートに言葉を書くことは情報のアウトプットをすることと同じなので、アイデアを長く頭に残しておくためにも、ひらめきは目に見える形で残しておくことが大切です。
好きなノートを用意して、日常から生まれる発想を自由に書いていきましょう。
こちらの記事では作詞のコツについて紹介しているので、ぜひご覧ください。
2.作詞ノートの作り方や書き方とは?5つのポイントを紹介!
作詞ノートの作り方や書くことについて紹介します。
今回紹介する方法は以下の5つですが、もし良い案があれば自由にルールを追加してオリジナルの作詞ノートを作り上げていきましょう。
順に紹介します。
(1)持ち運べるサイズのノートを選ぼう
作詞ノートを作る1つ目のポイントは、持ち運べるサイズのノートを選ぶことです。
まずはノート選びからですが、大きすぎるノートはあまり推奨できません。
その理由として、思いついたアイデアを忘れずに書き留めておくためには、常日頃から作詞ノートを持ち運んでおく必要があるからです。
作詞ノートのサイズが大きく持ち運びに苦労すると、いつしかノートを持ち運ぶこと自体が面倒になってしまいます。
貴重なアイデアをノートに記しておくには、いつでもどこでもノートを取り出すことができ、持ち運びに苦労しないストレスフリーの状態を作ることが大切です。
一般的なサイズのノートであれば基本的に問題ないので、外でも使う可能性のある作詞ノートのサイズ選びには注意しましょう。
(2)思いついた言葉は書き留めておく
作詞ノートを作る2つ目のポイントは、思いついた言葉は書き留めておくことです。
作詞ノートを使い始めた作詞初心者にありがちなのが、体裁を気にしすぎて綺麗な言葉しかノートに書かないことです。
これは、表現の幅を狭めてしまったり、自分の気持ちに素直に向き合えない原因ともなってしまいます。
素直な感情をむき出しにし、思いついた言葉はとにかく全てノートに記すことで、自分でも気づいていなかった感情を見つけられるのです。
歌詞の完成形はある程度綺麗な言葉でまとめる必要がありますが、発案段階ではとにかくたくさんの言葉と向き合い、感情表現の仕方をできるだけ模索するようにしましょう。
(3)連想ゲームで想像力を豊かに
作詞ノートを作る3つ目のポイントは、連想ゲームで想像力を豊かにすることです。
上記で紹介した、「思いついた言葉は書き留めておくこと」と共通していますが、連想ゲームによって一つの言葉から複数の事柄について考えを広げていくことで、出来事の本質について考察できたり、物事の関係性について多角的な視点を得ることができます。
また、近い存在や似た意味の言葉を発見することで、比喩といった表現技法を使って作詞を行う際の助けにもなり得るのです。
他にも、連想ゲームによって多くの人が気づかない視点を発見し、歌詞に織り込むことができれば、リスナーにも歌詞を通して新たな視点を提供することもできます。
多くの支持を受け共感を生む歌詞を書くには、物事について深く考え想像力を鍛えることで、人とは違う景色を見ることのできる能力を身につける必要もあるでしょう。
(4)プロの作詞家のフレーズを書いてみる
作詞ノートを作る4つ目のポイントは、プロの作詞家のフレーズを書いてみることです。
プロが書いた洗練された歌詞を実際に書いてみることで発見はたくさんあります。
例えば言い回しが非常に小気味良く、素直に耳に入りやすかったり、自分には想像もつかなかった表現方法を改めて認識するなど、プロの作詞家の視点を学ぶことが可能です。
また、流行歌の歌詞を書いてみるのもおすすめで、どういった表現や言い回しが流行っているのか学ぶことで、それを自分の作詞活動に活かすこともできます。
もちろん、プロのフレーズをそのまま使ってしまうのは盗作になるためNGです。
気になったフレーズを見つけた場合は、作詞ノートにフレーズを書き写す専用のスペースを作り、そこに書くことで自分の歌詞と見分けもつきます。
プロの技術を真似て、表現力を更に磨いていきましょう。
(5)文章以外も書いてよい
作詞ノートを作る5つ目のポイントは、文章以外も書いてよいということです。
作詞ノートと呼ばれていることで、文章しか書けないと思い込んでいる方もいるのではないでしょうか。
しかし、アイデアというのは言葉でしか浮かんでこないわけではありませんよね。
例えばどこかからの風景であったり、何かの色や写真のような形でイメージが湧いてくることもあります。
こういったイメージは、無理矢理言葉にするのではなく、イメージ通りイラストや図として書いておくほうが、より近いイメージを書き留めておくことができるのでおすすめです。
貴重なインスピレーションはすべてアウトプットし、文字や形として頭から外に出すことで、イメージを広げていくことができます。
3.スマホやパソコンを使って作詞しても良い
ここまでノートを用いた作詞アイデアのまとめ方を紹介しました。
しかし、現代にはスマホやパソコンといった便利な道具が存在するため、それらを使って作詞を進めていくこともおすすめです。
むしろスマホなどを活用した方がより効率良くアイデアを書き留めておける場合もあるため、便利なものは率先して使う方が良いと思います。
理想は作詞ノートとスマホなどを上手く使い分けられることだと思うので、自分のライフスタイルや作詞方法を加味しながら、最適な方法を探していくようにしましょう。
以下の記事では作詞を支援してくれるアプリやツールについて紹介しているのでぜひご覧ください。
まとめ
今回は作詞ノートの作り方やポイントついて紹介しました。
作詞ノートの作り方はあくまで自由なので、より発想を広げやすい方法があるのであればそちらを優先しましょう。
とはいえ、初めての作詞ノートで何から書き始めれば良いかわからない方は、この記事を参考に作詞を進めて効率よく歌詞の作成に取り組んでみてください。
最初はイメージをアウトプットすること自体難しく感じるかもしれませんが、思いついたことは遠慮せずに書いていき、作詞ノートをあなたの世界観で埋めていきましょう。
以下の記事は作詞初心者に向けた作詞のポイントを紹介しているのでぜひご覧ください。