「路上ライブをするためにどんな機材を揃えればいいの?」
「路上ライブセットを選ぶコツはあるの?」
これから路上ライブをしようと思っている人の中には、どのような機材を揃えればよいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。
実は、ライブハウスと路上で揃えるべき機材や機材選びで着目するポイントが異なるのです!
本記事では、路上ライブで必要な機材セットや機材選びのコツを紹介します。
この記事を読めば、必要なセットを揃えることができ、路上ライブデビューが実現しますよ!
なお、路上ライブのやり方を紹介しているので、あわせてご覧ください。
目次
1.路上ライブをするために必要な機材セット
路上ライブをするために必要な機材セットを紹介します。
揃えるべき機材セットは以下の通りです。
順に必要な機材を紹介するので、機材を揃えるときの参考にしてください!
(1)マイク
路上では車や通行人の足音などの騒音があるので、マイクは必須アイテムです。
マイクには、コード付きとコードレスの2つのタイプがありますが、コードレスタイプの方をおすすめします。
マイク以外にも楽器やアンプなどコードで接続しなければならない機材があるので、片付けやライブ中の移動に便利です。
SHURE(シュア)社の「SM58」がマイクの定番なので、マイクを持っていない人におすすめです。
(2)マイクスタンド
弾き語りをする人は、マイクを手に持つわけにはいかないので、マイクスタンドも用意しておきましょう。
場所によって立って演奏することもあれば、座って行うこともあるので、マイクスタンドを購入するときは、角度を調整しやすいブームタイプにすることをおすすめします。
可動域が広く安定性が高いTAMA(タマ)の 「ブームマイクスタンド MS205」が使いやすいです。
立って演奏するときはストレートマイクスタンドになるので、場面にあわせて使い分けましょう。
(3)楽器
弾き語りをする場合は楽器が必要です。
路上ライブの楽器といえば、持ち運びが簡単で生音演奏ができるアコースティックギターが定番といえます。
エレキギターを使う人もいますが、アコースティックギターに比べて音が強いので、場所によっては周囲に迷惑をかける可能性が高いです。
エレキギターを使う場合は、場所や音量に気をつけてください。
もし、楽器にこだわりがなければ、YAMAHA(ヤマハ)の「アコースティックギター FG830」など、安くて初心者向けの楽器を選びましょう!
(4)アンプ
歌声や楽器音が周囲の騒音に負けないように、アンプを用意しておくことをおすすめします。
アンプを選ぶポイントは電池式のものを選ぶことです。
コンセント式は野外では使えないことが多いので、場所を選ばずに使える電池式、もしくはバッテリー式のアンプを持ち歩くことをおすすめします。
10Wほどの出力があれば、余程の環境ではない限り周囲に音が届くでしょう。
路上ライブ用のアンプでは、ROLAND(ローランド)の 「CUBE Street EX」が定番です。
路上ライブをしているパフォーマーの多くが愛用しているアンプなので、使ってみてください!
なお、以下の記事でおすすめのスピーカーについて紹介しているので、あわせてご覧ください。
(5)シールド
楽器をアンプに接続する場合は、セットでシールドも揃えておく必要があります。
シールドとは、アンプと機材をつなぐケーブルのことです。
シールドがなければ、アンプから音を出すことができません。
トラブルが起きたときのために、常に2本は常備しておくことをおすすめします。
シールドによって音色は変わりますが、最初のうちは1,000円前後のものでよいでしょう。
(6)譜面台
弾き語りをする場合は、譜面台を用意しておきましょう。
歌詞やコードを暗記して演奏できても、いざ人前に立つと緊張して忘れてしまうことがあります。
人前でパフォーマンスすることに慣れるまでは、安全策をとって譜面台を使いましょう。
風などで倒れないように安定性があるものを選ぶのがコツです。
YAMAHA(ヤマハ) の「MS-303ALS」が持ち運びやすくて使いやすいですよ!
(7)キャリーカート
キャリーカートがあると機材を持ち運ぶときに便利です。
路上ライブの場所までマイクや楽器、アンプ、譜面台を持ち運ばなければなりません。
荷物が少ない人や体力に自信がある人は必要ないかもしれませんが、帰りのことまで考えるとキャリーカートを用意しておくことをおすすめします。
キャリーカートはコンパクトで折りたためるのが使いやすいので、モノタロウの「カート 折りたたみ式 2輪 コンパクト」など使ってみてはいかがでしょうか。
2.失敗しない機材選びの3つのコツ
失敗しない機材選びのコツを紹介します。
機材選びのコツは以下の3つです。
順に紹介するので、機材選びの参考にしてください!
(1)予算を決める
機材選びで一番にすることは予算を決めることです。
機材は質にこだわると選択肢が広くなり、どれが自分に合っているのか選ぶのが難しくなります。
たとえば、「全体の予算を5万円として、楽器に2万円、アンプに1万円、他の機材に2万円を使う」のように、具体的に予算を決めるのがポイントです。
予算を決めなければきりがないので、まずはトータルで資金をいくら用意できるのか考えてみましょう!
(2)値段が安いものにする
最初は値段が安いものを選ぶことをおすすめします。
機材の扱い方に慣れていないうちは、故障や破損する可能性が高いです。
値段が高い機材は修理費用も高くなるので、トラブルが起きたときの負担が大きくなります。
また、万が一音楽活動を止めるとなったときに後悔することになるでしょう。
路上ライブデビューをして、音楽活動を継続すると決めたときに、機能性が高い機材に買い替えましょう!
(3)軽いものにする
機材を持ち運ばなければならないので、なるべく軽いものを選びましょう。
路上ライブ場所まで車で移動したり、キャリーカートで運んだりするからといって重量を軽視すると、積み下ろしで苦労することになります。
特に機材の中でもアンプは重いので、男性なら片手で、女性なら両手で軽く持てるくらいのものを選ぶのが無難です。
重い機材をオンラインショップで買うときは、実際に楽器屋で実物を確認してから軽さをチェックしましょう!
まとめ
路上ライブを行うには、専用の機材を揃える必要があります。
歌だけをパフォーマンスするのであればマイクやアンプだけでよいですが、弾き語りをする場合は、楽器に合わせて必要な機材を揃えてください。
今回紹介した3つの注意点を参考に、路上ライブセットを揃えましょう!
なお、以下の記事で路上ライブでお金を稼ぐ方法を紹介しているので、あわせてご覧ください。