路上ライブでお金を稼げる?稼ぐための3つのコツと3つの注意点

「路上ライブでお金を稼ぐことはできるの?」
「路上ライブでお金を稼ぐにはどうすればいいの?」

路上ライブでお金を稼ぎたいと思っている人は多いのではないでしょうか。

路上ライブでお金を稼いでいる人はたくさんいますが、実は誰でも稼げるようになるわけではなく、ちょっとしたコツを押さえる必要があるのです!

本記事では、路上ライブのお金がらみの実態や稼ぐコツ、路上ライブをする上での注意点を紹介します。

この記事を読んで、路上ライブを適切に行いお金をかげるようになりましょう!

なお、以下の記事で、路上ライブのやり方を紹介しているので、あわせてご覧ください。

正しい路上ライブのやり方とは?ファンを獲得するための4つのコツ!

2020.09.30

1.路上ライブの収入の実態

路上ライブの収入の実態

路上ライブで収入を得ている人はたくさんいます。

路上ライブで稼ぐことはできますが、たいていは稼ぐ金額は1日1~2万円程度です。

毎日安定して稼げれば、家族を養うくらいの収入を得られますが、プロの歌手のように非凡な才能を持っている人に限られます。

本格的にプロの歌手を目指すのではなく、趣味の延長として路上ライブをするのであれば、以下のような工夫をしなければ稼ぐことは難しいでしょう。

路上ライブで稼ぐための工夫例
  • お金を出すことに抵抗がない人が通る場所で行う(繁華街や歓楽街など)
  • ギターケースにお金を入れておき、お金を出すことの抵抗感をなくす
  • 協力者(さくら)を用意する

路上ライブだけで生計を立てるのは厳しいですが、実施回数によっては月に5万円程度稼ぐことも可能です。

初めから稼ぐ目的で行うよりも、路上ライブを楽しむことを第一にして最終的に稼げるようになりましょう!

2.路上ライブでお金を稼ぐ3つのコツ

路上ライブでお金を稼ぐ3つのコツ

路上ライブでお金を稼ぐコツを紹介します。

お金を稼ぐコツは以下の3つです。

  1. ファンを作る
  2. 場所と時間を決める
  3. インターネットやSNSで宣伝する

順に紹介するので、ポイントを押さえて効果的に路上ライブ活動をしましょう!

(1)ファンを作る

ファンを作る

路上ライブで稼ぐためにはファンを作るのが鉄則です。

ファンになってくれた人は、おひねりやCD・チケットを購入してくれるので、安定して収入を得ることができます。

また、ファンを作ることで、路上ライブをするたびにギャラリーになってくれるため、通行人が足を止めやすい状況を作ることが可能です。

ギャラリーが少ない状態では目立ってしまうので、歌や歌唱力に気を取られても通行人はなかなか立ち止まってくれません。

通行人からチップをもらうには、足を止めて自分の歌を聴いてもらう必要があるので、通行人が立ち止まりやすい環境を作るのもポイントです。

たとえば、以下のような方法でファンを増やすことができます。

ファンを増やす方法例
  • 演奏した動画をYouTubeにアップする
  • ギャラリーのリクエストを聞く
  • 流行っている曲を歌う

どうすれば多くの人に興味を持ってもらえるか考えて、ファン獲得に向けて取り組みましょう!

(2)場所と時間を決める

場所と時間を決める

路上ライブをする場所と時間を決めることで、ファン層や見込みファン層を集めることができます。

場所と時間が決まっていることで、いつでも会ったり歌を聴いたりすることができるため、固定ファンを獲得しやすくなるのです。

固定ファンはお金だけでなく物の差し入れなどでサポートや応援をしてくれるので、固定ファンは心強い存在といえます。

ファンに定期的に足を運んでもらえるように、路上ライブの開催は同じ場所で決まった時間に行いましょう!

(3)インターネットやSNSで宣伝する

インターネットやSNSで宣伝する

インターネットやSNSで路上ライブをすることを宣伝するのも効果的です。

路上ライブからSNSで知名度が上がり、メジャーデビューしたNovelbright も路上ライブを実施する旨の宣伝をしていました。

オンライン上で宣伝することで、思わぬところで人とのつながりが生まれる可能性があります。

たとえば、開催予定場所の近くで路上ライブをしているストリートミュージシャンとの接点が生まれ、ゲストとして参加することで自分の存在を周知させることができるかもしれません。

無料で活動報告や告知ができるので、積極的に宣伝しましょう!

3.路上ライブの3つの注意点

路上ライブの3つの注意点

路上ライブの注意点を紹介します。

気をつけるべきポイントは以下の3つです。

  1. 稼いだお金は課税対象になる
  2. 許可を取る
  3. 周囲に迷惑をかけない

順に紹介するので、路上ライブをするときは気をつけましょう!

なお、路上ライブをしていると警察に声をかけられることがあります。

以下の記事で、警察に声をかけられたときの対象方法などを紹介しているので、あわせてご覧ください。

路上ライブで警察に声をかけられる理由とは?注意を避ける4つのコツ

2020.09.30

(1)稼いだお金は課税対象になる

稼いだお金は課税対象になる

路上ライブで稼いだお金は課税対象になります。

ファンや通行人からおひねりやCD販売による収益は全て課税対象なので、稼ぐ金額によっては確定申告をしなければなりません。

個人の場合、年間20万円以上の収入があれば、確定申告を行う必要があります。

もし、年間で20万円以上の収入を得ているにもかかわらず確定申告をしなければ、申告漏れや所得隠しとなりペナルティとして加算税が課せられるのです。

知らなかったでは済まされない場合があるので、年間20万円以上稼ぐと確定申告の義務があることを頭に入れておきましょう!

(2)許可を取る

許可を取る

路上ライブをするときは、必ず許可を取りましょう。

路上ライブの開催場所を決めたら、市役所や区役所に連絡して路上ライブの内容を伝える必要があります。

市役所や区役所に伝える内容
  • アンプの音量
  • 開催場所
  • 開催時間
  • 演奏人数

路上ライブ中に警察や通行人から許可を取得しているのか聞かれることがあるので、許可を取った事実を示すために以下の項目をメモしておきましょう!

メモしておくべき項目
  • 連絡を入れたときの担当者
  • 連絡した日時
  • 許可を取った相手(市役所や区役所)の連絡先

許可を取ったことを証明できるようにしておけば、堂々とパフォーマンスをすることができますよ!

(3)周囲に迷惑をかけない

周囲に迷惑をかけない

気持ちよく路上ライブをするために、周囲に迷惑をかけないことを第一に考えることが重要です。

たとえば、音量が大きかったり就寝時間に行ったりすると、近隣住民に迷惑をかけることになります。

近隣の人から嫌悪感を持たれると居心地が悪くなるので、自分の思ったとおりにパフォーマンスができなくなるでしょう。

最悪の場合、ファンと近隣の人との間でトラブルに発展する可能性もあるので、なるべく周囲に迷惑をかけない場所や時間で行うことをおすすめします。

たとえば、以下のような気配りを持つことがポイントです。

路上ライブをするときの気配り例
  • 遅くても就寝時間(22時など)で切り上げる
  • 周辺に住宅がある地域は避ける
  • 通行人の邪魔にならないように広いスペースで行う

悲しむ人が現れないように気を配り、楽しく路上ライブを行いましょう!

まとめ

路上ライブでお金を稼ぐことは可能です。

ただし、路上ライブを行ったからといってすぐに稼げるとは限りません。

ファンを作り、開催時間や場所を決め、SNS等で積極的に宣伝しましょう。

路上ライブをするときは、許可をとったり場所や時間を考慮したりして近隣の人に迷惑をかけないように行ってください!

なお、以下の記事で路上ライブに必要なセットを紹介しているので、あわせてご覧ください。

路上ライブで必要な機材セットとは?失敗しない機材選びの3つのコツ

2020.09.30

関連記事