合唱でハモろう!アカペラで歌いたいおすすめ4曲と選び方を解説【2023】

「アカペラで歌うのにおすすめの曲は?」
「アカペラ曲の選び方のコツを知りたい!」

アカペラに挑戦したいと考えているけれど、どんな曲が向いているのかがわからないという人も多いのではないでしょうか。

ハーモニーが魅力のアカペラは、曲選びが重要です!

本記事ではアカペラで歌うのに適した4曲の紹介と、曲選びの際のヒントを解説します。

この記事を読んでアカペラの知識を深めて、アカペラの美しいハーモニーを奏でてくださいね!

なお以下の記事では、アカペラのパートとその役割についてまとめているので、あわせてご覧ください。

1. アカペラ曲を選ぶ際のヒント3選

アカペラとは無伴奏で歌うことです。

基本的に5〜6人グループで構成されますが、アレンジ次第では4人以下でも可能です。

アカペラでは全員が違ったパートを担当し、それが重なることにより、1つの音楽となります。

同じ曲でもアレンジによって、そして歌い手によってガラっと変わるのが魅力です。

では、アカペラ曲を選ぶ際のヒントをみていきましょう。

(1)男声・女声をどう編成するか

アカペラで歌うには、まず男女編成を考えるためにメンバーの声域をチェックしましょう。

ただし、楽譜上では男声、もしくは女声パートとなっていても、声域が広い人であれば性別にこだわる必要はありません。

そして、どんなジャンルの曲をどんなアレンジで歌いたいかを相談して決めましょう。

人の声は、いまだに機械で作ることができないほど沢山の音色が出ます。

そのため常識にとらわれず、新しいアレンジに挑戦できるのもアカペラの醍醐味と言えます。

(2)曲のリズム感はどうか

アカペラの初心者は、リズムの良い曲を選ぶと良いでしょう。

その理由は、歌が上手い人が集まっていても、メンバー間のリズムが合わないということはアカペラではよくあるからです。

音が綺麗に調和しているのに、リズムが調和していないと曲は一つにまとまりません。

逆に、多少音が外れていてもリズムが揃っていれば、お客さんもノリを感じやすく、共感も得やすくなります。

また、自然と抑揚もつき、盛り上げたいポイントやしっとりと聞かせたいところが伝わるので、繰り返しの練習でリズムが揃うようにしておきましょう。

(3)掛け合いに挑戦するには

アカペラの上級者は、掛け合いや曲調変化の多い曲にチャレンジしてみましょう。

なぜなら、はっきりとした構成の変化があると一気に難易度が上がるからです。

リード、コーラス、ベースがそれぞれ違った動きをすると、曲全体に立体感が生まれます。

また、全員でのハモリを、字ハモ(歌詞でハモること)やロングトーンに使うことで、サビとメロディにギャップを作ることができれば、聴く人を圧倒させることができるでしょう。

ぜひ上級者は掛け合いや曲調変化の曲に挑戦したり、自由な発想で歌い方をアレンジしたりして アカペラを通じて観客と感動を共有してください。

2.【2023】おすすめのアカペラ曲4選

J-POP中から、アカペラに向いているおすすめ4曲を紹介します。

  1. 僕のこと / Mrs. GREEN APPLE
  2. アイネクライネ / 米津玄師
  3. 星影のエール / GReeeeN
  4. ハルノヒ / あいみょん

どの曲もリズムが良いので、初心者も気持ちよく歌うことができますよ!

(1)僕のこと / Mrs. GREEN APPLE

『僕のこと』は、Mrs. GREEN APPLEの8作目のシングルで、自分の人生をそっと肯定してくれるような応援歌です。

5人組のロックバンドのMrs. GREEN APPLEは、Popなメロディや若者に寄り添った歌詞で10代を中心に圧倒的な支持を得ています。

『僕のこと』をアカペラで歌う場合、サビの音域が高いので、女声のリードボーカルが適しています。

高音が負担であればリードの回しを行い、サビを女声→男声にスイッチするなどアレンジしても面白いでしょう。

またMrs. GREEN APPLEの曲では、歌いやすい・盛り上がるサビがある『インフェルノ』『 青と夏』 『ロマンチシズム』もアカペラに向いています。

(2)アイネクライネ / 米津玄師

米津玄師は、今や知らない人はいないほど有名なシンガーソングライター、音楽プロデューサーです。

『アイネクライネ』(Eine Kleine)は、2014年に発表された 2ndアルバム『YANKEE』に収録されています

『アイネクライネ』をアカペラで歌う場合、柔らかい音色と硬い音色を使い分けながら歌うと、総合的な完成度が高くなるでしょう。

この曲の歌詞は解釈が難しいですが、自分の状況に準えながら歌うことで感情移入しやすく、聴いている人の心をドラマチックに揺さぶることができるでしょう。

米津玄師の曲はどれも単純なメロディーに声が響きやすい歌詞が魅力で、アカペラ初心者も楽しく歌うことができますよ!

(3)星影のエール / GReeeeN

『星影のエール』はGReeeeNの34枚目のシングルで、連続テレビ小説『エール』の主題歌に抜擢されました。

『星影のエール』はドラマの舞台であり、GReeeeN結成の地でもある福島県への思いを注ぎ込んだ渾身の応援歌です。

そのためアカペラで歌う場合サビの部分の3連符を、前へ、未来へと進んでいく前向きなイメージをしっかりと表現するようにしましょう。

夫婦、親子、恋人、親友、それぞれ自分にとって大切な人の顔を想像しながら、エールを届ける気持ちで歌ってみてください。

このほか『道』『キセキ』『遥か』など歌詞の語尾に韻が踏まれているのも多いので、GReeeeNの曲は発声的にとても歌いやすくアカペラに向いています。

(4)ハルノヒ / あいみょん


あいみょんは女の子の等身大の気持ちを歌った楽曲が共感を呼び、カリスマ的な人気を誇るシンガーソングライターです。

『ハルノヒ』は、アニメ映画『クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』の主題歌として書き下ろされたもので、メジャー7枚目のシングルとして発売されました。

野原しんのすけの両親であるみさえとひろしの姿を中心に、野原家の家族愛を歌った楽曲になっており、ひろしがみさえにプロポーズした場所「北千住駅のプラットホーム」というフレーズから始まります。

『ハルノヒ』はメロディが難しくリズムがズレやすい曲であるため、アカペラで歌う場合、歌詞の語尾の伸ばす拍数をカウントするなど練習に工夫が必要です。

また、単調にならないようメリハリをつけること、さらに、透明感のある発声を心掛けると良いでしょう。

あいみょんの名曲『マリーゴールド』『君はロックを聴かない』『愛を伝えたいだとか』もアカペラに向いているので、初心者から上級者までぜひチャレンジしてみてくださいね!

まとめ

アカペラで歌いたいおすすめ4曲と曲選びの際のヒントを紹介しました。

アカペラの練習をするときにいきなり難しい曲や、メンバーの声に適していない曲を選んでしまうと、上手く歌えないどころか無理をして喉を痛めてしまう恐れもあります。

今回紹介した曲選びの際のヒントを参考にして、ぜひあなたも歌好きの仲間と一緒にアカペラを楽しんでくださいね!

以下の記事では、アカペラの主要パートとその役割について解説しているのでぜひご覧ください。

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