ミックスボイスができているか判定!判定方法4ステップと3つの注意点

「ミックスボイスを練習してきたが、うまくできているのだろうか?」
「ミックスボイスができているかを判定する基準はあるの?」

このように悩んでいませんか?

ミックスボイスは高い音域を地声のように力強い声で歌うテクニックを指しますがことが、習得できているかを判定するのは容易ではありません。

今回の記事では、ミックスボイスの判定方法や判定時の3つの注意点を紹介するのに加えて、ミックスボイスがうまくできない時の3つのチェックポイントについても解説します。

この記事を読んで自分がミックスボイスを習得できているかを正しく確認し、さらに歌唱力を高めていってください!

1.ミックスボイスを判定する4つのステップ

喉周辺が力んでいる

ミックスボイスの判定にはさまざまな方法が用いられますが、今回は専門家でなくても比較的判定しやすい方法を以下の4ステップで紹介します。

  1. 喚声点付近の音域を歌う曲を選定する
  2. 地声で歌ってみる
  3. 裏声で歌ってみる
  4. ミックスボイスで歌ってみる

順番に説明します。

ステップ1.喚声点付近の音域を歌う曲を選定する

シンガーソングライターになる3つのコツ

ミックスボイスの判定方法の1つ目のステップとして、喚声点付近の音域を歌う曲を選定します。

喚声点とは、低い声から徐々にキーを上げていった際に地声から裏声に変わる高さのことを指します。

ミックスボイスは裏声に変わる音域を地声のような力強さで歌う手法ですので、うまく歌えているかを判定するためには喚声点付近の音域で歌うことが重要です。

また、リラックスして歌えるように自分の歌い慣れた曲でチャンンジするのが良いでしょう。

このように、ミックスボイスを判定するための第1ステップとして、喚声点付近の音域の歌を用意しましょう。

ステップ2.地声で歌ってみる

ミックスボイスの判定方法の2つ目として、用意した曲を地声で歌ってみます。

地声で歌うと、喚声点付近で声が裏返ったり、喉を締めるような歌い方になってしまうかもしれません。

ミックスボイスを判定するための過程ですので、それで構いません。

このように、ミックスボイスを判定するための第2ステップとして、地声で歌ってみて喚声点付近から歌い方が苦しくなることを確認してください。

ステップ3.裏声で歌ってみる

ミックスボイスの判定方法の3つ目として、用意した曲を裏声で歌ってみます。

裏声で歌うと、息がスース―漏れてしまう場合や低いところでは地声にひっくり返ってしまうこともあるでしょう。

これもミックスボイスを判定するための過程ですので、問題ありません。

このように、ミックスボイスを判定するための第3ステップとして、裏声で歌ってみて息漏れがしたり地声にひっくり返ってしまうことを確認してください。

ステップ4.ミックスボイスで歌ってみる

ミックスボイスの判定方法の4つ目として、ミックスボイスで歌ってみます。

自分がミックスボイスと思っている歌い方をした時に、地声や裏声で歌った時と比べて声質が安定して低音から高音まで統一されていれば、ミックスボイスができていると言えます。

この時、無理のない発声で喚声点付近を歌えていることが大切です。

ミックスボイスで歌えているように思っていても、地声を無理に張り上げているようであれば、喉に負担がかかり、すぐに疲れて長く歌い続けることができません。

最初は弱弱しい発声でも良いので、無理なく喚声点付近を歌えていることがミックスボイスができているという判断基準になります。

2.ミックスボイス判定時の3つの注意事項

次に、ミックスボイスを判定する際の注意事項を以下の3点に分けて説明します。

  1. 他人がミックスボイスを正しく判定するのは難しい
  2. 息を過度に吐き過ぎない
  3. 声を張り上げない

順番に説明します。

注意1.他人がミックスボイスを正しく判定するのは難しい

裏声が弱い

ミックスボイスを判定する際の注意事項の1つ目に、他人がミックスボイスを正しく判定するのは難しい点が挙げられます。

ミックスボイスが地声から裏声への変換をスムーズにつなぐスキルであることを考えると、ミックスボイスに切り替えたことを他人が簡単に判断できてしまう場合には、うまくミックスボイスが使えているとは言えません。

うまくミックスボイスを出せる人は、他人には地声で歌い続けてるように聞こえるはずであり、他人が正しく判定することは非常に難易度が高いのです。

例えば、スピッツの代表曲の1つである「空も飛べるはず」は、草野マサムネさんの地声から裏声への変換が自然すぎて、どこでミックスボイスへ切り替えているのか分かりませんよね。

また、喉の構造や声の出し方は人によって違うため、ミックスボイスを出すときの喉の締め方や筋肉の動き・強さも人それぞれ異なります。

そのため、ミックスボイスができている人と全く同じ感覚で自分が歌ったとしても、ミックスボイスが成功するとは限りません。

中には、「ミックスボイスができていますか?」と他人に聞く人はおそらくミックスボイスをマスターできていないという厳しい意見もあります。

ミックスボイスという地声とも裏声とも全く異なる声をマスターできてきれば、歌う感覚の違いとして自分自身が一番分かるはずだからです。

このように、ミックスボイスがうまくできているかを他人が判定することは非常に難しいため、自分の感覚で判断するか、スキルの高いボイストレーナーに判断を仰ぐのが良いでしょう。

注意2.息を過度に吐き過ぎない

腹式呼吸を意識してお腹から声を出す

ミックスボイスを判定する際の注意事項の2つ目に、息を過度に吐き過ぎない点が挙げられます。

息を過度に吐くと、喚声点をごまかせてしまいます。

これでは喚声点付近をうまく歌えているように聞こえても、ミックスボイスのおかげではなくただ息を混ぜて取り繕っているだけの状態です。

このような歌い方がついつい癖になっている人もいますが、あくまでミックスボイスの判定が目的ですので、息を吐き過ぎないことを意識しながらい歌いましょう。

注意3.声を張り上げない

地声で出る高音の限界を把握する

ミックスボイスを判定する際の注意事項の3つ目に、声を張り上げない点が挙げられます。

喚声点付近で声が裏返りそうになると、それを阻止しようと声を張り上げたくなります。

これも注意2.息を過度に吐き過ぎないと同様に、うまく歌えるように聞こえているだけでただのごまかしです。

ミックスボイスは一定のキーまで歌えたら合格というものではなく、喚声点付近でもうまく声がつながるかどうかが判定基準です。

そのため、声を張り上げることなく、一定の音質を保って無理なく低音から高音まで統一して歌うことに注意しましょう。

3.ミックスボイスがうまくできない時のチェックポイント

裏声が弱い

最後に、ミックスボイスがうまくできない時のチェックポイントを以下の3項目紹介します。

チェックポイント 詳細
1 舌の位置は正しいか あくびをした時の位置になっているか確認する
2 リラックスできているか あくびや深呼吸により緊張をほぐす
3 声量を意識する 息の量を減らしつつ声量が変わらないように腹筋でコントロールする

 ミックスボイスがうまくできない時の対処方法については、以下の記事でも詳しく紹介しています。

ミックスボイスをマスター!4つの練習方法とおすすめ練習曲3選

2020.09.25

このように、ミックスボイス判定の結果うまくできていない場合には、ぜひ上記の3点をチェックしてみてください。

まとめ

今回の記事では、ミックスボイスの判定方法や判定時の3つの注意点を紹介するのに加えて、ミックスボイスがうまくできない時の3つのチェックポイントについても解説しました。

ミックスボイスは高い音域を地声のように力強い声で歌うテクニックを指しますがことが、習得できているかを判定するのは容易ではありません。

この記事を読んで自分がミックスボイスを習得できているかを正しく確認し、さらに歌唱力を高めていってください!

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。