「路上ライブを実施したいが、何を用意すればいい?」
「路上ライブの機材にはいくらくらいお金がかかるの?」
このように悩んでいませんか?
路上ライブを行う際には必ず用意しなければならない機材があり、どのような機器を選定するかでライブの質も大きく変わってきます。
今回の記事では、路上ライブに必要な5つの機材を紹介するのに加えて、機材を揃える便利な2種類の方法についても解説します。
この記事を読んで必要な機材を準備し、ぜひ路上ライブに挑戦してみてください!
1.路上ライブに必要な5つの機材
ここからは、路上ライブに必要な機材を以下の5点紹介します。
- アンプ
- マイク・マイクスタンド
- シールド
- 譜面台
- チラシ
順番に紹介します。
(1)アンプ
路上ライブに必要な機材の1つ目にアンプが挙げられます。
静かな場所でアコースティックギターで弾き語りを行う場合にはある程度アンプなしでも演奏することができますが、人通りの多い場所でしっかりと音楽を聴いてもらいたい場合にはアンプは必須アイテムです。
路上ライブでアンプを準備する際には、野外でコンセントのない場所でも使えることが大前提となります。
そのため、路上ライブに対応できるアンプとしては電池式か充電式のものを用意するか、コンセントタイプのアンプにバッテリーを外付けするかのいずれかから選ぶことになりますが、一番使いやすいのは電池式です。
電池式であれば、電池があれば気軽に使え、万一ライブ中に電池切れが発生しても予備の電池に入れ替えることで即座に対応することができるからです。
おすすめのアンプは「ローランド Cube Street」で、多くの路上ライブユーザーが利用するローランドシリーズの中のスタンダードモデルです。
乾電池駆動で最大15時間使用できるほか、ギター/インストルメント、 マイク/ライン・チャンネルの2系統を装備しています。
さらに高性能を求める方は同じ製品のハイモデルにあたる「ローランド Cube Street EX」が電池8本で最大50Wまで出力できるほか、4系統のチャンネルを持ち、マイク・ギター以外にキーボードなども同時に繋ぐこともでき、おすすめです。
アンプについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
このように、路上ライブで多くの人にしっかりと音楽を届けるためにはアンプを準備する必要があり、購入時にはコンセントなしでも使えるモデルを選択する必要があります。
(2)マイク・マイクスタンド
路上ライブに必要な機材の2つ目にマイク・マイクスタンドが挙げられます。
多くの人に自分の声をクリアに届けるためにはやはりマイクが必要です。
初心者におすすめの安価なマイクとしては、「Audio Technica AT-X11」が挙げられます。
また、少々値は張りますが、音楽活動をしている人には有名な「SHURE SM58」もおすすめです。
微妙な声のニュアンスもしっかり再現してくれる、世界基準のマイクです。
ちなみに、路上ライブではマイクをずっと握っているのは難しいので、マイクスタンドも必ず用意しましょう。
椅子に座っても立っても角度を調整しやすく耐久性も高い「K&M 21020B」などがおすすめです。
このように、路上ライブで自分の歌声を多くの人にクリアに届けるためには、マイクとマイクスタンドを用意しましょう。
(3)シールド
路上ライブに必要な機材の3つ目にシールドが挙げられます。
ライブでギターをアンプにつないで演奏する場合、シールドも用意しなくてはなりません。
シールドは消耗品であり、ライブ中に断線してしまうリスクがありますので、予備も含めて2本以上用意するのがおすすめです。
おすすめのシールドは「CANARE PROFESSIONAL CABLE 5m」で、サウンドに癖がなくフラットな音が出せる上に非常に安価です。
このように、ギターとアンプを使用する場合にはシールドが必要で、ライブ時には万一の故障に備えて予備も用意しておきましょう。
(4)譜面台
路上ライブに必要な機材の4つ目に譜面台が挙げられます。
譜面をわざわざ見なくても頭に入っているから大丈夫という方もいるかもしれません。
しかし、人前で行うライブは緊張してコードや歌詞が頭から飛んでしまう可能性があります。
また、路上ライブならではのお客様からのリクエストがあった場合にもその場で対応するためには譜面は欠かせませんので、譜面台はぜひ用意しておきましょう。
譜面台のおすすめは「KC キョーリツ 軽量スチール製折りたたみ式譜面台 MS-200J/BK」で、安価でありながら安定感があります。
このように、路上ライブでは急なトラブルやリクエストがつきものですので、いつでも対応できるよう譜面台を用意しておきましょう。
(5)チラシ・フライヤー
路上ライブに必要な機材の5つ目にチラシ・フライヤーが挙げられます。
路上ライブは今まで自分のことを知らなかった新しいお客さんに音楽を聴いてもらえるチャンスです。
せっかく興味を持ってくださったお客様には自分のことをもっと知ってファンになってもらいたいですね。
そのため、自分のSNSアカウントやライブ予定を書いたチラシやフライヤーをあらかじめ用意しておき、足を止めて演奏を聴いてくださった方には漏れなく配るようにしましょう。
このように、路上ライブを行う際にはあらかじめチラシやフライヤーを用意しておき、興味を持ってくださった方々に配ってファンの獲得につなげましょう。
2.機材を揃える便利な2種類の方法
路上ライブの機材を一式揃えるのは大変ですが、比較的便利に揃えられる方法を以下の2種類紹介します。
- セット購入
- レンタル
順番に説明します。
(1)セット購入
機材を揃える便利な方法の1つ目にセット購入が挙げられます。
上で紹介したアンプ・マイク・マイクスタンド・譜面台・シールドなどがセットになってお買い得に販売されていますので、一から機材を揃える方には非常に便利です。
また、セット販売の場合は全ての機材がコンパクトにおさまるケースも付属されていることが多く、実際の持ち運びに利用できる点もメリットです。
おすすめのセット商品は、「ローランドの路上ライブコンプリートセット」で、おすすめのアンプとして紹介したローランド製アンプCube StreetにCUSTOMTRY製マイク・マイクスタンド・専用ケースがセットになって販売されています。
このように、初めての路上ライブで何も必要な機材を持っていないという方は、一式セットで購入するのが便利です。
(2)レンタル
機材を揃える便利な方法の2つ目にレンタルが挙げられます。
せっかく機材を一式購入しても、その後も路上ライブを続けていくか分からないという方にはレンタルがおすすめです。
また、どのような機材が良いか分からない方は、試しにレンタルで機材を利用し、気に入ったものを後で購入する際の参考にすることもできます。
機材を購入してしまうと保管場所も必要になりますので、使用頻度が少ない方にはレンタルは非常に便利です。
おすすめのレンタル業者は楽器レンタル・ドット・コムで、マイク・スタンド・アンプなど必要な機材だけをチョイスしてレンタルでき、路上ライブ向けに雨天キャンセル無料サービスも用意されています。
このように、機材を揃えても使い続けるか分からない・保管場所がない人にはレンタルがおすすめです。
まとめ
今回の記事では、路上ライブに必要な5つの機材と、機材を揃える便利な2種類の方法について解説しました。
路上ライブを行う際には必ず用意しなければならない機材があり、どのような機器を選定するかでライブの質も大きく変わってきます。
この記事を読んで必要な機材を準備し、ぜひ路上ライブに挑戦してみてください!