Novelbright(ノーベルブライト)のバズり方を音楽家が考察してみた!

「Novelbrightってなんで急に人気が出てきたの?」
「Novelbrightがバズった理由って何なの?」

最近SNS上で人気を集めているNovelbrightですが、バンド名を聞いたことがある人の中には、なんでここまで急にバズるようになったのか気になっている人も多いのではないでしょうか。

SNSでバズったことで人気を集めるようになったのですが、実は地道な努力の積み重ねによってここまで人気になったのです!

本記事では、Novelbrightがバズった理由について考察してみました!

この記事を読んで、Novelbrightの人気の秘密に触れてみましょう!

1.Novelbrightとは

Novel brightとは

https://twitter.com/Novelbright_jp/status/1351847628238016513

Novelbright(ノーベルブライト)は大阪出身の5人組ロックバンドです。

2019年の1月から以下のような現体制となりました。

ボーカル竹中 雄大(たけなか ゆうだい)
ギター山田 海斗(やまだ かいと)
ギター沖 聡次郎(おき そうじろう)
ベース圭吾(けいご)
ドラムねぎ

2019年の7月から路上ライブツアーの「崖っぷちどチクショー路上ライブTOURー〜アコースティック CD リリースツアー〜」を開催し、1カ月半もの期間をかけて5大都市を周りました。

このツアーの路上ライブの様子がTikTokを中心にSNS上でバズり、路上ライブ終了後も各種ストリーミングチャートで上位にランクインし続け、インディーズアーティスト史上初のレコード協会ストリーミング認定をされます。

2020年5月には初の全国流通アルバム「WONDERLAND」をリリースし、同年8月に「Sunny drop」でユニバーサル ミュージックよりメジャーデビューをしました。

代表曲は「Walking with you」で、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

2021年7月には大阪・大阪城ホールでワンマンライブを開催することが決定しているなど、今勢いに乗っているロックバンドです。

2.Novelbrightがバズった4つの理由

Novel brightがバズった4つの理由

https://twitter.com/Novelbright_jp/status/1349689328188882949

Novelbrightがバズった理由を紹介します。

考えられる理由は以下の4つです。

  1. トレンドからバズる傾向を推定して楽曲を作っている
  2. ファンを巻き込んだコミュニティを形成している
  3. ユーザーが共感したくなるような投稿をしている
  4. TikTokに路上ライブの風景を投稿し続けた

順に紹介するので、なぜNovelbrightがSNS上でバズらせることに成功したのかチェックしてみてください!

(1)トレンドからバズる傾向を推定して楽曲を作っている

トレンドからバズる傾向を推定して楽曲を作っている

https://twitter.com/Novelbright_jp/status/1348105613092429826

Novelbrightの楽曲はトレンドの傾向からバズることを想定して作られています。

意図的にバズらせることはかなり厳しいですが、「こうバズって欲しい」という考えを持って楽曲制作をし、SNSに投稿しているのです。

たとえば、普段の楽曲では使わない高音を使って、「カラオケで歌えないでしょ、これ」とバズることを狙うなど、拡散されそうな投稿をしていました。

ときには、「Walking with you」の楽曲がTikTokで多くの学生から使われるようになるなど、想定していないバズり方をすることもあり、その経験もバズる傾向の分析に生かしています。

自分たちのやりたいことにこだわりながらも、トレンドに合わせた取り組みをしている点が、Novelbrightがバズった理由の1つと言えるでしょう!

(2)ファンを巻き込んだコミュニティを形成している

ファンを巻き込んだコミュニティを形成している

https://twitter.com/Novelbright_jp/status/1336602835308331008

ファンを巻き込んだコミュニティを形成しているのもバズった要因の1つです。

Novelbrightはもともとバンドとしての力はありましたが、知名度も低く広く取り上げられることはほとんどありませんでした。

しかし、路上ライブを続けるうちに、着実にファンを獲得し、ファンの応援や協力によって知名度を広げていったのです。

たとえば、配信した楽曲のチャートの順位を少しでも上げるために、ファン自らNovelbrightの楽曲を発信して、瞬く間に多くの人に知れ渡るようになりました。

実際にチャートの順位が上がるとあたかも自分のことのように喜び、ファンがNovelbrightを盛り上げていくんだと一致団結するようになったのです。

Novelbrightはファンの支えがあってこそのバンドで、ファンがSNS上で応援コミュニティを作っていることもバズにつながったのでしょう!

(3)ユーザーが共感したくなるような投稿をしている

ユーザーが共感したくなるような投稿をしている

https://twitter.com/Novelbright_jp/status/1325429858483068928

NovelbrightのSNSでの投稿は、ユーザーが共感したくなるような内容になっています。

メンバーの圭吾さんが竹中雄大さんの歌声を少しでも多くの人に聴いてもらいたいと思い立ち、実験的に他人のようにNovelbrightの路上ライブの様子を投稿しました。

本人であれば、SNS上で新曲やライブの宣伝をするのは当然なのですが、宣伝っぽさを前面に出してしまうと、既存のファン以外にはなかなか届かず拡散されにくくなります。

認知度も高く、すでに多くのファンを獲得していれば、宣伝投稿でも自然と拡散していきますが、これからファン層を増やしていくには効果が薄いです。

そこで、初めて投稿を目にする人でも思わず見たり聴いたりしてしまうように、「この曲良くない?」のように客観的な意見を求めやすい内容にすることで、拡散することに成功しました。

いかにしてバズが起こるのかを考えていたことが良い成果につながったのかもしれませんね!

(4)TikTokに路上ライブの風景を投稿し続けた

TikTokに路上ライブの風景を投稿し続けた

https://twitter.com/Novelbright_jp/status/1327944799450632192

TikTokに路上ライブの様子を投稿したことも大きく影響しています。

@yudai_vo福岡キャナルシティ博多を本日Novelbrightがジャックしました。 #Novelbright #walkingwithyou #歌うま #歌ってみた #おすすめのりたい♬ オリジナル楽曲 – 竹中雄大 Novelbright 🥒 – 竹中雄大/YudaiTakenaka

TikTokはSNSでも特殊で、フォロワーになっていない人にもおすすめとして動画が紹介される仕組みになっています。

「いいね」のリアクションが多くなれば、それだけ関連動画として推奨されるようになり、Novelbrightを知らない人でもTikTokのユーザーに知ってもらうことができるのです。

動画を見ることがユーザーの目的なので、TwitterやFacebookよりも視聴してもらえる可能性も高く、効果的に拡散されていったと言えます!

まとめ

NovelbrightはSNS上で今勢いに乗っているロックバンドです。

音楽番組やCMなどメディア出演も増えており、YouTubeチャンネルの開設によって、これからますます目にする機会が増えるでしょう。

コロナ渦で決行されるか分かりませんが、2021年7月に大阪・大阪城ホールでワンマンライブの開催が決定しており着実に人気を集めているので、どのような音楽を届けてくれるのか今後の活躍に注目していきましょう!

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