ミックスボイスの出し方とは?上手く出す5つのコツと4つの練習法

「ミックスボイスってどうやって出すの?」
「ミックスボイスの練習のコツってあるの?」

ミックスボイスを習得して上手に歌いたいと思っている人の中には、どうやって練習すればよいのか分からない人も多いのではないでしょうか。

実はミックスボイスは誰でも出すことができ、普段出している声の出し方を意識して行うことが重要です!

本記事では、ミックスボイスが出ない原因や出し方、練習方法を紹介します。

この記事を読めば、ミックスボイスを習得して上手に歌えるようになりますよ!

1.ミックスボイスとは

ミックスボイスとは

ミックスボイスとは、地声(チェスとボイス)と裏声(ファルセット)を同時に出したような声のことで、ミドルボイスと呼ばれることがあります。

歌を歌っているときなど地声から裏声に切り替わる部分を喚声点といい、ミックスボイスを習得することで喚声点でスムーズに音を切り替えることが可能です。

地声と裏声を滑らかにつなぐことで、リスナーが音を違和感なく聴き取ることができるため、ミックスボイスを活用している人ほど歌が上手と認識されます。

苦しくなるまで地声で歌い急に裏声に切り替わる人は、裏声に切り替えた瞬間に音程を外したり喉を痛めたりしてしまうので、喉に負担をかけずに上手に歌いたい人はミックスボイスを習得しましょう!

2.ミックスボイスを出せない3つの原因

ミックスボイスを出せない3つの原因

どうしてもミックスボイスを出せない人の原因を紹介します。

ミックスボイスを出せない主な原因は以下の3つです。

  1. 喉周辺が力んでいる
  2. お腹から声を出していない
  3. 裏声が弱い

ミックスボイスを出せない原因を把握することで、出すための対策をすることができます。

順に紹介するので、自分がなぜミックスボイスを出せないのか原因を追究しましょう。

(1)喉周辺が力んでいる

喉周辺が力んでいる

ミックスボイスが出ない原因の1つは、喉周辺の筋肉が力んでいることです。

力んで筋肉が緊張していると、上手く喉や声帯を動かすことができません。

高い音を出すためには喉を広げ声帯を伸ばす必要があるので、無理に高い声を出そうとして喉に力が入りすぎると逆に声が出なくなるのです。

力が入りすぎると喉や声帯にかかる負担が大きくなり痛める可能性があるので、無理やり声を出そうとするのはおすすめしません。

高音を出すには力を入れるのではなく、リラックスして柔軟に喉の筋肉を動かすことを意識しましょう!

(2)お腹から声を出していない

お腹から声を出していない

お腹から声を出していなければ、高い音を出すことができません。

高音が出ない人ほど喉に力を入れて出そうとするので、思うように高い声を出すことができずかすれたような声が出ます。

喉を絞るだけである程度高音を出すことはできますが、力むのと同じように喉を痛めてしまうでしょう。

喉を痛めずに難なく高音を出すためには、腹式呼吸でお腹から声を出すことを意識することが重要です。

無理に喉を絞って高音を出すのではなく、お腹に力を入れて大きな声を出すことを意識しましょう!

(3)裏声が弱い

裏声が弱い

裏声が十分に出せていなければ、ミックスボイスを出すことが難しいです。

ミックスボイスは地声に裏声を混ぜて出すので、裏声が弱ければ地声で無理をする形になり、きれいな高音を出すことができません。

高音が苦手な人ほど裏声の声量が弱い傾向があるので、裏声を出す頻度が少ない人はきれいな裏声を出す練習をする必要があるでしょう。

地声は声帯を絞るだけで高音を出せますが、裏声は声帯を伸ばしながら絞る必要があるので、裏声は地声に比べて喉や声帯の動きが複雑になります。

裏声を出す訓練をしなければなかなかミックスボイスを出すことはできないので、日ごろから裏声を使う頻度を高めましょう。

3.ミックスボイスを出す5つのコツ

ミックスボイスの出す5つのコツ

ミックスボイスを出す流れをコツを踏まえて紹介します。

ミックスボイスを出す流れは以下の通りです。

  1. 腹式呼吸をする
  2. 裏声が出るタイミングを把握する
  3. ハミングを口から出すよう意識する
  4. 喉を開く
  5. 声帯を締める

順に紹介するので、ミックスボイスを出すときに意識して実践してみましょう!

なお、以下の記事で具体的にミックスボイスを出すコツを紹介しているので、あわせてご覧ください。

(1)腹式呼吸をする

複式呼吸をする

ミックスボイスを出すためには、強い声を出す必要があるので、腹式呼吸をしなければなりません。

腹式呼吸とは胸部をなるべく動かさずに、横隔膜を上下に動かすことで呼吸する方法です。

腹式呼吸をすることで、横隔膜に力が入り安定した声を出すことができます。

イメージとしてはおへそ周りに力を入れる感じで、みぞおちやあばら骨付近に力を入れて、この状態をキープしてください。

慣れないうちは声を出しづらいかもしれませんが、常に腹式呼吸を意識しておきましょう!

(2)裏声が出るタイミングを把握する

裏声が出るタイミングを把握する

ミックスボイスは地声と裏声の切り替わるタイミングを把握していなければ、意図的に出すことは難しいです。

歌っているときに喚声点の近くがどの辺りなのか把握しておくことで、意識してミックスボイスを出すことができます。

喚声点を見つけるときは、地声からスタートして順に音程を上げて声を出し、地声で出すのが厳しくなるタイミングを確認しましょう!

(3)ハミングを口から出すよう意識する

ハミングを口から出すよう意識するハミングを口から出すよう意識する

次に、ハミングを口から出すように意識します。

ハミングとは、口を閉じた状態で声を出すことで、鼻歌をイメージしてください。

鼻歌を歌っているときの声はミックスボイスに近い状態です。

口から音を出すのではなく、ハミングのように喉から鼻腔を通して頭頂部から音を出すイメージで声を出します。

口を閉じた状態でハミングをすると、喉の上や鼻の奥が響いているような感覚がある(鼻腔共鳴)ので、腹式呼吸でしっかり声を出しながら頭に上から音を出す意識で歌ってみましょう!

(4)喉を開く

喉を開く

ミックスボイスをしっかり出すためには、空気の通り道を広くするために喉を開く必要があります。

あくびのように口を大きく広げて、鏡で喉をチェックしましょう。

舌の付け根が下がっている状態になっていれば、喉が開いています。

舌が下がっている感覚を覚えて、地声から声の出し方を変えるときにいつでも喉を開けるようにしてください。

頭頂部から音を出すイメージで声を出しますが、喉を開くことで聴き取りやすい音を出すことができますよ!

(5)声帯を締める

声帯を締める

声帯を意図的に締められるようになれば、ミックスボイスを出すことが可能です。

声帯を締めると高い声が出やすくなります。

長く息を吐いている状態からいきなり息を止めたときの喉の奥の状態が声帯が締まった状態です。

息を止めたときの喉の奥の感覚を覚えて、いつでもその感覚を再現できるように声帯を締める練習をしましょう。

声帯を自由に締まることができれば、意図的にミックスボイスを出せるようになりますよ!

4.ミックスボイスを習得するための4つの練習

ミックスボイスを習得するための4つの練習

ミックスボイスを出す練習を紹介します。

ミックスボイスの練習は以下の通りです。

  1. インナーマッスルを鍛える
  2. 腹式呼吸を習得する
  3. 裏声を習得する
  4. 脱力して歌う

順に紹介するので、ミックスボイスを習得するための練習をしましょう!

なお、以下の記事でミックスボイスの練習方法を具体的に紹介しているので、あわせてご覧ください。

(1)インナーマッスルを鍛える

インナーマッスルを鍛える

ミックスボイスを出すためには、インナーマッスルを鍛えるのが効果的です。

インナーマッスルとは深層筋と呼ばれ、腹式呼吸を繰り返すことで鍛えることができます。

姿勢を維持したり体のバランスを保ったりするのに役立つイメージがあるかもしれませんが、声を出すときにも重要です。

声量を大きくしたり透き通った声を出すのに必要で、インナーマッスルを鍛えると声帯や喉を自在に閉じたり開いたりすることができます。

インナーマッスルを使えていない人は、声を出すときに力んでしまい、首筋や血管が浮き出るので、地声で限界の声を出しているときの首の状態を確認しておきましょう。

(2)腹式呼吸を習得する

複式呼吸を習得する

腹式呼吸を意識せずにできるようになるとミックスボイスがスムーズに出るようになります。

普段腹式呼吸をしていない人が腹式呼吸をしようとすると、おへそ周りに力を入れることに気を取られ、喉や声帯にまで意識を向けることが難しくなるのです。

一般的に胸で呼吸する方法(胸式呼吸)では、肩や首に力が入り、リラックスして声を出すことができません。

喉周りの筋肉も緊張で動きが鈍くなるため、思うようにミックスボイスを出すことができなくなります。

ミックスボイスを出すためには全身をリラックスさせて筋肉を動かしやすくすることがポイントなので、普段から腹式呼吸を意識しましょう!

腹式呼吸の練習方法は以下の通りです。

腹式呼吸の練習法

  • 背筋を伸ばし直立する
  • 脚を肩幅に広げ、力を抜く
  • お腹を膨らませながら息を限界まで吸う
  • お腹をへこませながら息を限界まで吐く

腹式呼吸は深呼吸を繰り返すことで習得することができます。

背中や腰が曲がっている状態では、効果的に鍛えることができないので、正しい姿勢を心がけましょう!

(3)裏声を習得する

裏声を習得する

ミックスボイスを出すためには、裏声を出す練習もおすすめです。

裏声は喉がリラックスしている状態でなければ出ないので、裏声で自由に歌えるようになれば、ミックスボイスを出すための喉や声帯の状態をいつでも作れるようになります。

裏声の練習は以下の通りです。

裏声を出す練習法

  • 地声から裏声に変わる感覚を覚える
  • 力まずに喉をリラックスさせた状態で「ナ」や「オ」の音で裏声を出す
  • 裏声を出したときに鼻の奥を響かせることを意識する

裏声の発生方法で、地声を出すとミックスボイスになります。

地声と裏声を交互に使い分けたり、地声で苦しい部分を全て裏声で歌ったりして、スムーズに裏声を出せるように訓練することがポイントです。

ミックスボイスを出すためには裏声の習得が不可避なので、最終的には裏声だけで歌が歌えるようになりましょう!

(4)脱力して歌う

脱力して歌う

ミックスボイスはリラックス状態を維持することが重要なので、いつでも脱力して歌えるようになっておきましょう。

脱力をすることで、喉周りの筋肉が和らぎ、ミックスボイスや裏声を出せるようになります。

以下の方法で脱力している状態を把握しましょう。

脱力する方法

  • 深呼吸を繰り返し体をリラックスさせる
  • あくびをするように声が出なくなるまで息を吐く

息を吐き切ると肩が下がり、力が抜ける感覚になるでしょう。

この感覚が脱力している状態です。

息を吐くことで喉周りの緊張をほぐすことができるので、力が入っている状態を感じたら深く息を吐いてみましょう!

まとめ

ミックスボイスを出すことで、歌を上手に見せることができます。

ミックスボイスは地声と裏声の間の声なので、感覚で覚えなければ出すことは難しいでしょう。

腹式呼吸で横隔膜に力を入れ、喉や声帯を自由に動かせるようになるとミックスボイスを出せるようになります。

今回紹介した4つの練習を繰り返して、自然とミックスボイスを出せるようになりましょう!

なお、以下の記事でミックスボイスがかすれてしまうときの対処法を紹介しているので、あわせてご覧ください。

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