「トラックメイカーの始め方は?」
「トラックメイクを始めるステップがわからない」
トラックメイカーを始めるには、機材を揃えるだけではなく、音楽理論も身につけなければなりません。
しかしどんな機材を買ったら良いか、わからなければ何もできませんよね。
この記事では、トラックメイカーの始め方を手順ごとに解説し、トラックメイクが上達するコツも解説します。
最後まで読めば、トラックメイカーの始め方がわかり、すぐにトラックメイクを始められるでしょう!
目次
1.そもそもトラックメイカーとは?
最高のアーティストと最高の仲間と最高のお客さん、#心拍数15Q 最高デシタ!!
DJ中一緒に踊ってくれた人達、ありがとうございマシタ!!そして、
“途中ステージ上がって来なよ”
って言ってくれた、僕にDJ、トラックメイクのキッカケをくれたKSUKEさん、
みんなみんな、Terima Kasihデス!!#BPM15Q pic.twitter.com/iTRWNT4d7A— (@iamkoeru) October 2, 2022
トラックメイカーとは、インストルメンタルトラックを作る人です。
楽曲からボーカル音源を取り除き、演奏のみの状態の楽曲を制作します。
その他制作したトラックを元にメロディをつけ、編曲まで行う作曲家の役割を兼任するトラックメイカーもいます。
トラックメイカーの仕事内容については、以下の記事で詳しく解説しているので、併せて読んでみてください。
2.トラックメイカーの始め方
トラックメイカーの始め方を詳しく解説します。
- 機材を揃える
- トラックメイクの教本で音楽理論を学ぶ
- 見よう見まねでトラックを作ってみる
- 有名トラックメイカーのテクニックを真似する
- オリジナルのトラックを作成する
トラックメイクを始めるには、まずは機材が必要です。
独学でも覚えられるため、トラックメイクを今から始めてみましょう。
トラックメイクの始め方を、1つずつ説明します。
(1)機材を揃える
最近のデスク環境ー!ブログ書いたりトラックメイクしたり。
向かいのリビングではスポンジボブ#お前らのpcデスク周り晒していけ pic.twitter.com/POAA7eVtBK
— バルキー@BeetsBeats/ENHANCE (@blky3) September 13, 2020
トラックメイカーを始めるには、まず機材を揃えましょう。
トラックメイクを始めるには、以下のような機材が必要です。
- PC
- DAW
- ヘッドホン(スピーカー)
- MIDIキーボード
- オーディオインターフェイス
トラックメイクには以上の機材が必須です。
スマホでビートメイクする方もいますが、本格的にトラックメイクしたいのであれば、PCを買いましょう。
トラックメイカーを始める方向けに、機材をまとめた記事も参考にしてください。
(2)トラックメイクの教本で音楽理論を学ぶ
機材を揃えたら、早速トラックメイクの教本を買って音楽理論を学びましょう。
トラックを作ってみても良いですが、まだ右も左も分からない状態では、トラックメイクできません。
まずは音楽の基本を身につけるために、教本を買いましょう。
おすすめの本は「トラックメイキングの基本スキル 」です。
トラックメイクの基本から応用編まで、さまざまなビートの作り方を学べます。
(3)見よう見まねでトラックを作ってみる
トラックメイキングの基本を学んだから、まずはトラックを作ってみましょう。
教本で覚えたテクニックを使い、トラックを作ってみてください。
最初のうちは、納得できるトラックが作れないかもしれません。
試行錯誤して何個もトラックを作るうちに、トラックメイキングの感覚がわかってくるはずです。
(4)有名トラックメイカーのテクニックを真似する
トラックメイキングの技術を上げるために、有名トラックメイカーのテクニックを真似てみましょう。
トラックメイカーたちの楽曲は、聞くだけで「この人が作った」とわかる個性があります。
初心者のうちはオリジナルテクニックを作ることはできませんが、真似して理論を学ぶことはできるはずです。
有名トラックメイカーの楽曲を聴き込んで、真似ることで自分なりのトラックメイクが見えてくるでしょう。
世界で活躍するトラックメイカーは、この記事で紹介しています。
(5)オリジナルのトラックを作成する
トラックメイクに慣れてきたら、オリジナルのトラックを作りましょう。
自分だけのオリジナルトラックを作り、誰かに聞いてもらってください。
感想を聞いて、改善点を教えてもらってやり直すだけで、トラックメイクがグッと上手くなります。
周囲にトラックメイクに理解がある人がいない場合は、SNSやYouTubeで発信するのも良いでしょう。
3.トラックメイク初心者が早く上達するコツ
トラックメイカーの始め方を学んだら、いち早く上手くなりたいですよね。
- SNSでトラックを公開して感想を求める
- たくさんのトラックを作る
- 基本を学んでから応用に入る
トラックメイクがうまくなるには、以上の3つのコツを実践しましょう。
1つずつ説明します。
(1)SNSでトラックを公開して感想を求める
トラックメイカーとして腕を上げるには、SNSでトラックを公開して、たくさんの人から感想をもらいましょう。
トラックは自分で満足していても、意味がありません。
リスナーの心を打つかどうかは、人に聞いてもらわないとわからないためです。
SNSでトラックを発信し、ファンから感想を貰えば、思わぬ改善点や自分のクセが見えてきます。
とにかくトラックをたくさん作り、人に聞いてもらって改善するステップを繰り返しましょう。
(2)たくさんのトラックを作る
トラックメイキングが上達するには、たくさんのトラックを作りましょう。
最初は1つのトラックを作るのに時間がかかりますが、徐々に慣れてきてスピーディに作れるようになります。
例として、日本を代表するトラックメイカーのKREVA(クレヴァ)さんは、わずか20分でトラックメイク、ラップまで披露しています。
トラックを量産し、さまざまなビートに挑戦してみてください。
理論だけではわからない、自分で実践してみて初めて理解できる音楽理論があります。
トラックを量産することで、学んだ理論をアウトプットして新しいビートを生み出せるようになるでしょう。
(3)基本を学んでから応用に入る
トラックメイクがうまくなるためには、まず基本をしっかり身につけてください。
トラックメイカー初心者にありがちな失敗が、音楽理論を飛ばしてトラックを量産してしまうことです。
型破りなトラックメイクで成功する人は、本当に天性の才能がある一部の人だけ。
初心者は、今までにないトラックを作ろうとしてしまい、基礎を忘れて失敗して消えていくことが多いです。
そのため、まずは教本で基礎や音楽理論を学び、地道にトラックを作りましょう。
ベーシックなテクニックを用いたトラックで自信をつけてから、応用したビートを作るようにしてください。
それまでは、有名なトラックメイカーの真似をしたり、教本を見ながらトラックを作ってみましょう。
まとめ
トラックメイカーの始め方は、機材を買うことから始まります。
機材を揃えたら音楽理論を学び、あとは多数のトラックを作っていきましょう。
基本に基づいたトラックを作っていくうちに、自分なりのビートが見つかるはずです。
記事を参考にして、トラックメイクを始めましょう!