オープンマイクとは?参加する3つのメリットと必要なもの・参加の流れ

「オープンマイクって具体的にどういったことをするの?」
「オープンマイクに参加するにはどうしたらいいの?」

ステージに立って歌などをパフォーマンスしたいと思っている人の中には、オープンマイクについて情報を集めている人もいるのではないでしょうか。

実は、オープンマイクに参加すれば、かけがえのない経験や音楽業界で生きていくためのチャンスが得られることがあるのです!

本記事では、オープンマイクとは何なのかをはじめ、オープンマイクに参加するメリットや必要なもの、参加の流れについて紹介します。

この記事を読めば、オープンマイクを通して貴重な経験を積むことができますよ!

1.オープンマイクとは

オープンマイクとは

オープンマイクとは、カフェやバー、ライブハウスなどが誰でも音楽パフォーマンスできるように店内を開放するイベントのことです。

アメリカ発祥の文化で、日本では珍しいかもしれませんが、海外では比較的ポピュラーなイベントとして定着しています。

参加者は、1回の出演で3曲ほど披露するのが一般的ですが、場所や出演者数によっては曲数や時間で区切るパターンもあるでしょう。

オープンマイクの魅力は、誰でも参加できる点です。

たとえば、以下のような人が参加しています。

オープンマイクに参加する人
  • 趣味で音楽活動をしている人
  • プロを目指しているアマチュア
  • 既にプロとして活躍している演奏家
  • LIVE集客のための告知

仕事帰りや休日にふらっと立ち寄って参加する人が多く、音楽を愛する人が一度に集まります。

ステージが設置されているカフェやバーでは、不定期にオープンマイクが開催されることが多いです。

近場にそのようなお店があれば、音楽パフォーマンスができないか交渉してみるとよいでしょう。

2.オープンマイクに参加する3つのメリット

オープンマイクに参加する3つのメリット

オープンマイクに参加するメリットはいくつかあります。

主なメリットは以下の3つです。

  1. 低コストでアピールできる
  2. 人前でパフォーマンスする練習になる
  3. たくさんの音楽関係者と知り合える

順に紹介するので、オープンマイクに参加する際のモチベーションにしましょう。

(1)低コストでアピールできる

低コストでアピールできる

オープンマイクはチケットノルマ(チケット販売のノルマ)がないため、低コストで音楽パフォーマンスをすることができます。

ライブハウスなどでLIVEを開催する場合は、出演者は主催者から3~5万程度のチケットノルマが課せられるのが一般的です。

課せられたチケット分だけ、自分たちで売りさばかなければ自腹を切ることになります。

一方、オープンマイクの参加費は1,000~2,000円程度です。

店内にいるお客さんに向けてパフォーマンスをするため、自分でお客さんを呼ぶ必要もありません。

そのため、無名の状態でも安心してLIVE感覚でアピールできます。

(2)人前でパフォーマンスする練習になる

人前でパフォーマンスする練習になる

人前でパフォーマンスする練習にもなります。

オープンマイクは観客数が少なく、失敗しても今後の活動に大きな支障が発生しづらいため、予行演習として最適です。

いくら自信があっても、人前でパフォーマンスをするのに慣れていなければ、緊張して思うようにアピールすることができない可能性があります。

LIVEで緊張などを理由に失敗するのは勿体ないので、人前に立つことに慣れていない人は、オープンマイクで免疫をつけましょう。

(3)たくさんの音楽関係者と知り合える

たくさんの音楽関係者と知り合える

オープンマイクには音楽関係者が参加するので、たくさんの人と知り合えます。

たとえば、同じ趣味や夢を抱いている人と知り合いになれば、仲間として互いを刺激し合う関係が築けるでしょう。

また、プロデューサーなどプロの音楽関係者とつながりが生まれる可能性もあります。

もし自分のパフォーマンスがどこかの音楽関係者の目に留まれば、人生が変わることがあるかもしれません。

どこでどのような出会いが生まれるか分からないので、たくさんイベントに参加して、さまざまな人脈を広げることをおすすめします。

3.オープンマイクに必要なもの

オープンマイクに必要なもの

オープンマイクに参加するにあたり必要なものを紹介します。

自分で揃えるべき主な機材は以下のとおりです。

オープンマイクに必要なもの
  • 楽器
  • DTM音源
  • エフェクター
  • 楽譜
  • チューナー
  • ケーブル

特に、楽器とDTM音源、エフェクターは普段使っているものを持ち込みましょう。

店から借りることもできますが、100%のパフォーマンスをするには、使い慣れているものを使うのが無難です。

譜面台やマイク、アンプはほとんどの店が貸し出しているので、基本的には持ち込む必要はありません。

しかし、万が一に備えて、事前に貸し出し可能な機材を店に確認しておきましょう。

4.オープンマイクに参加する流れ

オープンマイクに参加する流れ

オープンマイクに参加する流れを紹介します。

主な流れは以下のとおりです。

オープンマイクに参加する流れ
  • 予約
  • エントリー
  • 参加料の支払い
  • 演奏順決め
  • パフォーマンス

基本的には予約をして参加料を支払い、自分の演奏順が来たら指定の時間内でパフォーマンスをします。

ただし、店によっては予約の段階で演奏順が決められることもあれば、参加料を支払ってエントリーする場合もあるので、オープンマイクの流れについて確認しておきましょう。

まとめ

オープンマイクは、カフェやバーなどさまざまな場所で開かれているので、音楽スキルをパフォーマンスしたい人は、参加してみることをおすすめします。

共通の価値観を持つ人やプロの音楽関係者と出会える可能性があるため、オープンマイクに参加することで、人生に分岐が訪れるかもしれません。

オープンマイクを実施している店舗を見つけたら、当日慌てなくて済むように必要なものや参加の流れを確認することが重要です。

無事エントリーできたら、お客さんに自慢の音楽スキルを披露して、音楽ライフをより充実させましょう。

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