「リズム感を鍛えるにはどうしたら良い?」
「リズム感がないと音楽系の仕事は無理?」
リズム感は音楽の基本中の基本であり、リズム感がないと音楽に関わる仕事は難しいでしょう。
しかしリズム感がない人でも、訓練次第でリズム感を身につけられるので、今リズム感がなくても絶望しないでください。
この記事では、リズム感を鍛えるべき3つの理由とまず覚えるべきビート、リズム感を鍛える方法を紹介します。
最後まで読めばリズム感を鍛える方法がわかり、あなたも納得がいく演奏や歌唱ができるようになるでしょう。
目次
1.リズム感がはなぜ大切?リズム感を鍛えるべき3つの理由
リズム感は音楽やダンスに欠かせない要素です。
”リズム音痴”という言葉があるように、リズムが取れないと音楽に関わる仕事ができません。
- ダンス・歌の中心になるのがリズムだから
- リズムが取れないと振り付け通り踊れない
- 音程は合っていても歌えない
どうしてリズムはこんなに大切なのかその理由を解説します。
(1)ダンス・歌の中心になるのがリズムだから
音楽はじめたばっかりの頃
リズム感が重要ってなんだよ、要は曲に合わせて演奏できればいいんだろとか思ってたけどマイケル・ジャクソンが寸分の狂いもなく膝でリズム取ってるのがそれだけで小気味よくて
それ見てマイケルのすごさとリズム感の重要さがどんな説明よりもすっと頭に入ってきたな pic.twitter.com/Fv3DPqaIXY— ロックンロール備忘録 (@Applepopz) August 12, 2022
リズムはダンスや歌などの楽曲を構成する、根本的な部分です。
楽曲はリズムの上にコード進行があり、メロディ、歌詞がのって完成します。
そのためリズムが取れないと楽曲を正しく捉えることができません。
紹介した動画のマイケル・ジャクソンさんは、ダンス中に常にリズムをとっているのがわかりますよね。
このリズム感覚が優れている人ほど、ダンスや歌、楽器演奏が得意です。
リズムは音楽の基本中の基本であり、音楽に関わる仕事がしたいならリズム感は絶対に鍛えるべきでしょう。
(2)リズムが取れないと振り付け通り踊れない
リズム感のない人は、ダンスの振り付けなども踊れません。
ダンスもリズムに合わせて振り付けが構成されているので、リズムを間違えていると振り付けが音楽と合わないからです。
振り付け自体を覚えていてもリズムが取れないので、人より遅れてしまったり慌てて変な動きになります。
リズム感のない人はダンスもできないため、ダンスに関わる仕事に関わりたいならリズム感を鍛えなければなりません。
(3)音程は合っていても歌えない
リズム感がないと、音程を理解していても歌えません。
歌詞やメロディが取れないので、リズムに合わせて歌詞を乗せることができないからです。
音痴は音程がずれている人、リズム音痴はリズムがずれている人のことを意味します。
どちらの音痴でも歌が歌えないので、歌唱に関する仕事につきたいならリズム感を鍛えるべきです。
自分がリズム音痴か確かめたい方は、こちらの動画と一緒に拍を取ってみてください。
リズム感がある人なら簡単に叩けるはずですが、リズム感がない人は難しいはずです。
2.苦手な人がまず覚えるべき基本のリズム
8ビートは、日本の童謡などでも使われている最も馴染みのあるビートです。
1小節を8部音符で刻むリズムのため、8ビートと呼ばれます。
文字で表すと「1・2・3・4」の「・」の部分も一拍として数えるリズムになります。
口で言うと「1・ウン・2・ウン・3・ウン・4」となり、拍を取りやすいのでまず8ビートの練習から始めましょう。
3.リズム感がない人がリズム感を鍛える4つの方法
リズム感がない人がリズム感を鍛える3つの方法を紹介します。
- メトロノームを使ってダンス・歌を歌う
- 曲を聴くときにリズムを取る練習をする
- メトロノームのリズムを口に出してみる
- リズムを取るときに体全体を使ってみる
どうすればリズム感を鍛えて、歌やダンスに活かせるのでしょうか?
1つずつリズム感を鍛える方法を説明するので、ぜひ参考にしてください。
(1)メトロノームを使ってダンス・歌を歌う
リズム感がない人は日頃の練習からメトロノームを取り入れて、ダンスや歌を歌ってみましょう。
メトロノームは常に同じリズムを刻み続けるので、そのリズムについていくように意識することで、リズムがずれづらくなります。
どうしてもリズムが取れなくなってしまう人は、好きな楽曲を流しながらメトロノームを起動させて、ビートを感じてみましょう。
メトロノームはアプリでも取得できますし、上記のようにYouTube動画でもリズムが取れます。
また、メトロノームを活用してリズム感を鍛える方法を紹介した動画もあるので、参考にしてください。
(2)曲を聴くときにリズムを取る練習をする
自分が好きな曲を聴く際に、手を使ってリズムを取る練習をしてみましょう。
お気に入りの曲をかけながら手で拍を取ってみて、その楽曲のリズムを感じながら音楽を聴いてください。
拍の取り方がよくわからない方は、上で紹介したリズム感を鍛えるトレーニング動画の拍の取り方が参考になります。
基本的に拍は音符で構成されていて、音符の一番初めにアクセントをつけるようにリズムを取るとうまくいきますよ。
(3)メトロノームのリズムを口に出してみる
メトロノームに合わせてリズムを口で取る練習をしてみましょう。
メトロノームの音は表拍で、その通りに口に出すと「1・2・3・4」と4拍子になるはずです。
8ビートを刻みたいときは、メトロノームのカチッという音の間に「ウン」と裏拍を入れましょう。
つまり、メトロノームと合わせると以下のようなリズムになります。
カチ カチ カチ カチ
1 ウン 2 ウン 3 ウン 4 ウン
メトロノームの合間の音が裏拍になり、裏拍が取れるようになると一気にリズム感が向上します。
(4)リズムを取るときに体全体を使ってみる
この優樹ちゃんのリズムの取り方がめちゃくちゃ好きなんだけどわかるかな?なんか膝でリズムとって曲げるんじゃなくて、片足を軸にして足先でリズムとって膝が跳ねる感じ、、?その跳ねが上半身に繋がって最後は腰でおとす流れが好きです pic.twitter.com/q9sVAHw7Xi
— さくた (@sakuta_s1008) December 22, 2017
リズム感のない人は、リズムを足で取ろうとせずに体全体を使ってリズムを取るようにしてください。
体にリズムを染み込ませることで、歌うときにもリズムをとりながら歌ったり踊ったりできるようになります。
まずは立った状態でメトロノームを起動して、膝をメトロノームの音が鳴る瞬間に曲げて、音と音の間に伸ばしましょう。
この動きを4回繰り返せば、膝が曲がった時が表拍、伸びたときが裏拍の8ビートが刻めます。
体全体でリズムを取るようにすれば、リズムを取るのが簡単になり、リズム感を鍛えることができるのです。
まとめ
リズム感がないと音楽にうまく乗ることができず、ダンスや演奏がうまくいきません。
今後音楽系の仕事をしたいなら、リズム音痴をそのままにせず今すぐトレーニングを始めましょう。
記事内で紹介した方法で、リズム音痴を治してリズム感を鍛えられます。
ぜひ今日からリズム感を鍛えるトレーニングをして、リズムに乗って音楽をもっと楽しみましょう!