「ソロギタリストってどんな仕事?どうすればなれる?」
「有名なソロギタリストって誰?」
ソロギタリストとは、一人でギターの技術を使って演奏しているプロのミュージシャンです。
ギタリストといえばバンド演奏をいうイメージがありますが、実はバンドに所属していないミュージシャンもいます。
この記事ではソロギタリストの概要やソロギタリストとして活動するにはどうしたら良いか、世界的に有名なソロギタリスト5選を紹介。
最後まで読めばギター1本で活躍しているギタリストへの憧れの気持ちが強くなり、ギター練習へのモチベーションが上がります!
目次
1.ソロギタリストとは?
ソロギタリストとは、一人でギタリストとして活動して楽曲を発表したりライブ活動をしている人を意味します。
また、アーティストのライブなどにギター演奏のために呼ばれる、スタジオミュージシャン・講師をしていることも。
さまざまな働き方があり、年収は0〜1,000万円以上とかなり幅があります。
稼げるギタリストになるには演奏技術だけでなく、知名度や個性なども必要です。
個人でギターの技術を活かして生計を立てている人のことをソロギタリストと言います。
2.ギタリストとしてソロで活動するには
ギタリストとしてソロで活動するにはどうしたら良いのでしょうか?
- バンド活動で有名になる
- ギタリストとしてSNSを使って発信する
- スタジオミュージシャンを目指す
- ギター講師を目指す
ソロのギタリストになりたい方は、以上の4つの方法を紹介します。
(1)バンド活動で有名になる
ソロギタリストになるには、バンド活動で有名になりメジャーデビューを目指す必要があります。
プロのギタリストの中でも演奏者として活動したいなら、プロデビューしなければなりません。
バンド活動を始めるにはメンバー探しをする必要があります。
地元の友達や音楽学校の同級生とバンドを結成し、ライブハウスなどの演奏で知名度を上げていきましょう。
さらにプロダクションのオーディションに参加したり、コンテストへ応募するなどして実力をアピールしなければなりません。
(2)ギタリストとしてSNSを使って発信する
近年はギター演奏の技術をSNSで発信することもできます。
YouTubeやTwitterなどで自分の演奏を聴いてもらい、ファンをつける方法です。
ファンがついてくれば自ずとプロダクションの目に留まり、デビューの声がかかるかもしれません。
また、SNSを通じて知名度が上がれば個人としてギター講師の活動ができます。
(3)スタジオミュージシャンを目指す
ソロギタリストの働き方の1つに、スタジオミュージシャンがあります。
スタジオミュージシャンとは、レコーディングをする際の演奏担当でアーティストのバックアップをする仕事です。
ギター技術や初見で楽譜を弾きこなす技術、ミスをしないことなどが求められます。
フリーランスでスタジオミュージシャンになることもできますが、まずはレコード会社などに所属してスタジオミュージシャンを担当して実力をつける方が良いでしょう。
(4)ギター講師を目指す
ソロギタリストの多くは、ギター演奏だけでなくギター講師の仕事をしています。
ギター演奏の実績があれば宣伝になり、生徒も多く集まってくるでしょう。
生徒が安定してレッスンを受講してくれれば、月謝が入ってくるため収入は安定しやすいです。
ただし何も実績もない場合は生徒が集まらないため、SNS活動やレコード会社での勤務などギタリストとしての実力・アピールできる経験をつける必要があります。
3.有名なソロギタリスト7選
ソロで活動している有名なギタリスト7名を紹介します。
- 押尾コータロー
- 井草聖二
- トミー・エマニュエル
- 中川 イサト
- Antoine Dufour(アントワン・デュホール)
- Petteri Sariola(ペッテリ・サリオラ)
- Joe Robinson(ジョー・ロビンソン)
ソロとしての活動実績について触れていきますので、ソロギタリストを目指すお手本にしましょう。
(1)押尾コータロー
押尾コータローさんは日本のアコースティックギター界の第一人者です。
アコースティックギターを得意としたその演奏は世界でも評価されています。
主な活動内藤は、楽曲のリリース・楽曲提供、全国ツアーなどです。
押尾コータローさんはギタリストの中でもかなり成功している部類のソロギタリストであり、彼レベルの実力があればギター演奏のみで暮らしていけます。
(2)井草 聖二
井草 聖二さんは若い世代で今最も注目されているギタリストです。
アコースティックギターリストであり、彼特有のフィンガーピッキング奏法の動画は総再生数1億回以上を記録しました。
アメリカのギターコンテストで日本人代表として出場し、2021年版「Acoustic Guitar Book53」では表紙を務めるなど、アコースティックギターの新星です。
SNSをうまく活用して活動しており、自身のブランディングのうまさもギタリストとしての成功の要因と言えるでしょう。
(3)安達久美
安達久美さんは、エレキギタリストです。
ソロギタリストとしてライブ活動しつつ、自身のギター教室を解説して講師の仕事もしています。
数々の著名アーティストとのセッションを行うなど、日本では指折りの女性ギタリストです。
(4)Antoine Dufour(アントワン・デュホール)
Antoine Dufour(アントワン・デュホール)さんは、カナダ出身のギタリストです。
6枚のアルバムをリリースし、タッピングを駆使した技術の高いギタープレイが魅力。
ギタリストとして演奏活動を行いながら、大学のギター学科の講師を務めるなど活動の幅が広いです。
個性的な演奏スタイル・音色を堪能できる動画を載せておきましたので、ぜひ聴いてみてくださいね。
(5)Petteri Sariola(ペッテリ・サリオラ)
Petteri Sariola(ペッテリ・サリオラ)は、フィンランドのソロギタリストです。
音楽家の家に生まれ、7歳の時からクラシックギターを手に取りました。
スラップ奏法・ヒッティングを取り入れたギター奏法が人気を博しており、あの押尾コータローさんも影響を受けたほど。
現在はバンド活動を中心に活躍しています。
ソロを含め有名なギタリストをまとめた記事もありますので、併せて読んでみてください。
まとめ
ソロギタリストとは、ギターを弾くことを仕事にしている素敵な職業です。
ギター演奏やアーティストのバックアップ、ギター技術の講師などが主な仕事内容といえます。
有名なギタリストを紹介しましたが、自身でアルバムを出しているアーティストでもギター講師の仕事を兼任していることも。
ソロギタリストは成功するために努力が必要ですが、活動の幅が広い仕事です。
記事の中で紹介した有名ソロギタリスト等の活動や経緯も参考にしながら、ソロギタリストになるために練習しましょう!