リップノイズとは?不快なノイズが発生する3つの原因と6つの対処法

「歌うたびにリップノイズが録音されて、自分で聞いてても不快」
「リップノイズを防ぎたいけどどうしたら良いんだろう」

リップノイズとは口の中で発生する雑音で、歌唱時には対策しておきたい項目の1つですよね。

しかし、リップノイズの原因は複数あり自分がなぜノイズを発生させてしまうか分からない人も多いはず。

この記事ではリップノイズの概要と3つの原因、そして原因ごとに6つの対処法を解説します。

記事を最後まで読んで対策すれば、ノイズのない気持ちの良い音源を録音できるでしょう!

1.リップノイズとは

リップノイズの概要を説明します。

  1. 口や舌など唇から発生する雑音のこと
  2. ボイスノイズとの違いとは

リップノイズの意味を正しく理解して、よく似た言葉である「ボイスノイズ」との違いも知っておきましょう。

それでは1つずつ説明していきます。

(1)口や舌など唇から発生する雑音のこと

リップノイズとは、口や舌などから発生する雑音のことです。

口や舌の乾燥状態により、発声時に音声にノイズが混ざってしまいます。

具体的には、唇を開いた時の「ピチャ」という音であったり、唇を開くときの「パッ」という破裂音のことです。

ノイズが混ざっていると音楽が損なわれるだけでなく、聞いている人に不快感を与える可能性もあります。

唇の内部から発生する雑音がリップノイズであると覚えておきましょう。

(2)ボイスノイズとの違いとは

リップノイズとボイスノイズの違いを説明します。

ボイスノイズとは、歌唱者が呼吸をしたときに発生するノイズのことです。

具体的には、歌唱者が息をしたときにマイクに呼気が当たり「ボフッ」などの音が入ることを言います。

またオーディオ機器のスイッチ時に発生するノイズも、総称して「ボイスノイズ」です。

ボイスノイズは基本的に呼吸の際に発生する呼気が原因の雑音と覚えておいてください。

リップノイズは唇・口内で起きる雑音なので、そもそも原因が違います。

2.リップノイズが発生してしまう3つの原因

リップノイズが発生してしまう3つの原因を紹介します。

  1. 唾液の量
  2. 口内の乾燥
  3. 唇の極度な乾き・ベタつき

原因が分かれば適切な対策をとり、リップノイズを防げます。

リップノイズで悩んでいる方は、自身の口内の状況を考えながら読んでみましょう。

それではリップノイズの原因を1つずつ説明します。

(1)唾液の量

リップノイズが発生してしまう1つ目の原因は、唾液の量です。

唾液が多すぎる場合は口内が過度に潤っており、唇を開いたり舌を動かすことで「ピチャ」というノイズが発生します。

逆に唾液が少なすぎても、口内の音が響きやすくなってしまい、過剰な雑音の原因の1つです。

唾液の量が少なくなる原因は、空腹状態や心理的な要因、元々の体質など様々あります。

後ほど紹介する対処法を参考にして、唾液量の調整をするようにしましょう。

唾液の量が多くても少なくてもリップノイズの原因になります。

(2)口内の乾燥

リップノイズが発生してしまう2つ目の原因は、口内の感想です。

口内が乾燥していると舌と粘膜がくっついてしまい、口を開いた時に粘り気のある音が出てしまいます。

歌唱しているとだんだん喉が渇いてきてノイズが発生する方は、口の乾燥が原因かもしれません。

口内が過剰に乾燥していたり、唾液がもともと出づらい方はリップノイズが発生しやすいでしょう。

(3)唇の極度な乾き・ベタつき

リップノイズが発生してしまう3つ目の原因は、唇の極度な乾き・ベタつきです。

唇の乾燥で唇を開く時に乾燥した「パッ」という音が出やすくなることがあります。

ささくれが重なり合い、皮膚の音を形成するためです。

また、過度に唇にグロスなどを塗っているとネバつきが生じ、唇が離れる際に「ピチャ」という音が出ます。

唇が乾燥しすぎても、油分が多すぎてもノイズの原因になるでしょう。

3.リップノイズを防ぐ6つの方法

リップノイズを防ぐ6つの方法を紹介します。

  1. 水分補給をする
  2. リップクリームを適度に塗っておく
  3. 歯磨きをしてから歌唱する
  4. 口内の油分を取り除く飲み物を避ける
  5. 緊張をほぐしてリラックスする
  6. 極度の空腹を避ける

唇から不快なノイズがして悩んでいる方は、ご自身のノイズの原因に合わせて適切な対処をしましょう。

リップノイズの防止法を1つずつ説明します。

(1)水分補給をする

リップノイズを防ぐ1つ目の方法は、水分補給をすることです。

口の中が乾きすぎていると、リップノイズが発生しやすくなります。

歌を歌う前に水分補給をし、歌っている際に唾液が極端に少なくなる場合は歌唱の邪魔にならないようにガムなどを噛み、頬の奥に潜ませておくのも良いでしょう。

自然と唾液が分泌される状況を作るのが重要です。

唾液の分泌が少ないと感じる方や、歌っている最中に口が乾いてしまう方は水分補給を心がけてください。

(2)リップクリームを適度に塗っておく

リップノイズを防ぐ2つ目の方法は、リップクリームを適度に塗っておくことです。

唇が過度に乾燥していると、唇同士が離れる際に雑音が発生しやすくなります。

リップクリームで唇を保湿し、なるべくささくれができないようにしておきましょう。

また注意点としてリップグロスなど粘着性の強いメイクは避ける方が良いです。

塗りすぎると油分が多すぎてネバつきによるノイズが発生するため、唇を潤す程度に量を調整してください。

(3)歯磨きをしてから歌唱する

リップノイズを防ぐ3つ目の方法は、歯磨きをしてから歌唱することです。

口の中が粘ついているとノイズの原因となりますので、しっかり磨いて口を爽やかな状態にしておきます。

口内に食べ物のカスや糖分が残っていると、雑菌発生とネバつきが取れないため、マウスウォッシュを使うのもおすすめです。

ノイズがひどい方は、舌の上についている汚れも落とすようにすると良いでしょう。

歌唱の前に歯磨きをしておき、口内を清潔にしてください。

(4)口内の油分を取り除く飲み物を避ける

リップノイズを防ぐ4つ目の方法は、口内の油分を取り除く飲み物を避けることです。

ウーロン茶などは油を流す作用が強く、口の中を乾燥させてしまいます。

また喉に適度な潤いがなくなるので歌唱へ影響する可能性もあるでしょう。

口内の油分を奪う飲み物は避けて、水を飲むのがおすすめです。

(5)緊張をほぐしてリラックスする

リップノイズを防ぐ5つ目の方法は、緊張をほぐしてリラックスすることです。

人は緊張状態に置かれると唾液の量が少なくなり、口内が乾燥してしまいます。

歌唱前に緊張しやすい人は、深呼吸をしたり好きな音楽を聴いたりしてできるだけ心を落ち着けましょう。

お気に入りの香水やアロマを嗅いでみるのもおすすめです。

(6)極度の空腹を避ける

リップノイズを防ぐ6つ目の方法は、極度の空腹を避けることです。

人は空腹状態になると唾液の量が減ってしまい、口内が乾燥してしまいます。

唾液の分泌量が減るとノイズ発生の原因となるため、食事をしてある程度お腹を満たしておきましょう。

食べすぎると呼吸や歌唱に影響があるため、空腹感を感じない程度の食事を事前に取っておいてください。

まとめ

リップノイズとは、唇や口内から発生する雑音のことで、誰でも発生する可能性はあります。

ただし聴いている側からすると不快な音ですから、しっかり対策をしてノイズを発生させないようにしましょう。

リップノイズが多くて悩んでいる方の大半は唾液の量が原因です。

人それぞれリップノイズの原因は違うので、この記事で紹介した原因を参考にして自身のノイズ発生は何によるものかを特定してください。

その上でリップノイズに対しての対処をし、雑音を発生しないように口内環境・コンディションをコントロールしましょう!

関連記事