「バンド活動をしているがなかなか芽が出ない」
「売れないバンドマンが成功するためには?」
バンド活動で売れるにはどうしたら良いのか知りたいという方は多いでしょう。
知名度を上げてバンド活動で安定した一定の収入を得るようになるためには、いくつかの方法があります。
この記事では売れないバンドマンに共通する6つの特徴、また、成功を掴むためのヒントを具体例を挙げて紹介します。
バンド活動で売れることを目指すのであれば、最終的にどのようなバンドマンになりたいかを考えて、綿密に計画を立てて実行していくことが重要です。
この記事を参考に、ぜひ夢を叶えてプロのバンドマンとして活躍してくださいね!
以下の記事では、人気のインディーズ・レーベルについて解説しているのでぜひご覧ください。
目次
1. 売れないバンドに共通する6つの特徴
売れないバンドマンには、6つの共通している特徴があります。
「売れる」「売れない」というのは1つの原因だけではなく、複数の要因が絡んだ結果で決まります。
自身の足りない部分は何かを認識して、どのように改善していくべきかを考えることが、「売れる」バンドマンになるための大きな一歩となるでしょう。
(1)技術力が劣っている
売れないバンドマンに共通する1つ目の特徴は、技術力が劣っていることです。
音楽活動において歌唱力や演奏スキルなど技術力が劣っていることは致命的です。
録音技術を使うことで上手に聴こえるよう音源データを編集することはできますが、それにも限界があります。
また、加工編集された音源やミュージックビデオなどを観てライブに来てくれたファンは、ライブでの下手な歌唱力や演奏スキルを目の当たりにするとがっかりすることでしょう。
当然のことではありますが、バンドマンとして成功したいなら、日々練習を重ねて技術力を上げる努力を怠らないようにしましょう。
(2)ファンとのコミュニケーションが不足している
売れないバンドマンに共通する2つ目の特徴は、ファンとのコミュニケーションが不足していることです。
バンド活動は一方通行に行うものではないからです。
いくら良い音楽を作っても、ファンとのコミュニケーションが不足していると固定のファンが付かず売れることはありません。
ファンとコミュニケーションを取るのはライブの時だけではなく、現在ではSNSやメールマガジンを通じたやりとりも大切なコミュニケーション手段の1つです。
(3)ファンのニーズを意識できていない
売れないバンドマンに共通する3つ目の特徴は、ファンのニーズを意識できていないことです。
ファンは音楽を吟味し、ニーズに合わなければ応援してくれないため、バンドマン自身が「良い音楽が作れた」と思っても、ファンのニーズに応えるものでなくてはなりません。
自分たちのファンが何を望んでいるのか、ファンの目線に立ってニーズを把握する必要があります。
(4)マニアック過ぎるジャンルを貫いている
売れないバンドマンに共通する4つ目の特徴は、マニアック過ぎるジャンルを貫いていることです。
マニアック過ぎるジャンルの市場はとても小さいため、爆発的なヒットは期待できないからです。
バンドをやる以上、「出来るだけたくさんの人に聞いてもらいたい」と考えるでしょう。
マニア受けするマニアック作品は当たれば大ヒットにつながりますが、外れることのほうが多く、当たり外れの大きい博打のような売り方になります。
売れないと悩むなら、まずは「売れ線狙いの作品」で一定以上の数を堅実に売り上げることを目標にしましょう。
(5)売れることに対する抵抗感がある
売れないバンドマンに共通する5つ目の特徴は、売れることに対する抵抗感があることです。
売れることに否定的な考えがあり、例えば「売れることより良い音楽をやることが大事だ」などと考えます。
また、売れているバンドに対して批判的であることも多いです。
売れたいと思いながらも売れることを否定することは、車に例えると、アクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる状態で、これでは前に進むことは難しいでしょう。
(6)売れないのは世間が自分たちを理解しようとしないからと思っている
売れないバンドマンに共通する6つ目の特徴は、売れないのは世間が自分たちを理解しようとしないからと思っていることです。
売れない原因を人や環境の責任にする人は成功できませんが、その中でも特にバンドマンなどの音楽活動をしている人は、このように考えることが多いです。
バンドマンが売れるためには自分の技術力や宣伝力が未熟だと受け止める、ある程度の謙虚さが必要です。
2.バンド活動で成功するための4つの戦略
バンド活動で売れるためには、以下の4つの戦略を試してみましょう。
順に説明してきます。
(1)レベルの高い音楽を作る
バンド活動で成功するための1つ目の戦略は、レベルの高い音楽を作ることです。
超絶的なテクニックを身につける必要はありませんが、「自分たちのやりたいことを表現できる技術」は最低限身につけておくことが重要です。
そのためには質の高い楽器や機材を購入したり、超一流の指導者から演奏を習ったりして技術力を高めようとする努力が必要です。
質の高い作品や演奏によってバンドが売れると、よりファンを喜ばせることができるようになるでしょう。
(2)積極的にSNSを活用する
バンド活動で成功するための2つ目の戦略は、積極的にSNSを活用することです。
近年の音楽業界では、アーティストやイベントのプロモーションにSNSを取り入れているケースも多く、動員が多いバンドは日頃からSNSを通じたファンとのコミュニケーションを大切にしています。
アマチュアバンドマンであればファンへの発信として「曲の発売」「ライブ開催」といった内容が主で、地道に投稿を続けることでファンの数は必ず増えてきます。
SNSを活用する際に重要なのは、「どれだけ多くの人たちと繫るきっかけを作れるか」ということです。
音楽から入る、ダンスから入る、Youtubeから…など興味のきっかけは人それぞれです。
SNSの発達によって色々なジャンルから興味を持ってもらえることは、バンド活動の成功において重要なポイントになるでしょう。
(3)ファンを大事にする
バンド活動で成功するための3つ目の戦略は、ファンを大事にすることです。
ファンのニーズを満たして楽しませることができれば、チケットやグッズの売り上げを上げることができます。
そのためにはライブやイベントを定期的に企画してファンとしっかり繋がり、継続的に関係を築いていくことが重要です。
また昨今はSNSのコメント機能によりコミュニケーションが比較的容易なため、ファンとバンドマンが互いに身近な存在として交流が進んでいます。
固定ファンを大切にして満足度を最大限に高めることができれば口コミ効果も期待でき、それによって新規ファンの獲得も見込むことができるでしょう。
(4)ニーズを汲み取る力を養う
バンド活動で成功するための4つ目の戦略は、ニーズを汲み取る力を養うことです。
バンドマンとしての自己主張は差別化のためにある程度は必要ですが、ファンのニーズとの兼ね合いにおいてバランス感覚を持たなくてはなりません。
多くの経験や高い音楽スキルを身につけていることを最低条件として、時代ごとに移り変わる音楽の流行に敏感であることが求められます。
そのためには常に謙虚で自分の失敗を認めることができること、また、失敗をしたら次に生かすべくトライ&エラーを繰り返せる向上心を持っていることが大切です。
まとめ
今回は売れないバンドマンに共通する6つの特徴、また、具体的な解決方法を解説を紹介しました。
バンドマンとして成功するためにはしっかりと自己分析をして、具体的な戦略を練ることが重要です。
さまざまなチャレンジを繰り返しながらチャンスを掴み、バンドマンとして活躍してください!
以下の記事では、プロの作曲家になるための方法について解説しているのでぜひご覧ください。