「ドラマーになりたい!年収はどれくらい稼げる?」
「プロドラマーになりたいけど、どんな仕事をするのかイメージがつかない」
ドラマーの平均年収は300〜400万円程度ですが、全く稼げない人と稼げる人の差が激しい業界です。
安定した収入を得たいのであれば、音楽教室やレコード会社に所属した方が良いでしょう。
この記事ではドラマーの平均年収について解説し、ドラマーになる方法3つとドラマーとしての仕事内容を解説します。
最後まで読めばドラマーとして生計を立てていく自分のライフプランが見えてくるはずですよ!
目次
1.ドラマーの平均年収は300〜400万円程度
ドラマーの平均年収は、300〜400万円程度と言われています。
- 0〜1,000万円以上と差が大きい業界
- 稼ぐにはかなりの努力が必要
ドラマーのみの収入で生計を立てられている人はごくわずかで、副業・趣味としてドラマーをしている人も多い業界です。
ドラマーの年収事情について解説します。
(1)0〜1,000万円以上と差が大きい業界
ドラマーの平均年収は300〜400万円ですが、実は0から1,000万円程度の人もいるなど差が激しい業界です。
稼げているドラマーになると1公演で数百万円以上を稼ぐこともあります。
しかし、ドラマーとして生計が成り立つほどの人はごくわずかであり、0円で趣味で演奏している人も多いです。
ドラマーになれば稼げるというのは間違いであり、稼げない可能性も多いになることは知っておくべきでしょう。
(2)稼ぐにはかなりの努力が必要
ドラマーとして稼ぐにはかなりの努力が必要です。
趣味でドラムを初めてバンドを組み、有名なドラマーになれる人もいますがかなり幸運な部類に入るでしょう。
SLIPKNOTのギタリスト”Mick”は「部屋で8時間練習しろ。友達を失くすまで出かけるな。酒は有名になってからだ」という言葉を残しています。
まさにこの言葉通り、プロドラマーになるには長時間の練習や努力が必要な職業です。
2.プロドラマーになるには?ドラマーになる3つの方法
プロドラマーになる方法は主に3つあります。
- 音楽学校へ進学してドラム技術を養う
- 独学でドラム技術を高めてバンド活動する
- SNSでドラム演奏を発信する
ドラマーを目指している方は、この3つの方法でドラマーになりましょう。
(1)音楽学校へ進学してドラム技術を養う
プロドラマーになる1つ目の方法は、音楽学校へ進学してドラム技術を養うことです。
ドラマーの全員が音楽学校出身というわけではありません。
しかし、バンド活動からドラマーになれる人材はごくわずかであり、運も必要です。
音楽学校へ通えばドラマーとしての技術が積めるだけでなく、音楽業界へのコネクションも作れますし、レコード会社への就職なども目指せます。
将来的にドラマーになるにあたって有利な要素を習得するためにも、音楽学校へ進んでドラム技術を学ぶのが良いでしょう。
(2)独学でドラム技術を高めてバンド活動する
プロドラマーになるには、独学でドラム技術を習得してバンド活動をする方法もあります。
バンド活動を通じてオーディションを受けたり、ライブの際にプロダクションに目をかけてもらいプロデビューを持ちかけられるチャンスを掴みましょう。
独学でドラムを学ぶので、方法は問いません。
自分一人で練習しても良いですし、周囲にいるドラマーの先輩に習っても良いでしょう。
難易度は非常に高く、自分自身でドラムを練習し続けるストイックさと恵まれたバンドメンバーを見つける必要があります。
(3)SNSでドラム演奏を発信する
ドラム技術がある程度ある人は、SNSで自分の演奏を発信するようにしましょう。
SNSでドラム演奏動画をアップしたり、またドラム講座を開くことでドラマーとしての知名度を高められます。
知名度が高ければミュージシャンとしてライブに呼ばれたり、また講師の仕事ができる可能性も。
最近はオンラインで音楽講師を務める人も多いため、SNS経由で生徒の募集をかけて自分のスクールを開くことも可能です。
YouTubeやTwitterなどでミュージシャンとしての活動を発信し、ドラマーとしての自分の存在を知ってもらいましょう。
3.ドラマーの仕事内容は3つ
ドラマーの仕事内容は3つあります。
- ミュージシャン
- スタジオミュージシャン
- ドラム講師
ドラマーといえばステージ上で演奏するイメージがありますが、実は他にも仕事の選択肢があります。
プロドラマーとして活動し、生計を立てていきたい人は仕事内容についても把握しておきましょう。
ドラマーの仕事内容について1つずつ説明します。
(1)ミュージシャン
プロドラマーになれば、ミュージシャンとしてドラムパートを担当できます。
バンドメンバーのドラムを担当したり、ライブにドラム要員として呼ばれて演奏することもあるでしょう。
バンドの場合はレコード会社との契約によって給料が決まります。
サポートドラムとして参加する場合は、随時契約が結ばれ時給は8,000〜10,000円程度が相場です。
もちろん演奏の仕事が入らなければ収入が0になるため、収入は安定しませんが時給としては最も高い仕事でしょう。
(2)スタジオミュージシャン
プロドラマーの仕事の1つにスタジオミュージシャンもあります。
スタジオミュージシャンとは、スタジオでのレコーディングなどの際に単発で演奏を行うミュージシャンのこと。
プロダクションに所属して正社員としてスタジオミュージシャンとして働く人もいますし、フリーランスでスタジオミュージシャンをしている場合もあります。
一定水準以上の演奏技術が求められ、また初見の曲も叩ける能力が求められる仕事です。
会社に雇用されている場合は300万円程度が年収相場であり、フリーランスの場合は時給で6,000〜9,000円が相場となります。
フリーランスの場合は仕事がなければ収入が0になる可能性はありますが、雇用契約に拘らずに幅広い仕事を受けられることがメリットです。
ただし、ドラマーとしての知名度がなければスタジオに呼ばれる可能性も低いため、最初はスタジオと契約するのが良いでしょう。
(3)ドラム講師
プロドラマーの仕事の1つにドラム講師もあります。
フリーのスタジオミュージシャンは、副業としてドラム講師をしているケースもありますので、兼任している人も多い仕事です。
仕事内容は生徒を募りドラムを教えること。
音楽学校などの講師になる、また知名度がある人ならフリーでドラム講師をしているケースもあります。
雇用形態によりますが、年収平均は200〜350万円ほどです。
フリーランスの場合は生徒さえ集められれば、より稼げる可能性もあります。
特に資格は必要ありませんが、音楽学校や音楽教室に所属した方が収入が安定しやすいでしょう。
ある程度音楽教室で経験を積んでから生徒を作り、フリーとして独立する方法もあります。
まとめ
ドラマーの年収は平均300〜400万円と決して高い方ではなく、稼ぐには相当の努力が必要です。
プロドラマーになるには音楽学校へ通う方法とバンド結成して活動する方法、そしてSNSでドラマーとしてのスキルを発信する方法があります。
また、ドラマーとしての仕事はバンドメンバーとしてだけでなく、スタジオミュージシャンや講師などの選択肢も。
ドラマーを目指すなら、安定した収入を得られるようにレコード会社・スタジオなどと契約する方法がおすすめです。
記事の内容を参考にして、プロドラマーを目指してキャリアを考えてみましょう!