「アーティストになるにはどんな方法があるの?」
「アーティストはどこに所属するものなの?」
このように悩んでいませんか?
アーティストになるためにはいくつかの方法があり、さまざまな方面からチャレンジすることでアーティストになれる可能性が広がります!
今回の記事では、アーティストの定義を確認するとともに、アーティストになるため4つの方法とアーティストの3つの所属先についても紹介します。
この記事を読んでアーティストになるための方法を理解し、ぜひアーティストを目指して邁進してください!
目次
1.アーティストとは
アーティストという言葉は、広義と狭義の2つの意味を持っています。
広義のアーティストは「芸術家」「プロフェッショナル」などの意味を持ち、芸術に携わる人全般に用いられ、世界的にはこの使われ方が一般的です。
一方、狭義のアーティストは日本特有の使われ方として、音楽分野で活躍する「歌手」「ミュージシャン」などを表します。
今回の記事ではこの音楽分野でのアーティストになるための方法について次章から詳しく解説していきます。
アーティストの定義についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
このように、アーティストは芸術家全般に使われる場合と、特に音楽分野で活躍する人に使われる場合があります。
2.アーティストになるための4つの方法
次に、アーティストになるための方法を以下の4つ紹介します。
- オーディションを受ける
- 音楽事務所にデモテープを配る
- ライブに出演する
- インターネット上に曲を公開する
順番に説明します。
方法1.オーディションを受ける
アーティストになるための方法の1つ目に、オーディションを受ける方法が挙げられます。
オーディションは、音楽事務所が新しいアーティストを発掘するために予算をかけて選考を行うものであり、アーティストになるための一番王道の手段です。
一般的には、書類審査→実技→合否判定の順番に進められます。
代表的なオーディションとしては、テアトルアカデミーや、新人発掘オーディション、ビクターミュージックなどが挙げられます。
このように、アーティストを発掘するオーディションに受かることで、音楽事務所に所属したりデビューのきっかけをつかめることがあります。
方法2.音楽事務所にデモテープを配る
アーティストになるための方法の2つ目に、音楽事務所にデモテープを配る方法が挙げられます。
音楽事務所の中には、デモテープを募集している事務所がいくつもあります。
例えば、イドエンターテイメントではサイト上で郵送・ネットでのデモ音源を募集しています。
このように、音楽事務所のホームページ等を確認して、募集を行っている場合にはデモテープを積極的に送ってみましょう。
逆に、募集もしていない音楽事務所に勝手にデモテープを送り付けても、聞いてもらえる可能性は非常に低く、不躾な行為だと悪印象に捉えられるケースもあるため注意が必要です。
このように、デモテープを募集している音楽事務所に対しては、積極的にデモテープを送り、自分の曲を聴いてもらいましょう。
方法3.ライブに出演する
アーティストになるための方法の3つ目に、ライブに出演する方法が挙げられます。
ライブには事務所関係者やレコード会社が足を運んでおり、気になるアーティストがいれば声をかけることがあります。
また、ライブの共演者を通じて業界関係者とのパイプを作れるケースもあります。
もちろん、ライブを経験することで人前でのパフォーマンス力が向上するというメリットもありますので、積極的にライブにチャレンジしてみましょう。
このように、ライブ出演をきっかけにアーティストになれるきっかけをつかめる可能性があります。
方法4.インターネット上に曲を公開する
アーティストになるための方法の4つ目に、インターネット上に曲を公開する方法が挙げられます。
最近では、YouTubeなどの動画サイトに誰でも手軽に自分の曲を公開することができます。
これがSNS等で拡散され、多くの人に知られることになったり、業界関係者の目に留まるケースも実際に出てきています。
ただし、誰でも手軽にチャレンジできる分、いわれなき誹謗中傷を受けたり著作権問題が絡むこともありうる点に注意が必要です。
このように、インターネット上に曲を公開することで多くの人に曲を知ってもらうことができ、アーティストへの道につながるケースもあり得ます。
なお、今話題の大人気アーティストである「Novelbright」は、TikTokなど音楽配信から有名になった事例ですので、以下の記事も併せてぜひご覧ください!
3.アーティストの3つの所属先
アーティストの所属先の代表的なものとしては、以下の3つが挙げられます。
- メジャーレーベル
- インディーズレーベル
- 独立
順番に説明します。
(1)メジャーレーベル
アーティストの所属先の1つ目に、メジャーレーベルが挙げられます。
メジャーレーベルとは、日本レコード協会に登録をしている大手レーベルのことです。
メジャーレーベルに所属できた暁には多大な広告宣伝費をかけてPRしてもらえるため、一気に有名になれるチャンスが生まれます。
具体的には、ソニーミュージック・ユニバーサル・エイベックスなどの会社がメジャーレーベルです。
このように、アーティストの所属先としてメジャーレーベルがあり、所属することができれば大々的なPRをしてもらえるため、有名アーティストになれる可能性が高まります。
(2)インディーズレーベル
アーティストの所属先の2つ目に、インディーズレーベルが挙げられます。
インディーズレーベルとは、日本レコード協会に登録していないレーベルのことです。
インディーズレーベルは、メジャーレーベルと比べて広告宣伝費は少なくなり、サポート体制もメジャーレーベルほどのものは望めません。
しかし、一度売れると、その際の売り上げの取り分はメジャーレーベルと比べて多くなる傾向にあります。
また、インディーズレーベルはメジャーレーベルに比べてアーティストの自由がききやすく、自分たちの裁量で進めていける傾向にあります。
そのため、人気のあるアーティストでもあえてインディーズレーベルに所属している場合もあります。
インディーズレーベルについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
このように、アーティストの所属先としてインディーズレーベルがあり、広告宣伝規模は小さくなるものの、自分たちの裁量で進めやすく売れたときの取り分が多いのが魅力です。
(3)独立
アーティストの所属先の3つ目として、あえて特定の所属先には在籍せず、独立したまま活動するという選択肢が挙げられます。
2020年に「香水」が大ヒットして有名になった瑛人は、レコード会社やインディーズレーベルに所属することなく一躍有名歌手の仲間入りを果たした独立系アーティストです。
この「香水」は、TuneCoreという音楽配信サービスを利用して2019年に配信され、次第にTikTokなどで人気に火がつき、2020年の5月にはビルボード総合チャートで1位を記録し、本年の紅白歌合戦にも選出されるという快挙を成し遂げました。
ちなみに、瑛人が利用したTuneCoreは、特定の所属先に在籍しなくても登録さえすれば誰でも自分の楽曲をさまざまなストリーミングサービスに配信することが可能です。
今までは、新人アーティストが活躍するためには必ずどこかのレコード会社やインディーズレーベルに所属する必要がありましたが、このような配信サービスやSNSの拡散力を活用すれば、今後も瑛人のように独立したままのアーティストが大ヒットを飛ばす事例も増えてくるかもしれません。
このように、今後のアーティストはあえて特定の所属先に在籍しなくても、独立したままでも活躍できる可能性が広がってきています。
まとめ
今回の記事では、アーティストの定義を確認するとともに、アーティストになるため4つの方法とアーティストの3つの所属先についても紹介しました。
アーティストになるためにはいくつかの方法があり、さまざまな方面からチャレンジすることでアーティストになれる可能性が広がります!
この記事を読んでアーティストになるための方法を理解し、ぜひアーティストを目指して邁進してください!