「音楽配信をするには何から始めたらいいの?」
「初心者でも簡単に音楽を配信する方法はあるの?」
自分で作った楽曲の配信をしたいと思っている人の中には、何から取り掛かればよいのか分からずに困っている人も多いのではないでしょうか。
実は、音楽を配信する方法は簡単にできるようになってきており、音楽配信代行サービスを利用すれば、パソコン初心者でもすぐに自分の楽曲を披露することができるのです!
本記事では、音楽配信をする方法やおすすめの音楽配信代行サービスを紹介します。
この記事を読んで、オリジナルの楽曲を多くの人に届けましょう!
なお、以下の記事でオリジナル楽曲の作り方を紹介しているので、あわせてご覧ください。
目次
1.音楽配信とは
音楽配信とは、従来のCDなどの店舗販売によるものではなく、インターネットを通じて楽曲をリスナーに届けることです。
CDを販売する場合は、仲介業者である店舗にCDの販売をお願いする必要がありましたが、音楽配信の場合は、iTunesなどのプラットフォームに登録するだけで簡単に販売することができるメリットがあります。
音楽配信はCD販売に比べて流通コストの削減が可能なので、大手のレコード会社に所属していなくても、自分の楽曲を世の中に広めることが可能です。
これから音楽活動に取り掛かりたい人におすすめなので、積極的に音楽配信に取り組みましょう!
2.音楽配信をする方法
従来はCDなどで配信するのが主流でしたが、現代はデジタル音楽配信ストア(iTunesやApple Musicなど)への流通が一般的になっており、デジタルディストリビューターを利用することで素人でも簡単にオリジナルの楽曲を販売することが可能です。
デジタルディストリビューターとはiTunesやApple Musicなどのデジタル音楽配信ストアへの楽曲登録を代行してくれるサービスのことで、このサービスを利用すれば、自分で楽曲ごとに音楽配信サービスに登録せずに済みます。
完成した楽曲をデジタルディストリビューターに登録すれば、連携している音楽配信サービスに自動で登録してくれるので、登録作業の手間を省くことができるのです。
誰でも簡単に自分の楽曲をプロモーションすることができるだけでなく、効率良く世の中に自分の楽曲を広めることができるので、初心者に易しいサービスと言えます。
サービスによって配信手数料がかかるものもあれば、還元手数料が発生するものもあるので、自分の楽曲配信頻度に合わせてコストが多くかからないようにサービスを使い分けましょう。
3.おすすめの音楽配信代行サービス(デジタルディストリビューター)5選
おすすめの音楽配信代行サービスを紹介します。
今回紹介するサービスは以下の5つです。
- 海外向けストアへの配信も可能『TuneCore Japan』
- メジャーデビューへの期待が大きい『SPINNUP』
- 費用が月額固定制で配信無制限『LANDR』
- マルチマネタイズで収益性アップ『BIG UP!』
- タワーレコードのサポートが受けられる『TOWER CLOUD』
順に紹介するので、自分に合ったサービス探しの参考にしてみてください!
(1)海外向けストアへの配信も可能『TuneCore Japan』
TuneCore Japanは、デジタルディストリビューター業界では代表的なサービスです。
配信ストアも網羅的で海外サイト向けストアへの配信もできるだけでなく、ボカロ曲やハイレゾ音源にも対応しており、幅広い楽曲を配信することができます。
配信手数料さえ支払えば、音楽配信の売り上げはアーティストに100%還元されるので、楽曲を多く配信したい人におすすめです。
YouTube収益化サービスやFacebook Musicプロダクト、Video Kicksも利用でき、収益化を図りやすいシステムになっているので、音楽配信で稼ぎたい人は使ってみてください!
サービス手数料 | <シングル> 1年間:1,551円 (税込) 2年間:2,915円 (税込) 3年間:4,169円 (税込) <アルバム> 1年間:5,225円 (税込) 2年間:9,416円 (税込) 3年間:13,607円 (税込) |
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販売還元率 | 100% |
サービスの特徴 |
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このサービスがおすすめの人 |
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(2)メジャーデビューへの期待が大きい『SPINNUP』
SPINNUPはユニバーサルミュージックが運営しているサービスで、2020年の6月から日本でも利用できるようになりました。
メジャーレーベルの1つであるユニバーサルミュージックグループに自分を知ってもらえる可能性が高く、Vigilandなどメジャーデビューしたアーティストが40以上もいるので、メジャーデビューの期待もできます。
収益は100%還元なので、効率良く収益を得ることが可能です。
海外で大きな力を持っているレーベルなので、海外を視野に入れている人におすすめします!
サービス手数料 |
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販売還元率 | 100% |
サービスの特徴 |
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このサービスがおすすめの人 |
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(3)費用が月額固定制で配信無制限『LANDR』
LANDRは、大量に楽曲を配信したい人におすすめの音楽配信サービスです。
費用は月額固定制で、無制限に楽曲を配信することができるので、コスパが良いと言えます。
また、AIマスタリングサービスも利用できるので、マスタリング機能も活用することが可能です。
DeezerやPandraなど他のサービスでは配信できない海外ストアにも配信可能なので、とにかく大量の楽曲を少しでも多くの人に届けたい人は使ってみましょう!
サービス手数料 |
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販売還元率 | 100% |
サービスの特徴 |
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このサービスがおすすめの人 |
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(4)マルチマネタイズで収益性アップ『BIG UP!』
BIG UP!はavaxが運営しているサービスで、「アーティストのためのマルチマネタイズプラットフォーム」がコンセプトになっています。
フリープランを利用することで、初期コストをかけずに収益化することができ、ベーシックプランを利用すれば、還元率が高くなり収益性を高めることも可能です。
また、YouTubeコンテンツIDを使うことでアーティストページの開設を無料で行えたり、アプリ制作やパッケージ制作・ネットショップ販売、音楽著作物の登録などが利用できたりします。
国内向けの楽曲展開をしたい人や確実に利益を確保したい人におすすめです!
サービス手数料 |
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販売還元率 |
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サービスの特徴 |
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このサービスがおすすめの人 |
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(5)タワーレコードのサポートが受けられる『TOWER CLOUD』
TOWER CLOUDは、タワーレコードとレコチョクが共同出資で設立したEggsがサービスを提供しています。
無料で配信でき、還元率は70%と高めなので、コストを抑えて収益化を狙いたい人におすすめです。
タワーレコードのバイヤーに楽曲を聞いてもらえる可能性が高く、全国のタワーレコードでCD展開される場合があることもメリットと1つと言えます。
タワーレコードのアーティスト活動のサポートも受けられるので、本格的に音楽活動をしたい人は使ってみましょう!
サービス手数料 | 0円 |
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販売還元率 | ストリーミング:70% ダウンロード:50% |
サービスの特徴 |
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このサービスがおすすめの人 |
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まとめ
音楽配信サービスの普及により、誰でも簡単にオリジナルの楽曲を配信できるようになりました。
自分で音楽配信サービスに登録するのも有効ですが、作業効率を高めるために、音楽配信代行サービス(デジタルディストリビューター)を利用することをおすすめします。
今回紹介した5つのサービスを参考に、自分に合いそうなサービスを利用してみましょう!
なお、以下の記事で音楽配信で稼ぐ方法を紹介しているので、収益化を目指している人はあわせてご覧ください。