「路上ライブをするには何から始めたらいいの?」
「路上ライブを成功させるためのコツは何があるの?」
路上ライブを開催しようと思っているけど、何から始めたらよいのか分からずに困っている人も多いのではないでしょうか。
路上ライブをしている人はたくさん見かけますが、実は誰でもすぐに路上ライブをしてもよいわけではないのです!
本記事では、路上ライブをする流れやファンを獲得するためのコツを紹介します。
この記事を読めば、トラブルなく路上ライブを開催することができますよ!
目次
1.路上ライブをする流れ5ステップ
路上ライブをする流れを紹介します。
路上ライブを開催する流れは以下の通りです。
順に紹介するので、この流れに沿って路上ライブの準備を進めましょう!
(1)楽曲を用意する
路上ライブで披露する楽曲を用意します。
おすすめの楽曲は、誰でも知っているような認知度の高いポピュラーな曲です。
特に10代から20代が路上ライブの観客になりやすいので、米津玄師やKing Gnu、Official髭男dism、あいみょんなどを歌えば通行人の注目を集めることができるでしょう。
知名度を広げたい場合は、既存曲だけでなく自分だけのオリジナル曲を用意するのも効果的です。
人気な曲で通行人の足を止め、ギャラリーが増えてきたらオリジナル楽曲を披露するとファンを獲得することも可能です。
時間に余裕がある人は、オリジナル楽曲の制作にも挑戦してみてましょう!
なお、以下の記事でオリジナル楽曲の作り方などを紹介しているので、あわせてご覧ください。
(2)路上ライブ用の機材を揃える
披露する楽曲を決めたら、路上ライブ用の機材を揃えます。
路上ライブで必要な主な機材は以下の7つです。
- マイク
- マイクスタンド
- 楽器
- アンプ
- シールド
- 譜面台
- キャリーカート
歌を披露する場合はマイクは必須で、弾き語りをする場合はマイクスタンドや楽器、楽器ごとに必要な機材(アンプやシールドなど)を揃えましょう。
また、初めて路上ライブをする場合は、緊張して歌詞やコードを忘れることがあるので、安心して披露するために譜面台を用意しておくことをおすすめします。
エレキギターやアンプ、譜面台など大きな機材が多い場合は、キャリーカートを購入しておくと持ち運びに便利ですよ!
なお、以下の記事で初心者用の路上ライブのセットを紹介しているので、あわせてご覧ください。
(3)路上ライブをする場所と時間を決める
楽曲と機材の準備ができたら、路上ライブをする場所と時間を決めます。
場所は足を止めて聴いてくれそうな人が多い商店街や歓楽街などがおすすめで、駅前や駅周辺は通行人が多くギャラリーが他の場所に比べて増えやすいです。
また、人通りが増え、時間に余裕がある人が集まりやすい夕方以降に行うことをおすすめします。
後に行う許可の取得や宣伝で必要なので、必ず路上ライブの場所と時間を決めておきましょう!
(4)許可を取る
路上ライブの場所と時間を決めたら、当日トラブルなく実行するために事前に許可を取っておきましょう。
路上ライブを行う場所によって許可を取る相手が異なります。
駅などの私有地で行う場合は持ち主に、道路など公有地の場合は警察に許可を取る必要があるのです。
私有地の場合は、直接連絡を入れて路上ライブを実施しても問題ないか確認するだけで済みますが、公有地を利用する場合は、正式な手続きを踏んで警察に許可を取らなければならないので、ハードルが高いといえます。
そこで、もし公有地で路上ライブを行いたい場合は、市役所や区役所の交通課や地域活性課に相談してみましょう。
相談すると過去の路上ライブ実施例を基に、路上ライブをする際のアドバイスをしてくれます。
市役所や区役所に路上ライブの実施場所と時間を伝え、実施しても問題ないといった言質を取ることができれば、当日警察や通行人から許可を取っているのか聞かれても冷静に対処することが可能です。
許可を取ったことを証明するために、連絡を入れた日時や担当者の名前をメモしておきましょう!
(5)宣伝活動をする
路上ライブの許可を得たら、当日少しでも多くの人に集まってもらえるように宣伝活動をしましょう。
一番最初の路上ライブはファンがいない状態なので、宣伝活動をしたからといって必ずしも人が集まるとは限りません。
しかし、SNSやチラシなどで「駅前で○月×日の18時に誰かが路上ライブをするらしい」という情報が広がるだけでも、興味を持ってくれた人が来てくれる可能性があります。
宣伝活動は2回目以降の路上ライブにつなげるために重要なので、SNSのアカウントを作成するなど宣伝ツールを用意しておきましょう!
2.路上ライブでファンを獲得するための4つのコツ
路上ライブでファンを獲得するためのコツを紹介します。
ファンを増やすためのコツは以下の4つです。
順に紹介するので、路上ライブをするときの参考にしてください!
なお、今では全国区になったNovelbright も以下のようにTwitterを活用して地道にファンを獲得していきました。
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Novelbright のような成功例を参考にして、自分に合った取り組みをしましょう!
(1)何度も繰り返し開催する
ファンを増やすためには、何度も繰り返し路上ライブをすることが重要です。
無名な一般人が路上ライブを数回した程度では、いきなり多くのファンを獲得することはできません。
路上ライブはたまたまその場に居合わせた通行人が観客になるので、何度も実施して自分のパフォーマンスを見たり聴いたりしてもらう機会を増やすことが求められます。
初めの内はギャラリーが集まらず、精神的に辛い部分はあるかもしれませんが、続ける内に立ち止まって聴いてくれる人が徐々に増えていくので、諦めずに継続しましょう!
(2)開催場所と時間を固定する
何度も同じ人にパフォーマンスを見たり聴いたりしてもらうために、路上ライブを行う場所や時間を固定しましょう。
自分のパフォーマンスに魅力を感じてファンになる人もいますが、実力に関係なく頑張っている姿を見てファンになる人も一定数います。
一度や二度見かけただけではファンにならなくても、毎週のように頑張っている姿を見かけると心打たれる人もいるものです。
また、路上ライブの開催場所と時間を固定することによって、決まった時間にそこに行けば必ず会えるようになるため、ファン層の獲得にもつながります。
開催場所と時間を固定して、ギャラリーとの距離感を縮めてファンを獲得しましょう!
(3)SNSでコミュニティを形成する
SNSでコミュニティを形成しましょう。
立ち止まって聴いてくれた観客にSNSアカウントをフォローしてもらい、コミュニティを大きくすることで、コミュニティに参加しているユーザーが宣伝してくれるようになります。
自分がSNSで発信した情報に対して、リツイートやコメントをしてくれるユーザーが増えれば、情報が拡散され宣伝活動が効果的になるのです。
パフォーマンスの間のトークタイムなどで、SNSアカウントを周知し、少しでも多くの人にフォローしてもらうようにしましょう!
(4)近隣住民や通行人に迷惑をかけない
路上ライブを定期的に行うためには、周辺の人とトラブルを引き起こさないことが求められるので、迷惑にならないように気を配ることが重要です。
たとえば、通行人の妨げにならないように広いスペースを確保したり、近隣に家やマンションがあれば音量を下げたりライブを切り上げる時間を早めたりするなどの配慮をしましょう。
市役所や区役所から許可を取っていたとしても、周辺に迷惑をかけていれば警察を呼ばれたり、許可を取り消されたりします。
ファン獲得のために継続して路上ライブを行うために、周囲の人を第一にライブ内容を決めましょう!
まとめ
路上ライブをするには、まず楽曲や場所・時間を決めたり、機材を揃えたりする必要があります。
準備ができたら事前に許可を取り、警察や周辺の人に許可を得ていることを証明できるようにしておくことが重要です。
今回紹介した路上ライブを成功させるための4つのコツを参考にして、周辺の人に迷惑をかけないように注意を払いながら、少しでも多くのファン層を獲得するための工夫をしましょう!
なお、路上ライブでお金を稼ぎたいと思っている人は、以下の記事をあわせてご覧ください。