「VTuberになるための機材は何が必要?」
「スマホだけでVTuberになりたいけど、その場合はどのスマホを買えば良い?」
VTuberになるには莫大な費用を変えkて機材を揃えなければならないと思っている方もいるでしょう。
PC機材を揃えると数十万円以上の費用がかかりますが、スマホならほぼ無料で配信を始められます。
この記事ではVTuberになるために必要な機材と費用目安をPC・スマホ版に分けて解説、おすすめのPC周辺機材も紹介。
最後まで読めばVTuberになるために準備すべきものが全てわかり、スムーズにVTuber配信を始められるようになりますよ!
1.VTuberになるために必要な機材と費用目安
VTuberになるために必要な機材と費用目安を解説します。
- PCを使用する場合
- スマートフォンで配信する場合
VTuber配信にはPC・スマホの2通りの方法があり、必要機材や費用が変わります。
手軽なのはスマートフォンですが、本格的な配信をしたい方はPCがおすすめです。
それぞれ説明します。
(1)PCを使用する場合
PCを使用してVTuber配信する場合は、以下の機材が必要です。
- ミドルスペック以上のPC
- Webカメラ
- VRヘッドマウントディスプレイ
- マイク
- モーションキャプチャデバイス
全ての機材が必須ではありませんが、最低でもPC・カメラ・マイクの3点は必須。
1つずつPCでVTuber配信する場合の機材と費用目安を解説します。
#1:ミドルスペック以上のPC
PCでVTuber配信をする場合はミドルスペック以上のPCを用意しましょう。
高画質でPC配信をしたい場合はCPU容量が低いと、配信がラグったり上手くモーションキャプチャが動かない可能性があります。
またVTuberはゲーム実況をすることも多く、その場合は配信用ソフトとアバターを使用するソフト、そしてゲームを起動するとかなりの容量が必要です。
PCのミドルスペックは以下のようなものを意味します。
- CPU:Intel Core i7第11世代以上
- メモリ:16GB以上推奨
- GPU(グラフィックボード):プレイするゲームの推奨環境参照
CPU・メモリは上記のスペック以上のものを揃えましょう。
GPUは配信画質を左右するものであり、高機能なものほど綺麗な画質で配信できますが、費用が高め。
安いもので25,000円程度で購入できます。
以上のスペックのPCを揃えるとなると、金額は15〜30万円程度必要です。
#2:Webカメラ
WebカメラはVTuber配信に必須のため、必ず購入しましょう。
性能や解像度がたくさんありますが、入門者は5,000~10,000円程度の金額のカメラでも十分です。
おすすめのWebカメラは後ほど紹介します。
#3:マイク
WebカメラやPCにマイクが内蔵されている場合でも、別途マイクを購入した方が良いです。
内蔵マイクは音質が悪く、リップノイズが入り込みやすいため視聴者に不快感を与えます。
マイクはいろいろな種類がありますが、安いもので3,000円程度で購入可能です。
VTuberにとって音声は個性なので、マイクは別に用意するようにしましょう。
#4:VRヘッドマウントディスプレイ
VRヘッドマウントディスプレイは3Dキャラクターを用いて配信したい場合に必要です。
ヘッドマウントディスプレイは1万円程度のものもありますが、品質が悪いため4〜10万円程度のものを購入した方が良いでしょう。
モーションキャプチャデバイスと合わせて装着し、自らの動きを見ながら配信で3Dアバターを自由に動かして配信できるようになります。
#5:モーションキャプチャデバイス
3Dアバターを使用した配信をする場合は、モーションキャプチャデバイスも必要です。
体に装着して全身の動きを読み取り、アバターに反映させます。
ただしモーションキャプチャは10〜100万円程度と高額のため、全身を写した配信をしない場合は購入しなくて良いでしょう。
人気が出てきて視聴者に向けてライブをしたり、全身を写したVTuber配信がしたくなった際に揃えてください。
(2)スマートフォンで配信する場合
次にVTuber配信をスマートフォンで行う場合の機材と費用目安を解説します。
- スマートフォン
- 配信用アプリ
手軽に始めやすいので、これからVTuberを始めて続けていけるか不安な方は、スマホ配信から始めると良いでしょう。
それではスマホでVTuber配信をする際に必要な機材と費用を説明します。
#1:スマートフォン
VTuber配信をスマートフォンで配信するために、スマートフォンが必要です。
条件としては、スマートフォンにフェイストラッキングが搭載されていることです。
iPhoneはiPhone X以降、AndroidはARCoreが搭載されている端末を選びましょう。
今お使いのスマホに顔認証が使われている場合は、そのまま使用できます。
費用目安ですがiPhoneの場合は7〜10万円程度、Androidの場合は5〜10万円以内で購入可能です。
#2:配信用アプリ
スマホでVTuber配信をする方は、配信用アプリを入手しましょう。
配信用アプリは無料で入手できますので、費用はかかりません。
アプリ内でアバターに課金できますが、さほど高額ではないため手軽に利用できます。
スマホアプリでのVTuber配信はスマホスペックによっては無料で始められるため、費用面が心配な方はスマホ配信から始めると良いでしょう。
2.今日からVTuberになれる!人気の機材まとめ
今日からVTuber配信を始めたい方向けに人気の機材をまとめました。
- ツクモクリエイターPC
- Logicool C920n
- Oculus Quest
- サンワサプライ 400-MC001
- PERCEPTION NEURON
VTuber配信を始めたい方向けのコスパの良い機材だけを選んでいます。
(1)ツクモクリエイターPC
VTuber配信をしたい方向けのおすすめPCは、ツクモクリエイターPCです。
比較的安価でクリエイター向けに作成されているため、VTuberを始めたい方におピッタリな商品です。
第12世代CPU搭載モデルの「WA5J-CJ22/ZB」は、137,800円(税込)で購入できます。
(2)Logicool C920n
VTuber配信におすすめのWebカメラは「Logicool C920n」です。
価格は7,480円(税込)で購入でき、フルHD・視野角度78度で最大解像度は1080p/30fbs-720p/30fbsまで対応しています。
Logicool製品は性能が良く比較的安価で購入できるため、初めてVTuber配信をする方におすすめです。
(3)サンワサプライ 400-MC001
VTuber配信を始める方におすすめのマイクは「サンワサプライ 400-MC001」です。
価格は10,800円(税込)と高めですが、ノイズキャンセリング機能なども搭載されておりクリアな音質を追求できます。
VTuberは声の可愛さも重要な要素ですので、音質が良い配信をしたい方は購入してみましょう。
(4)Oculus Quest
VTuber配信を始める方向けのVRヘッドマウントディスプレイは「Oculus Quest」です。
2022年7月時点では128GBが37,180円(税込)で購入できます。
高品質でコードがないため、VTuber配信の際に邪魔にならず高品質な配信を楽しめるでしょう。
(5)PERCEPTION NEURON
VTuber配信を今から始める方へおすすめのモーションキャプチャデバイスは「PERCEPTION NEURON」です。
事務所勢のVTuberも使用している端末であり、高性能で動きを完璧にキャプチャーできます。
最新機種は軽量化されており、使い勝手も向上。
最新機種は44万円となり、付属品などを全て揃えると100万円近くかかるため、中古品を購入するのもおすすめです。
VRヘッドマウントディスプレイとモーションキャプチャデバイスは全身を移さない限りは不要であるため、必要な方は参考にしてください。
3.VTuberになる際に機材以外に必要なもの
VTuberになる際に機材以外に必要なものが2つあります。
- 動画編集ソフト
- 生配信できるプラットフォームへの登録
配信機材以外に揃えておくべきものを解説しますので、事前に揃えておきましょう。
(1)動画編集ソフト
VTuberになる際に機材以外に必要なのは、動画編集ソフトです。
生配信だけでなく、企画動画などを撮影して発信する場合は動画編集ソフトを入手しましょう。
編集ソフトはピンキリで、Macユーザーの方はiMovieという無料ソフトでも編集可能です。
(2)生配信できるプラットフォームへの登録
VTuber配信をするプラットフォームへ登録しておきましょう。
YouTubeやMildomなど、自分の配信とターゲット層が合うプラットフォームを複数選んでください。
1つのプラットフォームに絞り込まず、いくつかプラットフォームを使用してみましょう。
まとめ
VTuberになるには機材が必要だというイメージがありますが、スマホ配信の場合は無料で配信を始められます。
スマホ1つあればVTuberになれるので、最初から大金を注ぎ込むよりは、テストとしてスマホ配信から始めましょう。
その上で自分のVTuberへの適正をはかり、PC機材を揃えていくのがおすすめです。
記事で紹介した機材は比較的コスパが良くVTuberたちが使っている機材なので、参考にして選んでみてくださいね。