「根岸孝旨ってどんな人なの?」
「根岸孝旨はこれまでどのような活動をしてきたの?」
根岸孝旨氏がベーシストとして活躍していることは知っていても、どのようなキャリアを積んできたのか知らない人も多いのではないでしょうか。
実は、さまざまなアーティストとの出会いが今の根岸孝旨氏を形作っていると言っても過言ではないのです!
本記事では、根岸孝旨氏のプロフィールを中心に、どのような流れで今に至るのか紹介していきます。
この記事を読めば、根岸孝旨氏について詳しくなりますよ!
目次
1.根岸孝旨のプロフィール
根岸孝旨氏は、埼玉県出身の1961年9月28日生まれです。
今回は根岸孝旨氏の経歴を以下の5つのパートに区分してみました。
どのような過去を経て今に至るのか説明するので、根岸孝旨氏のキャリアをチェックしてみましょう!
(1)はじめて触れた楽器はピアノ
根岸孝旨氏は、大宮の親戚の家でピアノ弾いたことがきっかけで音楽性に目覚めます。
ピアノの音の魅力に引き込まれ、高校に入学後はクラシックギターや混声合唱などに夢中になったとのことです。
最終的にはロックギターに魅了され、ギタリストとしてライブに参加。
ロックのライブ会場でたまたまのちにレベッカのドラムを担当する小田原豊氏と知り合い、初めてベースに触れます。
このことがきっかけでベースを扱うようになりました。
(2)思い切りひっぱたくプレイスタイルの確立
知人から借り受けたフェルナンデスのフレットレス・ベースを扱っていましたが、この頃から思い切りひっぱたく系のプレイスタイルでした。
ベースと真剣に向き合いはじめた頃、ライブに参加していた樋沢龍彦氏に感化されたことが原因です。
ベースと向き合ううちに数々のベーシストと出会い、さまざまなベースの弾き方を吸収しましたが、最終的にたどり着いたのはパワー溢れるエネルギッシュな奏法でした。
試行錯誤をした結果、思い切りひっぱたくプレイスタイルが自分のスタイルとして確立したのです。
(3)バンド結成をきっかけにプロの道へ
大学1年生のときにバンドを結成し、それからプロの道を目指すことになります。
ちなみに、このときのバンド仲間が小田原豊氏で、ザ・フーを模倣したバンドをはじめました。
バンド活動を継続し、大学3年生のころに、太田裕美氏のバックバンドに参加します。
このときの経験によってプロへの志しが高まり、本格的にプロとして活動することを決心したのです。
(4)サザンとの出会いで知名度向上
大学卒業後は、プロになりたいという思いに従ってミュージシャンの道に進み、サザンオールスターズとの出会いによって人生に転機が訪れます。
ミュージシャンになりたての頃は、音楽家として安定した収入を得られず、満足のいくポジションを勝ち取ることができずにいました。
先行きが見えない中、プロになって知り合った小林武史氏に、突然サザンオールスターズのベーシストにならないか声をかけられたのです。
暗中模索の状態で突如訪れた好機を逃さないように、失うものはないという勢いで自分のスタイルを表現した結果、桑田佳祐氏が根岸スタイルに目を留め、それからサザンの仕事をもらえるようになります。
サザンの仕事によって知名度が爆上がりし、世間から根岸スタイルが評価されるようになりました。
ちなみに、そのとき使用していたベースはVOXで、当時からするとめずらしいものだったことも相まって注目されるようになったのかもしれません。
(5)有名アーティストのサポートをきっかけにメジャーデビュー
知名度が上がった後も多くの有名アーティストのサポートを続け、最終的にはメジャーデビューを果たします。
1989年には自身のバンド Dr.Strange Loveを結成(メンバーは古田たかし氏、長田進氏)し、藤井フミヤ氏のサポートを務め上げ、大きな評判となりました。
その次に、奥田民生氏のサポートも務め、1997年に実力と評判を兼ね備えて満を持してメジャーデビュー。
それから今日に至るまでさまざまなアーティストのサポートをしたり、グループに所属したりして活動しています。
2.根岸孝旨の所属するグループ
根岸孝旨氏が所属するグループはいくつもあります。
オフィシャルサイトによると、現在の所属バンドは以下の3グループです。
- Dr.StrangeLove
- kokua
- JUNK FUNK PUNK
各グループのメンバーは以下の表にまとめています。
バンド | メンバー |
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Dr.StrangeLove |
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kokua |
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JUNK FUNK PUNK |
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各バンドの曲を以下の掲載しておくので、ぜひ一度聴いてみてください。
まとめ
根岸孝旨氏は日本でも名の知れたベーシストです。
サザンや藤井フミヤ氏、奥田民生氏など有名アーティストのサポートを務め上げたことから、かなりの評判を得ていることが分かります。
オフィシャルサイトによると、現在3バンドに所属しているので、気になるバンドがあればチェックしてみてください。