「音楽の才能がある人の特徴は?」
「才能がないと音楽家にはなれない?」
音楽の才能がある人には7つの特徴があります。
しかし、才能がなければ音楽家になれないわけではなく、また才能があっても努力ができない人は音楽家になれません。
この記事では音楽の才能がある人の7つの特徴と、才能に関係なく音楽家になるための3つのコツを紹介します。
最後まで読めば、自分が音楽の才能があるか分かるだけでなく、音楽家になるために欠かせない3つの要素まで全て理解できるでしょう!
目次
1.音楽の才能がある人の7つの特徴
音楽の才能がある人とは一体どのような特徴を持っているのか、7つ紹介します。
- 音を覚えるのが上手い
- 即興演奏や耳コピができる
- 音楽に対しての感受性が高い
- 音感がある
- リズム感がある
- 表現力がある
- 音楽に熱中できる
一緒に音楽を始めたのに、自分の数倍のスピードで上達する「才能のある人」と普通の人の違いは何でしょうか。
1つずつ説明します。
(1)音を覚えるのが上手い
音楽の才能がある人は、とにかく耳がよく音を覚えるのが上手です。
耳で聞いた音を完璧に記憶できるので、一度聞いただけの音楽をすぐに歌ったり、演奏できます。
音の記憶力は音楽の才能がある人が必ず持っている才能です。
反対に音を記憶できない人は、音楽を記憶できないので歌が下手だったり、演奏が下手だったりします。
音楽の才能があると呼ばれる人は、音楽に関する記憶力が非常に高い人といえるでしょう。
(2)即興演奏や耳コピができる
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音楽の才能がある人は、即興演奏や耳コピが得意な人です。
音を記憶する才能があり、さらにそれをすぐに音楽として再現できます。
例えば有名なYouTuber・配信者の「ゆゆうた」さんはピアノの才能があり、耳コピも大得意です。
世界的なチャートランキング上位に入っている有名曲『アイドル』を耳コピする様子の動画を紹介します。
このように一度聞いただけの音楽を頭の中で記憶し、楽譜にして再現できるのが音楽の才能がある人です。
(3)音楽に対しての感受性が高い
音楽の才能がある人は、音楽に対しての感受性が高い人といえるでしょう。
感受性とは音楽への理解力や共感力を意味します。
音楽を聴いた時に「こんな感情やシチュエーションを表現しているんだろう」と想像できたり、またその音楽に対して共感を感じられる人です。
例えば音楽を聴いて鳥肌が立った経験はありませんか?
このような経験をしたことがある人は、音楽に対しての感受性が高いです。
ただの音の羅列ではなく、音楽に込められた意味などを理解できる人は、自身が歌唱・演奏した時に感情を込めて演奏や歌唱ができます。
(4)音感がある
音感がある人も、音楽の才能がある人と分類できるでしょう。
まず音感とは音に対する感覚のことで、音の高い低いや音色を聞き分ける感覚のことです。
わかりやすいのが絶対音感。
絶対音感がある人は音楽を聴くと、その音楽が音階として聞こえます。
また絶対音感以外に『相対音感』という音感もあり、1つの音を聞くと別の音とどの程度離れているのかがわかります。
音を聞き分ける能力があってこそ、演奏や歌で自分が聴いた音を正しく表現できます。
(5)リズム感がある
音楽の才能がある人はリズム感がある人です。
そもそもリズム感とは音楽の拍子を正確に感じ取り、再現できる能力のこと。
リズム感がズレていると音楽を正確に歌ったり、演奏したりできません。
音楽の才能がある人はリズム感があり、心地よい拍子やリズムで音楽を奏でられる人のことです。
(6)表現力がある
音楽の才能がある人は表現力があり、楽曲に込められた思いなどを聴衆に伝えられる人です。
ただ正確に楽譜を演奏するだけでは、ただ演奏や歌が上手い人で終わってしまいます。
音楽の才能がある人は演奏や歌だけで人の心を動かすことができる人です。
表現力がある人は、楽曲に込めたメッセージを聞いている人へ伝えるスキルがある人です。
(7)音楽に熱中できる
音楽の才能がある人は何よりも音楽が大好きな人です。
才能があっても練習を怠ってしまっては、スキルの上達は見込めません。
毎日のように演奏や歌唱を継続できるほど音楽が好きであることは、音楽の才能がある人の必須条件です。
スキルだけでなく音楽への熱意が高い人ほど上達が早く、音楽の才能を発揮できます。
2.才能がないと音楽家は無理?
「音楽家になるには才能がないと無理」と思っている人が多いですが、練習量や熱意でカバー可能です。
- 努力で天才に近づける
- 圧倒的な練習量と熱意が必要
- 音楽に集中する環境を作る
自分は才能がないと諦めずに、音楽家になるための正しい努力を続けましょう。
(1)努力で天才に近づける
音楽の才能がある人も、毎日のように練習をして弛まぬ努力をしています。
仮にずば抜けた才能がなくても、努力をし続ければ天才に近い領域までは行き着けるでしょう。
現に今音楽家として活躍している人も、挫折を味わいながら努力をし続けた結果、活躍する音楽家になっているのです。
音楽家になるためには努力は欠かせませんし、努力によって才能をカバーできます。
(2)圧倒的な練習量と熱意が必要
1月27日はモーツァルトの誕生日🎂
266歳おめでとう🎉死去する3年前の手紙から
…
でも作曲は全く別問題。
僕ほど作曲に長い時間と膨大な思考を注いできた人は他に一人もいません。有名な巨匠の作品は全て念入りに研究。作曲家であるということは精力的な思考と何時間にも及ぶ努力を意味するのです。 pic.twitter.com/xWce8w4sPT— Milkywayyy (@Milkywayh0608) January 27, 2022
音楽家になるためには才能の有無に関係なく、圧倒的な練習量と熱意が必要です。
熱意がないと1日の大半を練習に費やしたり、作曲や作詞など音楽活動に費やし続けることはできません。
音楽が好きだからこそ熱中して練習を続けられ、練習を積み重ねた結果プロの土俵に立てます。
例えば幼い頃から『神童』と呼ばれた「モーツァルト」ですら、わずか3歳の時から楽器を演奏し続けて、1日のうち大半の時間を練習や作曲に費やしていたそうです。
裏を返せば、圧倒的な練習量の確保とそれを実行する音楽への熱意があれば、プロになれる可能性をあげられます。
(3)音楽に集中する環境を作る
プロの音楽家になるには、雑音を遮断してとにかく自分の将来の夢を叶えられる環境を整えることです。
仕事をしながらプロの音楽家になることは不可能ではありませんが、それこそ限られた才能を持つ天才と呼ばれる人だけでしょう。
ある程度音楽の才能がある程度の人がプロになるには、1日の大半を練習に費やせる環境が必要です。
そのためには音楽学校へ通って技術を磨いたり、プロに師事して演奏の上達を目指せる環境を整えるのが必須。
本気でプロになりたいなら、才能を育てられる環境に身を置くようにしましょう。
まとめ
音楽の才能がある人は音感やリズム感がある、感受性がある人が多いです。
しかし才能だけでなく、毎日圧倒的な努力を続けられるだけの音楽への熱意も欠かせません。
練習なく人を魅了できる音楽家はほぼおらず、世に出ている音楽家は人知れず圧倒的な努力を続けているものです。
才能がなくても努力の量で天才へ近づくことができますし、音楽家になることも可能。
この記事で読んだ音楽の才能がある人の特徴を持っていなくても、将来音楽の仕事がしたいなら諦めずに練習を続けてください。
きっとあなたの努力が身を結び、音楽の才能が花開く時がやってくるでしょう!