レコーディングにかかる費用はどのくらい?時短テク2つで費用削減!

「レコーディングってどのくらいの費用がかかるの?」
「レコーディング費用を安く抑える方法を知りたい!」

このように、レコーディングにかかる費用について詳しく知りたいという方は多いでしょう。

自分達で作成した楽曲をレコーディングしたいという気持ちはあっても、費用によっては難しいかもしれないと考えている方も多いと思います。

今回は、レコーディングにかかる費用について、また費用を安く抑える方法を紹介していきます。

この記事を参考に費用面を明確にし、実際にレコーディングを行う第一歩を踏み出しましょう。

以下の記事ではレコーディングのやり方について紹介しているのでぜひご覧ください。

1.スタジオレコーディングにかかる費用について

ここではスタジオでかかるレコーディング費用について紹介していきます。

一概にレコーディングスタジオと言っても全国各所にスタジオはありますし、使っている機材、レコーディングの質や方法、またエンジニアやミックス料金など、さまざまな違いがあるのは当然です。

そのため、どこでも同じ料金でレコーディングできることはなく、スタジオごとにレコーディングにかかる費用は変動します。

スタジオごとに環境が違うので価格の変動も大きいですが、基本的には1時間あたり5,000円は必要だと考えておいた方が良いでしょう。

また、安いという理由だけでレコーディングスタジオを選ぶのは危険な考えです。

もちろん予算内に収めてレコーディングを進めることも大切ですが、レコーディングスタジオを選ぶ際は、そのスタジオの録音環境についてしっかりと調査するようにしましょう。

例えばそのスタジオで使われているマイク、モニタースピーカー、オーディオインターフェースの種類など、音に直接の影響を及ぼす機材について事前に調べておくことは大切です。

多くのスタジオではホームページで機材リストが確認できるのでそちらを利用し、事前に確認してみましょう。

また、スタジオにしっかりとした無音環境が用意されているか否かも、クリアで音質の良い音を録音するのに重要なポイントです。

他にも、ミックスやマスタリングの経験がない場合はそれらを別料金でエンジニアにお願いする場合もありますし、レコーディングが上手く進まず延長料金を払うことも考えられます。

せっかくのレコーディングで大変な思いをしないためにも、自ら事前調査を行い、使い勝手が良いスタジオを借りられるようにしましょう。

以下の記事ではレコーディングの機材について紹介しているのでぜひ参考にしてください。

レコーディング(宅録)に最低限必要な5つの機材を紹介!予算はどのくらい?

2020.08.27

2.事前にレコーディングに掛かる時間を計算しておこう!

レコーディングを行うのであれば、だいたいでも良いのでどのくらいの時間がかかるか理解しておくことが大切です。

だいたいの時間を計算しておくことで、レコーディング費用が予算内に収まるか知ることができます。

レコーディングにかかる時間は以下のように計算します。

レコーディング時間の計算例
  • レコーディングを行うバンドの構成:ギターボーカル、ギター、ベース、ドラムの4人
  • レコーディングを行う曲の分数:4分
  • 録音する回数:ボーカル×1 ギター×2 ベース×1 ドラム×1 合計5回 4分の曲×5回で20分
  • 録音した音源を確認する時間:4分×5音源で20分
  • 合計:40分

このように、単純に計算すると上の条件のようなバンドは40分という短時間でレコーディングが終了する計算になります。

しかし、実際のレコーディングがこんなに上手くいくことはなく、機材の準備や楽器のセッティング、曲の方向性をエンジニアと確認する時間も追加で必要です。

そして何より1回でベストテイクが録れることはまずあり得ず、プロでも3回以上録音を行うことは普通のことです。

それがアマチュアの場合であれば上手くいかずに5回6回7回・・・と何度もレコーディングを繰り返すことは大いに考えられますよね。

新たなテイクを録れば音源を確認する時間も増えますし、1テイクごとに反省する時間、またレコーディングに行き詰まって休憩を挟むこともあるでしょう。

このように、決して録音する時間だけがレコーディングにかかる時間ではなく、録音を始めるための準備から最後の片付けまで全てがレコーディングにかかる時間となるのです。

レコーディングを行う際には上記の計算例に様々な条件を足し、だいたいで良いのでレコーディングにかかりそうな時間を把握しておくと良いでしょう。

(1)できるだけレコーディング時間を短くする方法2つを紹介

費用面から、できるだけレコーディングの時間を短くしたいと考えている方も多いでしょう。

できれば費用のことは考えずにレコーディングを行えるのが一番ですが、出せる金額にも限度があると思うので以下を参考にして少しでもスムーズにレコーディングが進められるようにしてみてください。

  1. 一発録りを行う
  2. しっかり練習をしてくる

順に紹介します。

#1:一発録りを行う

レコーディング時間を短くする1つ目の方法は、一発録りを行うことです。

一発録りとは、それぞれのパートごとに録音するのではなく、すべてのパートが同じ空間で一斉に録音を行うレコーディング方法です。

全員で同時に演奏することで時間の短縮にも繋がるため、レコーディング時間を短くする一つの方法として効果的と言えます。

また、全員で演奏することでライブのような迫力や疾走感などを表現できるため、プロでも曲によってはこの方法を使うことも少なくありません。

ちなみにデメリットがない訳ではなく、誰かがミスをした場合最初から録音し直す必要があります。

ある程度バンドとしての能力も必要なレコーディング方法ですが、費用を抑えたいという場合はこの方法を活用してみるのも良いでしょう。

#2:事前にしっかり練習しておく

レコーディング時間を短くする2つ目の方法は、しっかり練習をしてくることです。

当たり前のことですが、自分達がレコーディングする曲はしっかり覚えてからスタジオに行くようにしましょう。

スタジオは練習をする場所ではなく、レコーディングを行うところです。

初めてのレコーディングに焦ってなかなか上手に弾けないというのは誰にでもあることですが、曲を覚えていなくて弾けないというのはレコーディング作業を滞らせる原因として許されません。

日頃から練習を積み重ねて、バンドメンバー全員でスムーズにレコーディングを進められるよう工夫することが質の高い音楽制作や費用削減に繋がります。

まとめ

今回はレコーディングにかかる費用について紹介しました。

スタジオごとに値段も違うため具体的な数字を挙げることはできませんが、決して安い費用でレコーディングを行うことはできません。

しかし、少しでも安く抑えようと費用だけでそのスタジオを判断するのも危険なので、レコーディング方法、使用機材、口コミで事前調査を行い、複数の視点で選ぶようにしましょう。

また、レコーディング時はスタジオのスタッフさんやエンジニアさんにも手伝ってもらうため、失礼のない態度でレコーディングを行ってくださいね。

以下の記事ではレコーディングについて紹介しているのでぜひ参考にしてください。

【レコーディング初心者】機材・費用・おすすめDAWソフトを紹介!

2020.08.31

関連記事