「レコード会社の年収は高い?」
「どのレコード会社に入れば、高年収で働けるの?」
レコード会社の年収は全体で見ると一般的なサラリーマン程度になることが多いですが、大手レコード会社は別です。
大手レコード会社なら、日本の平均年収を大きく上回る年収が得られる可能性があります。
この記事ではレコード会社の年収と大手・中小別に解説、年収の高いレコード会社ランキングを5位まで発表、最後に高年収のレコード会社で働くメリットを説明します。
最後まで読めばレコード会社の年収情報がわかり、給与や待遇の良い企業へ就職できるでしょう。
目次
1.レコード会社の年収
レコード会社で得られる年収について解説します。
- 大手レコード会社の平均年収
- 中小レコード会社の平均年収
人口にレコード会社といっても、大手と中小でかなり収入があるためそれぞれ分けて解説します。
(1)大手レコード会社の平均年収
大手レコード会社の平均年収は、400〜1,000万円程度と幅があります。
平均的には400〜600万円程度がボリュームゾーンであり、役職に就くと1,000万円をこえる高収入を得られるようです。
また新卒でもかなり条件が良いのが特徴で、ソニーミュージックの新卒採用の年俸は415万円を保証されます。
大手レコード会社は知名度も資金力もあるため、給与も高い傾向にあるのは間違いないでしょう。
大手レコード会社の情報については、こちらも併せてお読みください。
(2)中小レコード会社の平均年収
中小レコード会社の平均年収は、300〜500万円がボリュームゾーンとなっています。
大手ほどの資金力がないためボトムが低くなっており、新卒採用や非正規雇用も含めると300万円台の年収になる可能性もあります。
また福利厚生やボーナスなども大手ほどは充実しておらず、待遇は大手の方が良い可能性があるでしょう。
2.レコード会社の年収ランキングTOP5
レコード会社の年収ランキングTOP5を紹介します。
- ワーナーミュージック・ジャパン
- ユニバーサルミュージック合同会社
- ソニー・ミュージックエンタテイメント
- ポニーキャニオン
- エイベックス
大手レコード会社の中で高年収の企業のみを選定し、5つ紹介します。
(参考データは年収図鑑を元に作成しています。)
(1)ワーナーミュージック・ジャパン
ワーナーミュージック・ジャパンは、アメリカのワーナーミュージック・グループ参加のレコード会社・音楽プロダクションです。
外資系のレコード会社の中では日本で2番目に歴史の長いレコード会社で、平均年収は821万円となっています。
給与の他に業績によって支給されるインセンティブがあり、また住宅手当や家族手当などの福利厚生も充実しているため、給与も高水準です。
ワーナーミュージック・ジャパンは新卒採用を不定期にしか行っておらず、不定期で採用枠が出る契約社員からの正社員登用が一般的なキャリアパスです。
(2)ユニバーサルミュージック合同会社
ユニバーサルミュージック合同会社は、日本で一番歴史の長い外資系のレコード会社です。
平均年収は792万円となっており、レコード会社の中でもかなりの高水準。
レーベルの達成率によるインセンティブがあり、昇給率も良いことから年次を重ねると昇給していき年収が上がる傾向にあります。
毎年新卒採用と中途採用を実施しており、採用のチャンスは比較的多いです。
(3)ソニー・ミュージックエンタテイメント
ソニー・ミュージックエンタテイメントは、日本最大手のレコード会社の1つです。
平均年収は年収図鑑によると566〜817万円と部署によって幅がありますが、待遇はかなり良いといえます。
新卒採用でも年俸415万円が保証されるなど、初任給も高めの設定です。
ソニーミュージックは毎年新卒採用、キャリア採用を随時出しており、キャリア採用では学歴・経験不問のポジションも多く用意されています。
(4)ポニーキャニオン
ポニーキャニオンはエンタメ全般を取り扱う会社で、レコードの販売や音楽ソフトの開発などを手広く取り扱っています。
平均年収は628万円となっており、初任給は年俸で367万5,600円と高待遇の企業です。
採用は基本的に新卒採用・第二新卒のみですが、キャリア登録をしておくとポストに空きが出た場合に選考案内をしてもらえる仕組みがあります。
(5)エイベックス
エイベックスは日本を代表するレコード会社・音楽プロダクションです。
年収は平均601万円〜813万円とポストによってはかなり高水準の給与をもらえます。
新卒で392万4,000円の給与が保証されるなど、大手だけに新卒でもかなりの高待遇。
毎年の新卒採用に加え、第二新卒やキャリア採用枠、アルバイトの募集など人材募集に積極的なので、適したポストがあれば応募してみましょう。
3.就職は難しい?高年収のレコード会社に挑戦すべき3つの理由
レコード会社はただでさえ就職難易度が高いのですが、年収が高いとそれだけ倍率も高くなります。
- 仕事のモチベーションにつながる
- 福利厚生も整っていることが多い
- 未経験からでも転職できる可能性がある
倍率が高くても年収の高いレコード会社へ挑戦すべき理由を1つずつ紹介します。
(1)仕事のモチベーションにつながる
レコード会社に限ったことではありませんが、年収が高いことは仕事のモチベーションにつながります。
頑張った分お給料で還元してもらえるので、仕事にやりがいを感じやすいでしょう。
またレコード会社は部署によっては労働時間が長く、生活が不規則になりがちですが、そんな中で年収が高いことを支えに頑張っていけます。
レコード会社の生活リズムや仕事のきつさについては、以下の記事で紹介しています。
(2)福利厚生も整っていることが多い
年収の高いレコード会社は資金力がある大手であり、福利厚生も整っています。
住宅手当や家族手当だけでなく、保養所を持っていて利用できたり、退職金制度なども整っている企業が多いです。
福利厚生の充実は社員の満足度に大きく影響します。
高年収のレコード会社を目指せば、自然に福利厚生が整った企業で安心して仕事ができる点は大きなメリットです。
(3)未経験からでも転職できる可能性がある
年収の高いレコード会社は働いている人数が多いことから、中小レコード会社よりも採用人数が多いです。
また雇用形態が幅広く、バイトや契約社員で人材を採用して昇格させるなどさまざまなキャリアパスがあります。
未経験から就職できる役職なども多いため、転職を狙いやすい点もメリットです。
もちろんレコード会社は人気の就職先で難易度は高いですが、音楽が好きなら挑戦する価値はあるでしょう。
レコード会社の就職の難しさについては、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
レコード会社の平均年収は中小で300〜500万円程度、大手の場合は400〜1,000万円程度と幅があります。
全体を見ると一般的なサラリーマンと同程度の年収になりますが、大手なら平均年収を大きく上回る収入を得られるかもしれません。
この記事で紹介した5つの高年収レコード会社は就職難易度は高いですが、福利厚生の充実など働く上で非常に条件がよいです。
あなたも年収の高いレコード会社へ入社して、満足いく給料でやりがいのある仕事をしてください。