「ポップガードを選ぶときにどこに注目したらいいの?」
「初心者におすすめのポップガードは何があるの?」
本格的に自分の歌声を録音しようとしている人の中には、どんなポップガードを使えば良いのか分からずに困っている人も多いのではないでしょうか。
実は、ポップガードにはいくつか注目すべき項目があって、それらを基準に選ぶことで自分のニーズに合った製品を手にすることができるのです!
本記事では、ポップガードの効果や選び方、おすすめの製品を紹介します。
この記事を読めば、ポップガードの性能を把握し、自分に合ったものを選べるようになりますよ!
目次
1.ポップガードの2つの効果
ポップガードを使うことで得られる効果を紹介します。
ポップガードを使うメリットは以下の2つです。
ポップガードにはどのような効果があるのか理解しておくことで、製品選びの参考にすることができます。
順に紹介するので、ポップガードの効果を頭に入れておきましょう。
(1)ポップノイズを除去してくれる
ポップガードを使う最大の目的が、ポップノイズの除去です。
ポップノイズとは声を発するときに同時に出てしまう「ボフッ」という音のことで、マイクで録音するときにどうしてもポップノイズを拾ってしまいます。
ポップノイズは後から編集で削除することができない音なので、一緒にマイクで拾ってしまうとせっかくのきれいな歌声が台無しです。
ポップガードをマイクの前においてポップガードを通して声を発することで、ポップノイズが混ざっていないきれいな歌声だけをマイクで拾うことができます。
(2)コンデンサーマイクを湿気から守ってくれる
ポップガードはマイクを湿気から守る効果もあります。
意外と知らない人が多いかもしれませんが、コンデンサーマイクは湿気に弱く、人の口から出る吐息やつばが直接マイクにかかることで、マイクの劣化を招いてしまうのです。
ポップガードを間に置くことによって、吐息やつばがポップガードで遮断する形になるため、コンデンサーマイクを湿気から守ることができます。
機材はなるべく長く使った方が良いので、ポップガードでマイクの劣化を予防しましょう。
2.ポップガードを選ぶときの3つの注目ポイント
ポップガードを選ぶときに注目すべきポイントを紹介します。
今回紹介するポイントは以下の3つです。
順に紹介するので、どこに注目して選べば良いのかチェックしてみてください。
(1)取り付け方法
ポップガードを選ぶときは、取り付け方法に注目しましょう。
ポップガードはマイクやマイクスタンドに装着する形で使用しますが、主な取付方法は以下の3通りです。
形式 | 取り付け方法 | おすすめの人 |
---|---|---|
クリップ式 | マイクスタンドにクリップで挟んでセットする方法 | 取り付けやすさを求める人 |
クランプ式 | マイクスタンドにネジで挟んでセットする方法 | 使用中にポップガードが微妙にずれることを嫌う人 |
カゴ式 (U型) | マイクに直接装着する方法 | 歌詞などを見ながら録音したい人 |
取り付け方法は3つありますがどれも価格帯は同じなので、自分が使いやすいと思ったものを選びましょう。
(2)素材
ポップガードの素材で選ぶこともポイントです。
ポップガードには布製のものと金属製のものがあります。
素材 | メリット | デメリット |
---|---|---|
布製 |
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|
金属製 |
|
|
それぞれにメリットとデメリットがあるので、比較してニーズにマッチする方を選びましょう。
(3)サイズ
ポップガードにはいくつかのサイズがあるので、使用状況に合ったサイズのものを選ぶことをおすすめします。
あまりサイズが大きすぎると視界が遮られてしまい、譜面やパソコン画面が見えづらくなるため、直径10cmあたりのサイズが一番使いやすいでしょう。
なるべく小さい方が安定した声を拾いやすいので、大き目のものよりは小さめのものを選ぶのがポイントです。
3.おすすめのポップガード3選
初心者におすすめのポップガードをいくつかピックアップして紹介します。
今回初回するポップガードは以下の3つです。
順に紹介するので、ポップガードを選ぶときの参考にしてみてください。
(1)コンパクトで使いやすいポップブロッカー PO-5S(KIKUTANI)
ポップブロッカー PO-5Sは、KIKUTANIが販売しているポップガードで、マイクスタンドに取り付けるクリップ式です。
サイズが10cmとコンパクトで使いやすく、楽譜などを見ながら録音することができます。
可動パーツが2か所あるので、細かく位置を調整できる点もおすすめです。
値段 | 1,790円(税込) |
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取り付け方法 | クリップ式 |
素材 | 布製 |
サイズ | 10cm |
(2)高音質で水洗いが可能なDCP-2(Dicon Audio)
DCP-2はDicon Audioが発売している金属製のポップガードで、クランプ式になっておりしっかりマイクに固定することができます。
フレキシブルに動くアームになっているので、ポップガードの位置を細かく調整することが可能です。
水洗いができ高音質で録音できるため、音質にこだわりたい人は使ってみてください。
値段 | 1,813円(税込) |
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取り付け方法 | クランプ式 |
素材 | 金属製 |
サイズ | 13.5cm |
(3)破裂音が防止できるPF1(SD GAZER)
PF1はSD GAZERが販売しているクランプ式の布製ポップガードです。
一般的にポップガードでは破裂音を防止することは難しいのですが、繊維製ネットを2枚使用しているので、破裂音を防止することができます。
フレキシブルなネックになっているため、自由度の高いポップガードです。
破裂音が鳴る癖を持っている人は、試しに使ってみてはいかがでしょうか。
値段 | 999円(税込) |
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取り付け方法 | クランプ式 |
素材 | 布製 |
サイズ | 15.5cm |
まとめ
ポップガードはきれいに声を録音する際に必須となる機材です。
ポップガードには複数の種類があるので、いくつかポイントを絞って選ぶことをおすすめします。
今回紹介したおすすめのポップガードを参考にして、自分に合った製品を使い快適に音楽活動に取り組みましょう。