「自分で作った楽曲をアイドルに歌ってもらうにはどうしたらいいの?」
「楽曲提供をするための準備って何があるの?」
楽曲制作に挑戦した人の中には、自分の曲をアイドルに歌って欲しいと思っている人も多いのではないでしょうか。
アイドルと言えば一般人から遠い存在のように感じるかもしれませんが、実はプロの音楽家ではなく、一般人が作った楽曲をアイドルに歌ってもらえる場合もあるのです!
本記事では、アイドルに楽曲提供をする方法や事前準備を紹介します。
この記事を読めば、自分で作った楽曲がアイドルに歌ってもらえるかもしれませんよ!
なお、楽曲制作の流れや基本的なルールについて以下の記事にまとめているので、あわせてご覧ください。
目次
1.アイドルに楽曲を提供する4つの方法
アイドルに楽曲を提供する方法を紹介します。
一般人が取れるアイドルへの楽曲提供方法は以下の4つです。
順に紹介するので、どのような手段があるのかチェックしましょう!
(1)楽曲募集に応募する
楽曲募集枠に応募するのも楽曲提供手段の1つです。
主に以下の2つの楽曲募集枠があります。
- 楽曲コンペ
- クラウドソーシング
それでは、順に紹介します。
#1:楽曲コンペ
アイドルが在籍している事務所が、楽曲コンペなどプロデュースの一環として楽曲を募集することがあります。
楽曲コンペとは、有名アーティストやアイドルに歌ってもらう楽曲を募集するコンテストのことです。
楽曲コンペで選ばれればアイドルに歌ってもらえる可能性は極めて高くなるので、最も確実性が高い楽曲提供手段と言えるでしょう。
楽曲提供の機会を逃さないように、楽曲が募集されていないかアイドルが所属する事務所のHPページやクラウドソーシングをチェックしておくことが重要です。
#2:クラウドソーシング
アイドルや所属事務所がクラウドソーシングで楽曲制作の依頼をすることもあります。
特にクラウドソーシングの中でもランサーズやクラウドワークスが初心者でも使いやすく、フリーランスの楽曲制作者に対して楽曲募集の案件が掲載されるため、こだわりがなければ2つのサービスの登録をしておきましょう。
クラウドソーシングは案件が多いわけではなくライバルも多いので、これらだけでは不安な人はOURSOUNDSなどのバンドメンバー募集サイトも利用すると楽曲提供機会が増えますよ。
バンドメンバー募集サイトでも作曲者を募集しているユーザーはいます。
責任は重大ですがやりがいは感じられるので、アイドル向けの楽曲制作の案件がないか逐一確認しておきましょう!
(2)Webコンテンツにサービスとして出品する
自分のスキルを出品できるWebコンテンツを利用しましょう。
スキルのフリーマーケットアプリのココナラやネットショップ開設サービスのBASEが特に人気です。
ココナラで出品者登録を済ませれば、フリマアプリのメルカリのようにすぐに楽曲提供サービスを出品することができます。
また、BASEでは無料で自分のネットショップを開設することができ、フォーマットに沿って入力するだけで簡単に商品ページの作成が可能です。
最速での提供など競合とのサービスの差別化を図り、依頼者と条件がマッチすれば、自分から営業することなく楽曲制作の依頼が転がり込んできますよ!
(3)SNSで宣伝する
SNSを使ってアイドル関係者に対して宣伝活動をすることも有効です。
スキルサービスコンテンツやネットショップでは依頼を検討している人にしか営業できません。
しかし、SNSであればユーザーが拡散して広げてくれるので、自分の存在が音楽関係者に認知される可能性が高くなります。
SNSは小まめに情報を発信することができ、気軽に連絡のやり取りができるので、コミュニケーションツールとしても有効です。
依頼者が連絡を取りやすいように、アカウントのプロフィールページや固定ページに楽曲提供を承る旨の内容を記載しておきましょう。
SNSでアピールすることで、音楽関係者やYoutuberの目に留まって新規プロジェクトにスカウトされるかもしれませんよ!
(4)インターネット広告を使う
インターネット広告で宣伝する方法もあります。
インターネット広告は検索履歴やキーワードに連動して表示されるので、楽曲制作を依頼したい人と直接コンタクトを取れる可能性が高いです。
特にGoogle広告は有名ですが、他にもFacebook広告やInstagram広告などSNS向けのものがあります。
広告費が発生してしまいますが、広告をクリックする人は見込み顧客なので成約獲得率は高くなるでしょう。
少しでも早く依頼を受けたい人は、ブログやランディングページ(集客ページ)を作成しインターネット広告に出稿しましょう!
2.アイドルに楽曲提供をするための3つの準備
アイドルに楽曲提供をするために不可欠な準備を紹介します。
楽曲提供を実現させるためには、以下の3つの事前準備が重要です。
順に紹介するので、どのような準備をすればよいのか頭に入れておきましょう。
(1)プロフィールを作る
信頼して依頼してもらえるように、プロフィールを作っておきましょう。
先方は面識がない状態で楽曲制作を依頼するケースが多いので、プロフィールを参考に依頼先を決める傾向があります。
少しでも依頼数を増やすために、以下の項目はプロフィールに掲載しておきましょう。
- 得意な音楽ジャンル
- 過去の楽曲提供履歴
- 納期目安
- 顔写真
- 影響を受けたアーティスト
WebサイトやSNSアカウントのプロフィールページを充実させると、依頼者からの信頼を得られやすくなりますよ!
(2)サンプル音源を作る
先方の判断基準にもなるので、サンプル音源を用意しておきましょう。
サンプル音源を聴かせることで、先方は自分がどのような楽曲を作ってもらえるのかイメージしやすくなります。
サンプル音源は先方が依頼するかどうかの判断基準になるので、音源を求められたらすぐに提出できるようにしておきましょう。
実績や知名度がない人に対して、いきなり楽曲を依頼する人はほとんどいません。
もし、自分のWebコンテンツを持っている人は、複数のジャンルのサンプル音源を掲載しておくと依頼数が増えやすくなりますよ!
なお、サンプル音源を作るときは以下の項目に注意してください。
- サンプル音源も本番のように作る
- ボーカル曲の場合は、歌声を入れる
- 歌詞がない場合は「ラララ」など言葉で歌う
先方にとってサンプル音源は重要な資料なので、サンプル音源だからと手を抜かず、レコーディングなどお金をかけるところはしっかりかけましょう!
(3)作曲スキルを身につける
楽曲提供を目指すのであれば、作曲スキルの向上が求められます。
アイドルに楽曲提供を目指す以上は、一定レベルの技術が必要です。
先方の意図や目的を汲み取り、すぐに楽曲に反映できるように修正への対応力や作業スピードの向上が必須でしょう。
臨機応変な対応力や作業スピードは、楽曲制作を何度も繰り返して長い期間をかけて身につくものです。
先方のさまざまな要望に対して早急に柔軟な対応ができるように、たくさん楽曲を制作して作曲スキルを向上させましょう!
万が一、作曲スキルの向上が見込めない場合は、自分の苦手分野を補完してくれる協力者を集めておくことも有効です。
楽曲制作は作曲や編曲、作詞などさまざまな作業があるので、作業ごとに担当者を設けて効率化するのもおすすめですよ!
なお、作曲や編曲のやり方について以下の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください。
まとめ
実績がない人でもアイドルに自分の楽曲を提供することは可能です。
確実性が高いのは楽曲コンペに勝ち抜くことですがハードルが高いので、Webコンテンツにサービスとして出品したりSNSや広告で宣伝したりして楽曲提供機会を増やすことをおすすめします。
先方と交渉をスムーズに進めるために今回紹介した3つの事前準備が重要なので、しっかり準備をしてアイドルに自分の楽曲を歌ってもらいましょう!
なお、以下の記事に作曲や編曲のコツをまとめているので、あわせてご覧ください。