「宝塚に入りたい!けどどうしたら良いかわからない」
「宝塚音楽学校の倍率は?受験対策は?」
宝塚に入りたいならまずは、宝塚音楽学校へ入学しなければなりません。
しかし、宝塚音楽学校の倍率は非常に高く600名以上が受験しても40名しか合格しないという狭き門です。
この記事では宝塚に入りたい方に向けて宝塚歌劇団の概要と宝塚音楽学校に入ってから宝塚歌劇団へ入団する流れ、受験対策について解説しています。
最後まで読めば宝塚歌劇団の受験資格や面接の流れ、対策まで全てわかるでしょう!
目次
1.宝塚に入りたい!宝塚歌劇団の概要
宝塚に入りたい方に、宝塚歌劇団の概要について解説します。
- 宝塚歌劇団について
- タカラジェンヌとは
自分が将来なりたい職業や入りたい劇団についてよく理解しておきましょう。
(1)宝塚歌劇団について
宝塚歌劇団とは兵庫県にある歌劇団で、女性メンバーだけで構成されています。
舞台上では演劇・ミュージカルなどを華やかな舞台を披露することで大人気。
女性が男性役を演じることでも有名で、宝塚の男役の女性には特に熱狂的なファンがつきます。
宝塚歌劇団は日本で最も有名と言える女性だけで構成された歌劇団です。
(2)タカラジェンヌとは
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タカラジェンヌとは宝塚歌劇団の団員もしくは宝塚音楽学校の生徒に対しての愛称です。
パリジェンヌと宝塚を融合させて作られた造語で、おしゃれで品のある団員をパリジェンヌになぞらえてこう呼ばれるようになりました。
有名な元タカラジェンヌには「天海祐希」さん「黒木瞳」さんがおり、卒業後に芸能界デビューする方も多いです。
2.宝塚に入りたい人向け!タカラジェンヌになる方法
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宝塚に入りたい方のために、タカラジェンヌになる方法を解説します。
- 宝塚音楽学校の試験を受ける
- 宝塚音楽学校で授業を受ける
- 宝塚音楽学校卒業後に宝塚歌劇団へ入団
宝塚に入る方法は1つしかありません。
1つずつ説明します。
(1)宝塚音楽学校の試験を受ける
宝塚に入るには宝塚音楽学校の試験を受けて合格しなければなりません。
- #1:宝塚音楽学校の受験資格
- #2:宝塚音楽学校の合格率
- #3:試験内容
これ以外の方法で宝塚歌劇に入ることはできないため、宝塚に入りたいなら受験を目指して準備しましょう。
#1:宝塚音楽学校の受験資格
宝塚音楽学校の受験資格を説明します。
2024年の募集要項はまだ発表されていないので、2023年版を参考に説明します。
- 2004年4月2日 ~ 2008年4月1日までに生まれていること
- 受験時に中学卒業あるいは高等学校卒業又は高等学校在学中であること
- 容姿端麗で、卒業後宝塚歌劇団生徒として舞台人に適すること
参考:宝塚音楽学校HP
基本的に中学3年生までと年齢制限があり、高校から宝塚音楽学校へ入学できる人に限られます。
身長制限などは設けられていませんが、宝塚の男役の方は167センチと高身長、娘役の方も157センチを下回る身長の方はいないそうです。
毎年1月から2月の間で受験の願書締め切りが設けられるので、募集要項が出たらすぐに準備を始めましょう。
#2:宝塚音楽学校の合格率
宝塚音楽学校の倍率は2023年の発表によると15.3倍です。
2023年の受験志望者は612名で合格者はわずか40名しかいませんでした。
過去には20倍近い倍率だったこともあるためやや倍率は下がっていますが、かなり狭き門であることに変わりはありません。
#3:試験内容
宝塚音楽学校の試験内容は以下の流れで行われます。
- 1次審査…面接
- 2次審査…面接・歌唱・舞踊
- 3次審査…面接・健康診断
審査は3回に分けて行われ、面接では振る舞いや態度、華やかさなど舞台の適性をチェックされます。
歌唱や舞踊では譜面を読むスキルと歌唱力が、舞踊は先輩が踊る見本を真似して踊り、柔軟性やダンスのスキルを審査員が判断する流れです。
(2)宝塚音楽学校で授業を受ける
宝塚音楽学校へ入学したら、バレエや日本舞踊などのダンス全般と声楽を勉強します。
また日常生活では所作や礼儀作法などを、先輩や先生から厳しく指導されるそうです。
宝塚音楽学校はかなり校則・礼儀に厳しく、廊下を直角に曲がるなど特殊なルールがあるなど、普通の学校とは違った厳しさがあります。
(3)宝塚音楽学校卒業後に宝塚歌劇団へ入団
宝塚音楽学校卒業後は、「研究科1年生」として初舞台を踏み、宝塚名物であるラインダンスを踊ります。
その後は月・花・星・雪・宙組の5つの組に編成されて、それぞれの組で舞台で役を得る流れです。
熱狂的なファンがついてスターになれれば、その後芸能界での活動にもつながります。
3.宝塚音楽学校の受験に受かるには?
宝塚音楽学校に入るには受験合格が必須ですが、倍率も高くかなり難しい試験です。
- バレエを習っておく
- 宝塚受験専門の塾へ行く
- 声楽を習っておく
タカラジェンヌになりたい方は、小学生の頃から受験対策をしているなど、準備期間も長くなります。
1つずつ宝塚音楽学校の試験に受かる対策を解説します。
(1)バレエを習っておく
宝塚音楽学校へ入学している合格者はバレエを小さな頃から習っています。
試験の際に舞踊の試験があり、この際にバレエの試験や柔軟性をチェックされるため、バレエを習っておきましょう。
バレエ教室の中には元タカラジェンヌが経営するバレエ教室があり、宝塚の試験対策をしてくれる教室もあります。
宝塚に入りたい人は、バレエを習って基礎的なダンスのスキルを身につけておきましょう。
(2)宝塚受験専門の塾へ行く
宝塚に入りたい人は、宝塚受験専門の塾へ行くのもおすすめです。
宝塚音楽学校の試験は非常に特殊で、面接時の受け答えの方法や姿勢、歩き方なども対策しなければなりません。
合格者の多くは宝塚受験専門の塾へ行けば、模擬試験や面接の練習などもしてくれるので、合格対策になるでしょう。
どうしても宝塚に入りたいなら、宝塚対策を専門的に扱う教室や塾へ通うことも検討してください。
(3)声楽を習っておく
宝塚に入りたい方は、小さな頃から声楽を習っておくと良いでしょう。
試験の内容には歌唱が含まれており、歌や楽譜を見るスキルも必要になります。
小さな頃から音楽に触れておくことで歌唱力やリズム感が養われるので、宝塚の試験対策に有効です。
宝塚に入りたい方は声楽教室や音楽教室へ通って、音楽の素養を身につけましょう。
まとめ
宝塚に入りたい方はしっかり受験対策をして、宝塚音楽学校を卒業しなければなりません。
それ以外に宝塚に入る方法はないので、中学3年生になるまでにしっかり準備して適性をつけて、宝塚音楽学校への入学を目指しましょう。
宝塚音楽学校の受験は倍率15倍以上でかなりの難関ですが、専用の受験対策ができる教室が塾もあるので活用してください。
記事の内容を参考にして、あなたも宝塚に入りたいという夢を叶えましょう!