「エンタメ業界とは、どんな業界?」
「転職したいんだけど、エンタメ業界はどんな仕事がある?」
エンタメ業界とは音楽や芸能、テレビや映画などの娯楽に関連する業界です。
人気の業界ですが、いざ転職するとなるとどの業種を選べば良いかわからず困っている方もいるでしょう。
この記事ではエンタメ業界の業種や職種、年収を解説したうえで、エンタメ業界の動向や転職する方法を紹介します。
最後まで読めばエンタメ業界の知識がつき、自分が本当にやりたい仕事が見つかるはずです。
目次
1.エンタメ業界とは
エンタメ業界とは具体的にどんな業界なのでしょうか?
- エンタメ業界の業種
- エンタメ業界の主な職種
- エンタメ業界の平均年収
特に未経験からの転職の場合は、業界の知識が必須となります。
業界の概要を知り、転職活動に活かしましょう。
(1)エンタメ業界の業種
エンタメ業界には主に、以下のような業種があります。
- 音楽業界
- 芸能
- 映像・テレビ
- 映画
- ネット配信
- ゲーム
このほかレジャー施設などもエンタメ業界の1つです。
今回は音楽や芸能に関係する業種を紹介します。
#1:音楽業界
エンタメ業界といえば音楽業界です。
音楽業界の中にもレコード会社やライブ事業の会社など、幅広いジャンルがあります。
アーティストやマネージャー、レコーディングスタジオのスタッフやプロデューサーなど、多様な職種があるのが特徴。
また最近は音楽のサブスクリプション、SNSから新人アーティストを発掘するなどインターネットを主戦場とした事業も展開しています。
#2:芸能
芸能もエンタメ業界の1種です。
芸能プロダクションでタレントを養成したり、マネージャーとしてタレントを支えたりします。
またタレントが出演するテレビや番組の宣伝、チケットの販売管理やグッズ作成、YouTubeチャンネルの運営など業務の幅も広くいろいろな仕事を経験できるでしょう。
#3:映像・テレビ
映像やテレビもエンタメ業界の1つです。
映像制作会社に入ってカメラマンやディレクター、プロデューサーになったり、テレビ局に入って番組制作の企画やPRなどを担当できます。
またスポンサー獲得のための営業活動もテレビ局の仕事です。
最近はインターネットの普及により、テレビを見逃し視聴できるアプリの開発など、新しいジャンルの事業も拡大しています。
映像やテレビ業界はエンタメ業界でも大手の産業であり、志望者の多い転職先です。
#4:映画
映画業界もエンタメ業界の1つです。
制作会社にて映画を企画し、キャスティングや撮影、広報までを担当します。
また映画配給会社は、制作された映画の放映権の買い付けから映画館との放映交渉を行います。
映画業界の中にもさまざまな仕事があるので、やりたい仕事に合わせて企業を選びましょう。
#5:ネット配信
最近はネット配信事業もエンタメ業界の中で存在感が大きくなっています。
YouTubeなどの動画主体のSNSの普及により、ライブ配信や動画配信が一大事業となりました。
ネット配信のサポートや配信者の育成、プロデュースやマネジメントをする「UUUM」のような企業が増えています。
#6:ゲーム
ゲーム会社もエンタメ業界の1つです。
制作会社ではゲームの企画やプロジェクトの進行、ゲームクリエイターの雇用など幅広い仕事を担当します。
最近はスマホで遊べるスマホゲームの需要も高まっており、今後ますます発展していく業種です。
(2)エンタメ業界の主な職種
エンタメ業界は多種多様で、職種も幅広いです。
転職を考える際に選べる職種を説明します。
- 営業
- 制作部
- マーケティング
- 広報・PR
- 販売
- 施設管理・イベント企画
- 一般事務
業界によって職業の呼び方は異なりますが、エンタメ業界の職種は主に以上に分かれます。
例えば音楽制作であればサウンドクリエイターやプロデューサー、作詞家、作曲家が制作部です。
施設管理やイベント企画部の場合は、コンサートの企画やグッズの対応などを行います。
また一般事務の公募もあり、業界未経験者でも事務経験があれば狙いやすい仕事になっています。
(3)エンタメ業界の平均年収
エンタメ業界の平均年収は400〜600万円程度です。
アーティストや配信者などは数千万円以上稼ぐ人もいますが、裏方の年収はさほど高くありません。
ただし実力主義でキャリアアップによって昇給も狙えるため、頑張り次第では年収を上げられます。
エンタメ業界の年収については、以下の記事でさらに詳しく解説しています。
2.エンタメ業界は今後どう変わる?近年の動向
エンタメ業界は目まぐるしくトレンドが入れ替わり、常に業界の動向が変わっていきます。
インターネット普及前にはテレビや映画、音楽業界の最盛期でしたが、今はSNS運用や動画配信ジャンル、ゲーム業界が伸びている状態です。
2019年から始まったコロナ禍の影響もあり、家で楽しめるエンタメジャンルが伸びています。
今後は自宅で楽しめるエンタメ、スマートフォンの普及を反映させたアプリ開発や動画配信ジャンルが成長すると見込まれています。
エンタメ業界の動向については、さらに詳しく以下の記事で解説しています。
3.エンタメ業界への転職難易度は?
エンタメ業界への転職難易度は、志望する企業や自身の経験によって異なります。
人気の業界ではあるものの、かなりのハードワークに耐えられず辞める人も多いです。
そのため業界は常に人手不足であり、求人自体は多い傾向にあります。
大手企業は人気があるため就職難易度も高く、経験者を優先的に採用する傾向にありますが、中小のエンタメ業界企業は未経験でも採用される可能性があるでしょう。
エンタメ業界の就職難易度についての詳しい説明は、以下の記事で解説しています。
4.エンタメ業界へ転職する方法
エンタメ業界へ転職する方法は主に2つあります。
- 未経験者は転職エージェントがおすすめ
- 経験者は転職サイトも活用できる
経験ごとにおすすめの転職方法を説明します。
(1)未経験者は転職エージェントがおすすめ
エンタメ業界に未経験から転職する方は、転職エージェントを使うと良いでしょう。
転職エージェントなら、希望条件に合致した企業の紹介から採用時の条件交渉まで徹底的にサポートしてくれます。
履歴書の添削サービスもついており、業界未経験でも採用側に刺さる自己PRの作成が可能です。
未経験者の方がエンタメ業界への転職を成功させるコツ、おすすめのエージェントは以下の記事で紹介しています。
(2)経験者は転職サイトも活用できる
エンタメ業界からの転職の場合は、転職サイトを活用しても良いでしょう。
転職サイトはエージェントほどのサポート体制はありませんが、自分のペースで転職先を探せます。
業界での経験を転職サイトに登録しておけば、自分から応募しなくてもスカウトが来る可能性も高いです。
より条件の良い転職先を探すなら、スカウト機能付きのハイクラス転職サイトを使うのがおすすめです。
経験者向けのエンタメ業界に強い転職サイトは、以下の記事で紹介しています。
まとめ
エンタメ業界には音楽や芸能、テレビや映画など多くの業種があり、選べる職種も幅広いです。
また最近はネット配信系やゲーム業界も伸びており、さらにエンタメ業界で選べる業種が増えていく可能性もあります。
エンタメ業界は常に人手不足なこともあり求人自体は豊富ですが、大手ほど転職希望者も多いため就職難易度は高いです。
就職が難しいエンタメ業界への転職を成功させるには、転職エージェントや転職サイトを使って効率よく求人を探しましょう。