「ディズニーダンサーの倍率は?」
「ディズニーダンサーになったら、どんなメリットがある?」
ディズニーが好きな人にとっては憧れの職業である、ディズニーダンサー。
非常に人気の職業なので、その倍率は100倍以上ともいわれています。
この記事ではディズニーダンサーの倍率やダンサーの種類、募集要項やオーディションの流れ、時給・やりがいについて解説。
最後まで読めばディズニーダンサーのオーディション情報や倍率がわかり、来年のオーディションに向けて準備ができますよ!
1.ディズニーダンサーの倍率は100倍以上?
ディズニーダンサーの倍率は一概にはいえません。
なぜなら毎年ダンサーの募集人数がかなり違うからです。
- 合格率はかなり低い
- ダンサー募集が多い年と少ない年がある
- ディズニーダンサーの種類
ここからはディズニーダンサーの平均合格率や種類について解説します。
(1)合格率はかなり低い
ディズニーダンサーは毎年募集数がかなり違うため、倍率は正確に公開されていません。
しかしディズニーダンサーを経験すれば、どこでも通用するといわれるように、ダンサーにとっては憧れの仕事先。
そのため倍率はかなり高く、100倍以上の倍率になることもあるようです。
(2)ダンサー募集が多い年と少ない年がある
ディズニーダンサーの数は決まっておらず、募集が多い年と少ない年があります。
ダンサーが不足してショーが中止になったことが過去にあり、それからはやや多めに採用してストックしているようです。
ただ募集数は毎年異なるため、常に公式サイトで最新情報をチェックしておく必要があります。
(3)ディズニーダンサーの種類
ディズニーダンサーの種類は主に4つあります。
- ダンサー(ジャズ・バレエ)
- ダンサー(ヒップホップジャズ)
- パペティア
- キャラクター
それぞれのダンサーの特徴を紹介します。
#1:ダンサー(ジャズ・バレエ)
ジャズ・バレエを踊るダンサーを、ディズニーでは毎年数十名程度募集しています。
男女共有の枠になり、一般的なショーなどに出演するダンサーたちです。
#2:ダンサー(ヒップホップジャズ)
ヒップホップジャズができる男性ダンサーは、毎年数名程度募集が出ます。
かなり枠が少ないので倍率はかなり高く、多数のレベルの高いダンサーが応募します。
#3:パペティア
パペティアは、ディズニーでぬいぐるみを操る人のことです。
東京ディズニーシーのアリエルのアトラクションで、セバスチャンなどを操ってパフォーマンスします。
こちらの募集も男性のみで、数名程度しか枠がありません。
#4:キャラクター
ディズニーキャラクターの着ぐるみを着て、ショーに出演するダンサーは男女共通で数十名募集枠が出るようです。
こちらも毎年募集人数が変わりますが、着ぐるみでエンターテイナーは人気の職種で、かなりの倍率が予想されます。
2.ディズニーダンサーになるための条件
ディズニーダンサーになるには、3つの条件があります。
- 18歳以上であること
- 週に3日・3時間以上働けること
- ジャズ・バレエなどのダンス経験が3年以上(推奨)あること
上記条件を満たしていないと、ダンサーの書類選考に落ちてしまうので注意しましょう。
1つずつ説明します。
(1)18歳以上であること
ディズニーダンサーになるにはまず、18歳以上であることが求められます。
ただしオーディション開催時に17歳でも、働き始める翌年の3月末までに18歳に達する方でもあれば参加は可能です。
(2)週に4〜5日・3時間以上働けること
ディズニーダンサーに求められる条件として、週に4〜5日・3時間から7時間半の勤務ができなければなりません。
またリハーサル時は早朝・深夜出勤が発生することもあるので、それに応じられる人が優遇されます。
(3)ジャズ・バレエなどのダンス経験が3年以上(推奨)あること
ディズニーダンサーの募集要項には、直近3年以内に1年以上のダンスレッスン歴がある方と書かれています。
ジャンルは不問ですが、ジャズやバレエができると有利です。
またヒップホップやタップダンスなど、その他のジャンルのダンスができると様々なショーへ出演できるため、合格を勝ち取りやすいでしょう。
3.ディズニーダンサーオーディションの日程や流れ
ディズニーダンサーオーディションの日程や流れを紹介します。
- 3月〜5月に書類選考
- 6月・7月:一次審査
- 7月下旬〜8月:二次審査
- 11月ごろからトレーニング
- キャラクターは3次審査がある
2023年のオーディションはすでに終了していますが、毎年春頃に公式サイトにオーディション情報が公開されます。
大体の流れを把握して、ディズニーダンサーオーディションに参加しましょう。
(1)3月〜5月に書類選考
ディズニーダンサーオーディションは毎年春(3〜5月)の間に募集が始まり、5月末ごろに応募書類を締め切ります。
大体1〜2ヶ月の猶予があるので、書類を作成して送付しましょう。
エントリーは公式サイト上でマイページを作成して実施します。
また申し込みの際にはオンラインフォームから、必要な情報の入力および課題ダンス動画の提出が必要です。
(2)6月・7月:一次審査
書類審査が完了したら、合否に関係なくマイページに結果が表示されます。
合格した方は次は対面での審査になるので、会場などの詳細をチェックしましょう。
(3)7月下旬〜8月:二次審査
毎年7月下旬から8月あたりに、二次審査が実施されます。
内容は対面でのダンス審査や体力測定です。
ダンサーは1日中パレードやショーへ出演するため、体力がないと務まりません。
そのためディズニーダンサーオーディションでは、体力測定も実施しています。
(4)11月ごろからトレーニング
二次審査に合格したら11月ごろから入社前のトレーニングが実施されます。
トレーニング内容は明かされていませんが、ショーの手順などについて詳しい説明がされるようです。
そして4月ごろについにダンサーデビューを果たす流れとなります。
(5)キャラクターは3次審査まで必要
ディズニーダンサーの中でも、ディズニーランド・シーの顔とも言えるキャラクターの場合は、審査が3回あります。
一次審査はダンサーと同じくオンラインで行われ、二次審査はダンスのみ。
二次審査通過者のみ、フィジカル審査を実施して最終的に合否を決める流れです。
キャラクターはオーディション合格後、ダンサーよりも早い翌年1〜4月の間にショーへの出演が始まります。
4.ディズニーダンサーのお給料ややりがい
ディズニーダンサーはお給料が安いといわれていますが、実のところはどうなのでしょうか?
- ディズニーダンサーの時給は1,450円〜
- ディズニーダンサーをやっていたというキャリアがつく
ダンサーのお給料事情ややりがいを1つずつ説明します。
(1)ディズニーダンサーの時給は1,450円〜
ディズニーダンサーの時給は、1,450円スタートです。
早朝出勤や深夜手当は別途時間帯手当がついたり、また昇給・賞与の機会もあるため、時給が上がることもあります。
またキャラクターの場合は時給1,350円スタートで、ダンサーよりも100円低いスタートとなっています。
時給が非常に高いわけではありませんが、福利厚生や時間外手当もつく点は安心です。
(2)ディズニーダンサーをやっていたというキャリアがつく
ディズニーが好きな人にとっては、ディズニーダンサーは憧れの職業なので、それだけでもやりがいがあるでしょう。
またディズニーダンサーを経験した人は、どこで働いても通用するといわれています。
それほどディズニーでの職務経験はキャリアとしても、評価されやすいです。
ディズニーダンサーをやめた後に、あの劇団四季へ転職する人などもいます。
まとめ
ディズニーダンサーは倍率100倍以上ともいわれる、非常に難関の仕事です。
ただ一度でも経験すればその後のキャリアにも良い影響を与える、レベルの高い仕事といえます。
ディズニーダンサーは毎年春に募集要項が出るので、逃さず情報をキャッチするようにしてください。
記事の内容を参考にして、あなたもディズニーダンサーとして人々を楽しませましょう!