「女性ピアニストで有名な人は誰?」
「お手本にする女性ピアニストを見つけたい!」
ピアニストを目指している女性は、自分のロールモデルとなるピアニストを探したいですよね。
国内外で人気を博している女性ピアニストたちを10名紹介、最後に女性ピアニストのキャリアパスも解説します。
最後まで読めば、女性ピアニストの情報を得られるだけでなく、自分自身のピアニストとしての将来のイメージも湧いてくるでしょう!
日本人ピアニストの特集記事もありますので、ぜひ併せてご覧ください。
目次
1.国内外で人気!日本・世界で活躍する女性ピアニスト
国内外で活躍している日本・世界で活躍する女性ピアニストを10名紹介します。
- アナスタシア・フプマン
- ユジャ・ワン
- オルガ・イェグノヴァ
- 長富彩
- アリス=紗良・オット
- 中村芙悠子
- カティア・ブニアティシヴィリ
- 松田華音
- 松下奈緒
- イリーナ・ランコヴァ
ピアノの才能もさることながら、個性があり美しい演奏をする方達です。
1名ずつ女性ピアニストの概要について解説します。
(1)アナスタシア・フプマン
アナスタシア・フプマンさんは、1988年生まれのロシア人ピアニスト。
ショパンやベートーベンを得意とするピアニストで、繊細な音色でピアノを奏でます。
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ピアニストとしての才能もさることながら、超美人ピアニストで世界的にも人気です。
(2)ユジャ・ワン
ユジャ・ワンさんは、個性あふれる本舗な演奏が魅力の中国人ピアニストです。
ドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶなど、カリスマ的な人気を誇ります。
斬新な衣装での演奏や個性的なステージは他に類を見ず、唯一無二の魅力を持つ女性ピアニストです。
(3)オルガ・イェグノヴァ
オルガ・イェグノヴァさんは、1984年生まれのラトビア生まれのピアニストです。
ラトビアで育ち、その後イギリスでピアノを学んでデビューし、現在はYouTubeでも人気を博しています。
情熱的なフレーズと繊細な音色を引き分ける能力の高さで、世界的に活躍する女性ピアニストの1人です。
(4)長富彩
長富彩さんは、1986年生まれの日本のピアニストで、その才能は世界的にも注目されています。
2014年11月には彼女が演奏するラ・カンパネラの動画再生数は200万回を超え、音楽の才能が世界認められている日本人の1人。
2009年に行われたニューヨークのリサイタルでは満員を記録し、アメリカでも非常に評価が高いです。
ピアニストにしては手が小さめながら、そのハンデを感じさせない余裕のある優雅な演奏スタイルが世界に愛されています。
(5)アリス=紗良・オット
アリス=紗良・オットさんは、ドイツ人の父と日本人の母親を持つハーフで、ミュンヘン出身のピアノにストです。
2008年にはドイツのグラモフォンと専属契約を結び、ドイツでは数々のコンクールで優勝した経験があります。
日本でもコンサートを行なっており、日本・海外を飛び回って活躍している女性です。
妹は同様にピアニストの「モナ・飛鳥・オット」であり、姉妹でピアニストとして世界的に活躍しています。
(6)中村芙悠子
中村芙悠子さんは、6歳からピアノを始め、ベルリン芸術大学への留学経験を持つピアニストです。
著名なピアニストに師事してきた経歴を持ち、過去にも多数のコンテストで入賞経験があります。
現在はビクターエンターテイメントと契約し、ピアノ演奏のCD発売・演奏会への出演をメインに活躍。
彼女は美貌についても非常に評価が高く、2016年のミス日本コンテストでは、1,500名の応募者を勝ち抜いて東日本大会に出場した経歴もあります。
(7)カティア・ブニアティシヴィリ
カティア・ブニアティシヴィリさんは、ジョージア出身のピアニストで、3歳からピアノに親しんでいたそうです。
ウィーン国立音楽大学へ入学し、2008年にカーネギーホールでピアニストデビューを果たしました。
2010年には初来日を果たし、ショパンの演奏で高評価を得て世界的に活躍。
淡麗な容姿をもち、モデル活動やテレビ出演を果たすなど多彩で、「ピアノ界のビヨンセ」と呼ばれたこともあります。
(8)松田華音
松田華音さんは、香川県生まれの若きピアニストで、チャイコフスキーを得意しています。
エドヴァルド・グリーグ国際ピアノ・コンクール(モスクワ)グランプリほか、多くのコンクールで優勝。
6歳でモスクワへ渡り、ロシア最高峰の音楽学校「スクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校ピアノ科」でピアノを学びました。
日本人で初めてのロシア政府特別奨学生に選ばれ、主席卒業を果たすなど天才的な才能を持つピアニスト。
現在は日本でもコンサートを行うなど、精力的にロシア・日本以外でも活躍しています。
(9)松下奈緒
松下奈緒さんは、日本のピアニスト・女優です。
テレビドラマにも出演されていたため、女優として認識している人も多いかもしれません。
2003年に東京音楽大学に入学し、ピアノ演奏を続けながら女優デビュー。
コンクール出場経験はないものの、ピアノ演奏を広く世間に認知させた立役者ともいえ、彼女をきっかけにピアノコンサートに興味を持った方も多いでしょう。
ピアニストの他に作曲も手がけるなど音楽の才能に優れ、また歌手としても活動するなど才能に溢れるピアニストです。
(10)イリーナ・ランコヴァ
イリーナ・ランコヴァさんは、ロシア生まれ、ベルギー育ちの女性ピアニストです。
ベルギーのエリザベート王妃音楽出身で、2008年にはスタンウェイ・アーティストに選出されました。
多くの著名な演奏家と共演したり、数々のCDを発売するなど、ピアニストとしての実績も豊富です。
2.女性ピアニストの経歴・キャリアパス
女性ピアニストの経歴・キャリアパスについて解説します。
- 演奏会に参加して世界を飛び回る
- ライフプランに合わせて演奏の仕事からピアノ教師に切り替える
ピアニストとしての活動と、女性としての人生プランをどう調整するか、悩んでいる方もいるでしょう。
プロ女性ピアニストたちが、どのように働き、ライフプランを立てているか参考にしてください。
(1)演奏会に参加して世界を飛び回る
女性ピアニストは、ピアニストデビューした後は演奏会に参加して、世界的に活躍することとなります。
評価が高いピアニストほど世界からの出演依頼が増えるため、かなり忙しく海外へ行くことが多いです。
日本でのコンサートも並行しつつ、一年間の半分程度は海外で過ごすこともあるほど。
また、拠点自体を海外に移し、海外で働く女性ピアニストもいます。
(2)ライフプランに合わせて演奏の仕事からピアノ教師に切り替える
女性ピアニストの転機は、やはり結婚と出産でしょう。
海外を忙しく飛び回っている生活では、落ち着いて出産と育児に取り組めないと考えるピアニストが多いです。
出産を機に自宅でできるピアノ教師の仕事に切り替えたり、出産期間はピアニストとしての演奏会を断るケースもあります。
生涯ピアニストとして海外を飛び回るケースもありますし、出産を機にコンサートよりもピアノ教師の仕事を重点的に受ける人もいるので、自分の人生設計に合わせてキャリアを考えると良いでしょう。
まとめ
女性ピアニストを10名紹介しましたが、どの方も美しく、印象に残るピアノ演奏をされる方たちです。
国内外で活躍する彼女たちの演奏は、多くの人を感動させています。
紹介したピアニストの方たちの中から、あなたが目指す演奏スタイルを見つけてみてください。
そしていつか、あなた自身が世界を飛び回る女性ピアニストになってくださいね。