「練習曲に適した女性ボーカル曲を知りたい!」
「バンド初心者が曲を選ぶ際に気をつけることはあるの?」
バンド初心者のなかには練習・ライブのための曲選びについて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
この記事では、バンド初心者でも簡単に歌唱・演奏できる女性ボーカル曲6つを紹介します。
失敗しない曲選びのヒントも紹介しますので、自分たちのレベルやスタイルに合った曲を選択してバンド活動を楽しんでください!
目次
1.バンド初心者でも簡単に演奏できる女性ボーカル曲6選
バンド初心者でも簡単に歌唱・演奏できる女性ボーカル曲6つを紹介します。
華やかさやセクシーさといった女性ボーカル曲ならではの魅力を思い切りアピールしてください。
(1)リルラ リルハ(木村カエラ)
木村カエラの「リルラ リルハは」は、力強い歌声が印象的なポップロック・チューンです。
歌詞は、背伸びをせず、木村カエラの視点で描かれた同世代の共感を得る等身大の言葉が綴られています。
リズム感が要になる曲なので、特にドラムは周りの音をよく聴いてビートからズレないことを心掛けると、ボーカルは気持ちよく歌うことができるでしょう。
「リルラ リルハ」というまるで魔法の呪文のような言葉は、一度耳にしたらなかなか頭から離れなくなりますね。
この「リルラ リルハ」の由来は「メロディーロードを鼻歌でデモテープに録音、再生した際その様に聞こえた」とのことであり「Real Life Real Heart(リアル ライフ リアル ハート)」という意味合いは発売に際しての後付けと述べています。
木村カエラのようにキュートにパンキッシュに衣装もバッチリと決めて思い切り楽しみながら演奏すると、一瞬で観客を引きつけることができるでしょう。
(2)じょいふる(いきものがかり)
いきものがかりの「じょいふる」は、勢いのあるアッパーチューンでテンションが上がる曲です。
元気で明るくはつらつと演奏して、観客もまきこんで一体感を感じながらその雰囲気を楽しんでください。
この曲は江崎グリコの「ポッキー」CMソングとして依頼され制作された曲で、誰しも一度は耳にしたことがあるでしょう。
思わず口ずさみたくなるようなキャッチーなメロディで、曲のイメージを掴みやすいことから初心者バンドに向いています。
いきものがかりの曲は他の曲もノリが良い曲が多いので、 学園祭や2次会など盛り上がる場所でみんなで歌うのもおすすめです。
(3)サブリナ(家入レオ)
家入レオの「サブリナ」は、本当の愛を渇望する寂しさをギターロックに乗せて歌い上げた1stシングルです。
この曲の音域はmid2B(シ)~hiD(レ)となっていて、裏声を使うのはサビでの数か所のみです。
また、ドラムは基本の8ビートで、ギターやベースもそれほど難しくありません。
ギターソロになると少し難易度が上がりますが、簡略化したりアレンジを加える工夫をすれば乗り越えることができるでしょう。
どのパートも繰り返しが多く全体的にシンプルな演奏が続くため、基礎をしっかりと身につけておけば初心者でも格好良い演奏をすることができますよ!
ボーカルは家入レオの持ち味である、力強くアンニュイな歌い方を取り入れることができると一層クオリティが上がるでしょう。
(4)輝く月のように(Superfly)
Superflyの「輝く月のように」は、太陽(愛する人)と月(自分)をモチーフとし、自らの再生を歌った楽曲です。
Superflyのボーカルはボリュームある歌声を持っているため、コピーするのは難しいと感じるかもしれません。
ですが「輝く月のように」は力強く歌い上げる箇所は少ない上、全般に軽いタッチで歌う曲なので初心者にも挑戦しやすい曲です。
サビの部分で繰り返される高音部を、どれだけ優しく明るい音色で伸びやかに響かせることができるかが鍵になります。
大切な人に感謝を伝える手紙のような曲なので、目の前の観客に想いを届けられるよう心を込めて歌唱・演奏するようにしましょう。
(5)DOLL(SCANDAL)
4人組のガールズバンドSCANDALの「DOLL」は、ミドルテンポの上にどのパートも難しいフレーズがないため初心者でも挑戦しやすい曲です。
音を止めるところではしっかり止めて、メリハリを付けてると完成度が高まります。
SCANDALはダンススクールに通っているときに楽器を始めて結成したバンドであるため、デビュー当初は本人たちのバンド経験は浅いものでした。
そのため、楽器の初心者でも比較的弾きやすい楽曲が多いという特徴があります。
そして近年ではSCANDALの影響で楽器を始める女子も増え、10代女子を中心に絶大な人気を誇っています。
メジャーデビューである「DOLL」のほか、レコード大賞新人賞を受賞した「少女S」も全体的にシンプルな演奏が続くので初心者におすすめです。
(6)こいのうた(GO!GO!7188)
GO!GO!7188の「こいのうた」は、片想いを歌った曲です。
「教えてください神様」からのボーカルとベースのみの部分は、切ない歌詞が聴く人の心を掴みます。
スローテンポの曲なのでリズムを刻むのに神経を使う必要がありますが、聴きやすいメロディとコード進行なので初心者に向いています。
ギターソロもありますが高度なテクニックは必要なく、初心者にとって練習にもぴったりの難易度なので是非挑戦してみてください!
2.バンド初心者が曲を選ぶ際に気をつける2つのこと
バンド初心者が曲を選ぶ際に気をつけることを紹介します。
順に紹介します
(1)バンドの能力にあった曲を選ぶ
失敗しない曲選びの1つ目のヒントは、自分の能力を過信しすぎないことです。
初心者には難易度が高すぎる曲を選んで、間違ったメロディやリズムのまま練習を重ねても意味がありません。
また、ハードロックやメタルなどのジャンルの場合、最初からテンポの速い曲に挑戦したくなりますが、基礎ができていない状態でいきなりテンポの速い曲やフレーズを練習すると悪い癖がついてしまう可能性が高いです。
弾けていないのに弾けている「つもり」になってしまうことはスキルの上達を妨げかねないため、バンドの能力に応じた曲を選んで完成度を高めることが大事です。
最初から完璧にはできないため、最初は曲をいくつかのパートに分け、できそうなところから練習していくようにしましょう。
(2)好きなジャンル・アーティストの曲を選ぶ
失敗しない曲選びの2つ目のヒントは、好きなジャンル・アーティストの曲を選ぶことです。
どんなに練習曲に適した楽曲であっても、あまり興味のないジャンルやアーティストでは退屈に感じられてしまうものです。
それに対して、好きなジャンルやアーティストの楽曲であれば、バンド初心者でもすぐに音楽の楽しさを実感することができるはずです。
曲を通して弾けるようになると自信にも繋がり、高いモチベーションを維持できるでしょう。
以下記事でもバンド初心者のための楽曲を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
まとめ
バンド初心者におすすめの簡単、かつ盛り上がりそうな曲を紹介しました。
どの曲も楽器を手にしてすぐに演奏できるものではありませんが、取り組みやすい曲ばかりです。
また、バンド演奏の基礎となるようなシンプルなフレーズやリズムの曲が多いので、今回紹介した曲をきっかけにステップアップを目指してください!
以下の記事ではミックスボイスについて詳しく解説を行なっているのでぜひ読んでみてください。