作曲家の収入事情は?4つのやりがいと3つの適正ポイントも解説

「作曲家になりたいが、どうやったらなれるの?」
「作曲家の収入はどの程度だろう?どんな時にやりがいを感じられるのだろう?」

このように悩んでいませんか?

作曲家は一握りの人だけがなれる職業と思われがちですが、実は適正があれば多くの人にチャレンジできる仕事であり、さまざまな仕事の種類や収入を得る方法があります。

今回は、作曲家の概要、作曲家が作る音楽の種類、作曲家の収入、作曲家の4つのやりがいを解説するのに加えて、作曲家に適する3つのポイントについても紹介します。

この記事を読んで作曲家について正しく理解することにより、自分に作曲家の適性があるかを見極めてください!

1.作曲家とは


作曲家とは、音楽を作る活動を生業とする人のことを指します。

作曲家は、作曲した曲をアーティストやクライアントに提供することで収入を得ます。

作曲家になれる人は小さいころから音楽の経験を積み、専門的な知識を身に付けた、ほんの一握りの才能やセンスを持つ人のみとイメージされることが多いです。

しかし、昨今の作曲ソフトやアプリの進化により、誰でも気軽に作曲ができる仕組みが広まってきたため、さまざまな人に作曲家への門戸が開かれるようになりました。

(1)作曲家になるための方法


実際に作曲家になるために以下のような方法があります。

  1. 音楽大学や専門学校に通う
  2. 自身の音楽活動を通じて業界に入る
  3. レコード会社が主催するコンクール・オーディションをきっかけに業界に入る
  4. インターネット上に発表した楽曲をきっかけに業界に入る

特に最近のトレンドとして、インターネット上での楽曲が注目されることで作曲家への道が開けるケースがあります。

音大への進学やオーディションへの挑戦などといった積極的活動がなくても、才能さえあれば注目され作曲の依頼が来る可能性があるということです。

このように、作曲家になるためにはさまざまな方法があり、インターネット上での楽曲発表をきっかけに業界に入れるようなケースも出始めています。

2.作曲家が作る音楽の種類

ミキシングで原曲に近づける
作曲家が作る音楽の種類には大きく以下の4つの種類があります。

  1. 歌手やアーティストへの楽曲
  2. コマーシャルで流れる楽曲
  3. 映画やドラマのBGM
  4. ゲームのBGM・効果音

順番に説明します。

(1)歌手やアーティストへの楽曲


作曲家が作る音楽の1つ目に歌手やアーティストへの楽曲があります。

多くの方が作曲家の仕事として一番に思い浮かべるものでしょう。

歌手やアーティストは一般的に音楽プロダクションに所属しているため、作曲家はプロダクションから楽曲制作を依頼される流れになります。

歌手やアーティストのイメージ・コンセプト・ファン層などの情報をもとに、依頼元と打合せを重ねながら曲を作り上げていきます。

依頼元の意図をうまくくみ取り、イメージに合った楽曲を提供することが求められます。

このように、作曲家が作る音楽の1つ目の種類として歌手やアーティストへの楽曲提供があり、依頼元のイメージに合った楽曲を作ることが重要です。

(2)コマーシャルで流れる楽曲

DAWをインストールする
作曲家が作る音楽の2つ目にコマーシャルで流れる楽曲があります。

コマーシャルは、企業が依頼したCM制作会社から楽曲制作を依頼されるのが一般的です。

コマーシャルは流れる時間が短く、その中でもパッと目を惹くインパクトや思わず口ずさむような親しみやすさなどを求められます。

こちらも企業・商品のイメージやコマーシャルの内容を十分に理解し、依頼元のイメージに合った楽曲を作ることが大切です。

このように、作曲家が作る音楽の2つ目としてコマーシャルで流れる楽曲があり、短時間でインパクトや親しみやすさなど依頼元のイメージに沿った曲を表現することが求められます。

(3)映画やドラマのBGM

深く思い詰めない
作曲家が作る音楽の3つ目に映画やドラマのBGMがあります。

映画やドラマなどといった映像作品に流れる楽曲を、シーンの状況に応じていくつも作っていく仕事で、制作会社から依頼を受けるのが一般的です。

BGMは映像作品の演出に大きく貢献する要素であり、音楽の良し悪しが作品全体としての出来にも大きく関わります。

作品が高い評価を受けた際には、サウンドトラックとしてBGMを集めたCDが発売される場合もあります。

このように、作曲家が作る音楽の3つ目に、映画やドラマのBGMで流れる楽曲があり、映像作品の重要な役割を果たすやりがいのある仕事です。

(4)ゲームのBGM・効果音

必要な機材を揃える
作曲家が作る音楽の4つ目にゲームのBGMや効果音があります。

一言でゲームと言っても、最近ではテレビゲーム・パソコンゲーム・スマホゲームなど多くの媒体にさまざまな種類のゲームが存在するため、作曲家としての仕事もたくさん舞い込んできます。

ゲーム関連の楽曲の場合、制作会社から依頼を受けるのではなく制作会社の会社員という立場で楽曲制作チームに所属するのが一般的です。

作曲家で会社員となれるケースは珍しく、他の仕事と比べて安定している傾向にあります。

このように、作曲家が作る音楽の4つ目にゲームのBGMや効果音があり、会社員として作曲活動に参加できるのが大きな特徴です。

3.作曲家の収入


次に、作曲家の収入について以下の2つの観点から説明します。

  1. 印税と報酬
  2. コンペと依頼

順番に説明します。

(1)印税と報酬


作曲家が収入を得る方法としては、印税と報酬の2種類があります。

印税は、楽曲の著作権が作曲家にある際に、楽曲が何等かの形で使用されるときに作曲家に対価が支払われるという仕組みです。

例えばCDアルバムの一曲として使用されたり、カラオケで利用された場合に、作曲家は印税収入を得ることができます。

それに対して、報酬は曲を買い取ってもらう際の費用です。

この場合には、最初の作曲料だけを報酬として受け取り、楽曲の著作権を相手に渡す形になりますので、その後の印税はもらえません。

一般的には、一曲あたり10~30万円程度が買取金額の相場です。

このように、作曲家が収入を得る方法としては印税と報酬の2種類があり、著作権を持ち続けるか売り渡すかにより収入の形態が変わります。

(2)コンペと直接依頼


 作曲家が収入を得る仕組みには、コンペと直接依頼の2種類があります。

コンペは、アーティストや映像作品への楽曲などを広く募集し、応募された楽曲の中から採用する作品を決めるというものです。

条件を満たせば誰でも応募できるスタイルのものや、複数の作曲家を指名した上で競わせるスタイルのものもあります。

いずれにしても作曲したものが必ず採用されるわけではなく、不採用になれば全く対価が支払われないため、仕事としては不安定です。

一方、直接依頼は、クライアントが作曲家に直接依頼してきて、クライアントと曲のイメージや条件をすり合わせながら楽曲を作り上げていく方式です。

作曲家としての実績を積み、クライアントからの信頼を得ることができれば、徐々にコンペよりも直接依頼を受ける形の仕事が多くなり、確実に収入を得ることが可能になってきます。

このように、作曲家が収入を得る仕組みとしてはコンペと直接依頼の2種類があり、直接依頼の仕事の比重が高くなればなるほど安定した収入が得られるようになってきます。

4.作曲家の4つのやりがい

イントロの長さを短めにする
ここからは、作曲家のやりがいについて以下の4点から解説します。

  1. 誰もが知る曲を生み出せる可能性がある
  2. 音楽の力で人を感動させる
  3. 作品を際立たせられる
  4. 大きな収入を得られる可能性がある

順番に説明します。

(1)誰もが知る曲を生み出せる可能性がある


作曲家のやりがいの1つ目として、誰もが知る曲を生み出せる可能性がある点が挙げられます。

作曲家は今までどこにもない曲を自分自身の手で生み出す仕事であり、自分が作った曲がヒットして誰もが知ることになり、さらには後世にも残されていく可能性があります。

このようなクリエイティブな仕事は非常に限られており、他の人が簡単に真似できるものではありません。

もちろん、作曲家の中でも誰もが知る曲を生み出せる人はほんの一握りですが、その可能性を秘めた仕事であることは作曲家の大きなやりがいと言えます。

(2)音楽の力で人を感動させる

ひらめきを変にいじらない
作曲家のやりがいの2つ目として、音楽の力で人を感動させられることが挙げられます。

音楽には落ち込んだ人を励ましたり勇気づける力があります。

また、家族や友情の大切さを気付かせたり、夢に向かって前進させる力を持っています。

自分の作った曲が人の心に届き、感動させたり影響を与えることができるのは作曲家によっての大きなやりがいにつながるのです。

(3)作品を際立たせられる

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作曲家のやりがいの3つ目として、作品を際立たせられることが挙げられます。

ドラマ・映画などの映像作品やゲームにおいて、音楽は大きな役割を果たします。

自分が作った曲が作品の中でどのように使われ、作品全体としてどのような出来になったかは完成品を見るまで分かりません。

自分が作った曲がドラマ・映画・ゲームの内容に合っていて、作品の質を高める効果を果たしたとき、作曲家は大きな達成感を覚えます。

(4)大きな報酬を得られる可能性がある

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作曲家のやりがいの4つ目として、大きな報酬を得られる可能性があることが挙げられます。

自分の作った曲が爆発的にヒットしたりロングセラー作品となった場合、印税契約を結んでいれば莫大な報酬を受け取ることができます。

もちろん、そのようなヒット曲を生み出せるのはほんの一握りの作曲家だけであり、すべての作曲家が報酬のために曲を作っているわけではありません。

しかし、すばらしい曲を作ればそれだけの対価を得られる可能性があるということは作曲家のモチベーションになっており、曲作りへの情熱や苦労が報われる希望とも言えます。

5.作曲家に適する人の3つの特徴


最後に、作曲家に適する人の特徴を以下の3点から説明します。

  1. 音楽が好き
  2. パソコンのスキルがある
  3. コミュニケーション力がある

順番に説明します。

(1)音楽が好き


作曲家に適する人の特徴の1つ目に、音楽が好きという点が挙げられます。

作曲家は、何といっても音楽が好きでなければ務まりません。

作曲家はクリエイティブな職業であり、常に音楽について考え、理想の音楽を追求し続ける姿勢が求められます。

また、作曲家が安定した収入や高い実績を持続するには高いハードルがあり、それを超える情熱や根気がなければ作曲家を続けていくことは難しいでしょう。

このように、作曲家に適する人の第1条件として、音楽が好きであることが求められます。

(2)パソコンのスキルがある


作曲家に適する人の特徴の2つ目に、パソコンのスキルがあることが挙げられます。

現在活躍する作曲家は、必ずといっていいほどパソコンを活用しています。

ピアノやギターを使って作曲する人であっても、完成した曲を一旦パソコン上に取り込んで音を調整したり編曲したりすることがあります。

このため、パソコンには全く興味がなく、習得する気もないという人には現代の作曲家の活動は難しいと言わざるを得ません。

このように、作曲家に適する人はパソコンスキルがあり、作曲ソフトや作曲アプリを使いこなせる必要があります。

(3)コミュニケーション力がある


作曲家に適する人の特徴の3つ目に、コミュニケーション力がある点が挙げられます。

曲を作る作業は孤独な作業であり、作曲家にコミュニケーション力は必要ないとイメージされがちです。

しかし、2.作曲家が作る音楽の種類でも述べた通り、作曲の仕事の起点は基本的にクライアントからの依頼です。

クライアントが依頼したい楽曲のイメージや期待する効果があり、それらを楽曲で実現しなくてはなりません。

そのためには、クライアントとコミュニケーションできる力が非常に重要で、打合せを重ねることでクライアントの意図をくみ取り、曲に落とし込んでいくことが大切です。

このように、作曲家に適する人はコミュニケーション力があり、クライアントと曲のイメージを共有できることが求められます。

まとめ

この記事では、作曲家の概要、作曲家が作る音楽の種類、作曲家の収入、作曲家の4つのやりがい、作曲家に適する3つのポイントについて紹介しました。

作曲家は一握りの人だけがなれる職業と思われがちですが、実は適正があれば多くの人にチャレンジできる仕事であり、さまざまな仕事の種類や収入を得る方法があります。

ぜひこの記事を読んで作曲家について正しく理解し、自分に作曲家の適性があるかを見極めてください!

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