「作曲って難しいんでしょ?」
「初心者は作曲できなさそう」
このように、作曲に対して難しいイメージを持っており、音楽初心者には作曲はできないと思っている方は多いでしょう。
難しい音楽理論を知らないと作曲はできないと思われがちですが、実は音楽初心者でも簡単に作曲を行うことができます。
今回は作曲は難しくないということ、また作曲を難しいと思ってしまう理由や作曲を学ぶのにおすすめの本を2冊紹介します。
この記事を読んで作曲に対して持っている難しいイメージを払拭し、音楽初心者でも作曲を通して音楽を楽しめるようになりましょう。
以下の記事では作曲を簡単にするためのコツを紹介しているのでぜひご覧ください。
目次
1.作曲は難しくない!
多くの方が思っているほど作曲は難しくありません。
作曲の定義を調べると、多くはメロディやコード進行の作成と記載されています。
実は作曲の工程にはプロのミュージシャンがリリースした曲のように楽器の演奏などを行う工程は含まれておらず、作曲はあくまでもメロディとコード進行という曲の骨組みを作る作業のことを指すのです。
音楽初心者の方は、ギターやベース、ドラム、キーボードといった楽器の演奏もすべて作曲であると勘違いしてしまうことが多いため、作曲へのハードルを必要以上に高くしてしまいがちです。
メロディの作成やコード進行の作成は、音楽初心者でも最低限のルールを覚えれば簡単に行えます。
作曲の定義を正しく理解し、作曲へのハードルを下げて音楽をより楽しめるようにしましょう。
以下の記事では、作曲の基本について紹介しているのでぜひご覧ください。
2.作曲を難しそうに思ってしまう4つの理由
作曲を難しそうに思ってしまう4つの理由を紹介します。
解決方法も一緒に紹介するので、作曲への難しそうなイメージを払拭して音楽をより楽しめるようになりましょう。
- 専門用語などが理解できないから
- 楽器が弾けないと作曲できなさそうだから
- どこから手をつければ良いのかわからないから
- 才能がないと作曲できなさそう
順に紹介します。
(1)専門用語などが理解できないから
作曲を難しそうに思ってしまう1つ目の理由は、「専門用語などが理解できないから」です。
作曲を始めてみたいと思い音楽理論を学べる本を購入してみたものの、理解できない言葉や記号がズラリと並ぶのを見て早々に作曲を諦めてしまった人も多いでしょう。
ト音記号やCm、コード進行・・・などといきなり言われても理解できませんし、こんな難しい言葉を知らないと作曲できないと思ってしまうと音楽を諦めてしまうのも仕方ありません。
しかし、実は作曲は音楽理論を詳しく学ばなくても行うことができます。
もちろん最低限の知識は必要になりますが、音楽理論の本に書いてあるような専門用語を全て理解したり、覚えたりする必要はありません。
音楽理論を本格的に勉強するのは、より本格的に作曲をしたいと思った時に始めても遅くないのです。
理解できなさそうというイメージだけで挫折してしまうのは勿体ないので、まずは以下の記事などを参考に簡単な作曲方法を覚え、作曲にチャレンジしながら基礎知識を学んでいくことをおすすめします。
(2)楽器が弾けないと作曲できなさそうだから
作曲を難しそうに思ってしまう2つ目の理由は、「楽器が弾けないと作曲できなさそうだから」です。
音楽初心者の方で、ギターやピアノといった楽器を弾くことができないと作曲もできないと思っている方は多いのではないでしょうか。
実は、作曲はこれまでに楽器の演奏経験がない音楽初心者の方でも行うことができます。
メロディとコード進行の作成はスマホの音楽作成アプリを活用することで簡単に行うことができますし、楽器経験がない人でもピアノやキーボードでコードを押さえることはそこまで難しくありません。
簡単なコードで伴奏を弾きながらメロディを同時に弾くといったスキルは、少し練習すれば意外と早く習得することも不可能ではないのです。
作曲をするにあたって、ピアノを使った作曲は是非とも身につけておきたい一つの方法なので、この機会にピアノやキーボードなどにも挑戦しながら、作曲にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
以下の記事では、コードやコード進行がどんな役割を果たしているのか説明しているのでぜひご覧ください。
(3)どこから手をつければ良いのかわからないから
作曲を難しそうに思ってしまう3つ目の理由は、「どこから手をつければ良いのかわからないから」です。
音楽初心者の方にとって、音楽がどのように作られているのか理解するのは非常に難しいでしょうし、何から始めれば作曲ができるようになるのかわかりませんよね。
作曲をする際、楽器を始めればいいのか、音楽理論を学べばいいのか、それとも音楽を学ぶ教室などに通うべきか迷う方も多いでしょう。
しかし、作曲を始めるにあたって学ぶことや準備することというのは意外に少ないのです。
まずは難しい理論を学ぼうとするのではなく、鼻歌でオリジナルメロディを作成するといった初歩的な経験を積むようにしましょう。
一見ハードルがものすごく高いように感じる作曲ですが、実は簡単にチャレンジできることを理解できれば、作曲を通して更に音楽を楽しめるようになりますよ。
以下の記事で作曲初心者におすすめの作曲方法を紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
(4)才能がないと作曲できなさそうだから
作曲を難しそうに思ってしまう4つ目の理由は、「才能がないと作曲できなさそうだから」です。
曲作りというのは特別な才能を持った人にしかできないと思われがちですが、実はそんなことはありません。
確かに最初は理解できずに壁にぶつかることも少なくありませんが、最低限の知識を学ぶことで誰でも音楽を生み出せるようになるのです。
テレビに出ているようなミュージシャン達は確かに特別な才能を持った人ばかりなので、自分に作曲は難しそうだと感じてしまうのは無理もないでしょう。
しかし、音楽の楽しさは音楽を聴くことだけではなく、音楽を生み出すことでも感じることができます。
生まれ持った才能が能力の差を生じさせることは確かにありますが、最初から自分に才能がないと決めつけて可能性を閉ざしてしまうのは勿体ないですよね。
ぜひ最初の一歩を踏み出して、作曲を通して音楽をより楽しめるようになりましょう。
以下の記事では音楽的センスや才能を伸ばすための方法を解説しているのでぜひご覧ください。
3.作曲を学ぶための2冊のおすすめ本
ここでは作曲を学ぶためのおすすめ本を2冊紹介します。
以下の2冊で音楽理論をわかりやすく、そして楽しく学び、作曲が難しいというイメージを払拭してください。
順に紹介します。
(1)マンガでわかる!音楽理論
作曲を学ぶための1冊目のおすすめ本は、「マンガでわかる!音楽理論」です。
この本はマンガ形式で読み進めることができるため、難しい音楽理論もイラストで理解しやすくなっています。
どんな分野でも、学習マンガを活用することで無理なく意欲的に学習することが可能です。
こちらの本を読むことで気軽に音楽用語に慣れることができるため、数ある音楽理論本を読む前の初めの一冊としてもおすすめできます。
「マンガでわかる!音楽理論」で音楽、そして作曲を楽しみながら学んでいきましょう。
- 値段:1,430円(税込)
- 品種:単行本
- 著者:侘美秀俊(監修)坂元輝弥(イラスト)
- 発売日:2016年3月25日
- 購入サイト:Amazon
(2)もっと思いどおりに作曲ができる本
作曲を学ぶための2冊目のおすすめ本は、「もっと思いどおりに作曲ができる本」です。
こちらの本はQ&A形式で音楽理論が説明されており、学びたい箇所を簡単に探すことができる簡潔明瞭な一冊です。
作曲に必要な基礎知識から、作曲をするにあたってありがちな疑問への回答など、一歩ずつ着実に作曲スキルを高められる内容となっています。
初心者から中級者まで曲作りや楽器演奏に活かせる多くの知識がふんだんに掲載されているため、一冊持っておいても損はしないでしょう。
「もっと!思いどおりに作曲ができる本」は音楽スキルの向上に役立ちます。
- 値段:2,200円(税込)
- 品種:単行本
- 著者:川村ケン(著)
- 発売日:2018年6月25日
- 購入サイト:Amazon
以下の記事では作曲を学ぶ本についてより詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
まとめ
今回は、作曲を難しいと感じてしまう理由や、音楽初心者におすすめの本を紹介しました。
普段からよく音楽を聴くという方でも、どんな仕組みで音楽をできているか説明できる人は少ないです。
楽器演奏や難しい音楽用語などを目の当たりにすると、音楽に対して難しいイメージを持ってしまうのは仕方ありません。
しかし、初歩的な音楽理論を学ぶだけでも音楽の楽しみ方は大きく変わります。
今回紹介したおすすめの本などを活用して作曲へのハードルを下げることで、より深い音楽の世界を楽しみましょう。
以下の記事では作曲に必要なものについて紹介しているのでぜひご覧ください。