「ピアノ初心者におすすめのコード進行って何があるの?」
「ピアノ初心者がコード進行を弾くには何に気をつければいいの?」
ピアノを始めたばかりの人の中には、コード進行を弾けるようになりたいと思っている人も多いのではないでしょうか。
実は、コツさえ押さえておけば初心者でも流れるようにコード進行を弾けるようになるのです!
本記事では、ピアノ初心者におすすめのコード進行やコード進行を弾くコツを紹介します。
この記事を読めば、ピアノ初心者でも楽しくコード進行を弾けるようになりますよ!
なお、コード進行のルールについて以下の記事を紹介しているので、あわせてご覧ください!
目次
1.ピアノ初心者におすすめのコード進行5選
ピアノ初心者におすすめのコード進行を紹介します。
今回は紹介するコード進行は以下の5つです。
ピアノ初心者におすすめの順で紹介するので、それぞれのコード進行をチェックして練習してみてください!
なお、以下の記事でコード進行の種類について紹介しているので、あわせてご覧ください!
(1)4156進行
ピアノ初心者がコード進行を弾くときにおすすめのコード進行は4156進行です。
主に洋楽で使われることが多く、このコード進行をループするだけで1つの楽曲が成立します。
そのため、4156進行さえ覚えておけば、好きにメロディーを加えるだけでおしゃれな雰囲気を出すことが可能です。
以下のようにコード進行を弾くと4156進行になります。
F→C→G→Am(キー:C)
使用するコードもシンプルで初心者にとって易しめなので、まずはこのコード進行を覚えましょう!
(2)枯葉進行
枯葉進行もピアノを弾く人におすすめのコード進行です。
枯葉進行はジャズでよく使われることが多く、ピアノ初心者が練習に使うコード進行の1つと言えます。
枯葉進行は以下の通りです。
Dm7→G7→C→F→Bm7(♭5)→E7→Am(キー:B♭)
しんみりとした雰囲気で美しいコード進行なので、ピアノでこのコード進行を弾けるようになると、ピアノを弾いている実感が湧きますよ!
(3)カノン進行
ピアノを弾くのであれば、クラシックで有名なカノン進行は覚えておきましょう。
カノン進行を覚えると弾ける曲も増えるので、初心者のうちから弾けるようになっておくとピアノを楽しくことができます。
カノン進行は以下の通りです。
C→G→Am→Em→F→C→F→G(キー:C)
覚えるコードは多いですが、シンプルなコードが続くので練習をすればピアノを始めたばかりの人でも弾けるようになりますよ!
(4)Just The Two of Us進行
Just The Two of Us進行はジャズっぽいコード進行なので、ピアノに相性の良いコード進行です。
椎名林檎の楽曲によく使用されており、椎名林檎進行や丸の内サディスティック進行とも言われています。
Just The Two of Us進行は以下の通りです。
FM7→E7→Am7→C7(キー:C)
おしゃれにかっこよくピアノを弾きたい人は押さえておくべきコード進行なので、枯葉進行と一緒に覚えておきましょう!
なお、Just The Two of Us進行については以下の記事でも紹介しているのでぜひご覧ください。
(5)王道進行
王道進行を知っていればさまざまな楽曲が弾けるようになるので、覚えておくことをおすすめします。
コード進行の中で最も定番のコード進行が王道進行です。
「いとしのエリー(サザン・オールスターズ)」「LOVEマシーン(モーニング娘。)」など有名な楽曲でよく使用されています。
王道進行は以下の通りです。
F→G→Em→Am(キー:C)
J-popなど身近な楽曲を演奏して楽しみたい人は、王道進行は押さえておきましょう!
なお、王道進行については以下の記事でも紹介しているのでぜひご覧ください。
2.ピアノ初心者がコード進行を弾く3つのコツ
ピアノ初心者がコード進行を弾くコツを紹介します。
初心者が押さえておくべきコツは以下の3つです。
順に紹介するので、コード進行を弾くときの参考にしてみてください!
(1)ルート音を覚える
コードを弾くためには、まずはルート音を覚えましょう。
ルート音とは、左手の小指部分で演奏することになるコードを構成する一番低い音のことです。
ルート音を把握していなければ違うコード音になってしまうので、弾きたいコード進行のルート音をどの順番で押さえるのか覚えることをおすすめします。
(2)コードの構成音を覚える
ルート音を覚えたら、コードの構成音を覚えましょう。
基本的にコードは3つの音で構成されているので、ルート音から1つ飛ばしで音を2つ重ねていきます。
たとえば、ルート音がCであればドの音にミとソの音を、ルート音がEであればミの音にソとシの音を重ねていきましょう。
スムーズにコードを演奏できるように、ルート音からコードの構成音が瞬時にわかるように覚えておくとコード進行が弾けるようになりますよ!
(3)左手で弾く練習をする
ルート音からコードの構成音が瞬時に判断できるようになったら、左手で実際にコードを弾く練習をします。
一般的に右利きの人が多いので、なかなか左手を思うように動かせないことが多いです。
せっかくコードを覚えても、実査に左手を動かせなければ自在にコードを展開することはできないので、左手を動かす訓練をする必要があります。
いかに左手をスムーズに動かせるようになるかがコード進行を弾く上で重要なので、テンポよくコードを弾けるようになりましょう!
まとめ
ピアノを弾くためにはコード進行を弾けるようになる必要があります。
コード進行の中には、ピアノ初心者に最適なものもあるので、ピアノを始めたばかりの人は難易度が易しめのものや採用されている頻度の高いものから覚えていくとよいでしょう。
今回紹介したおすすめのコード進行やコード進行を弾くコツを参考にして、ピアノを楽しく弾けるように練習してみてください!
なお、コード進行の覚え方を以下の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください!