「コード進行を勉強するのにおすすめの本はあるの?」
「コード進行を学ぶための本の選ぶポイントは何なの?」
これからコード進行を本で勉強しようと思っている人の中には、どのような本を選べばよいのか迷っている人も多いのではないでしょうか。
書店やオンラインショップで数多くのコード進行を学べる本がありますが、実は初心者が押さえておくべき本を選ぶポイントがあるのです!
本記事では、コード進行を学ぶのにおすすめの本や本の選ぶポイントを紹介します。
この記事を読めば、自分に合った本を選んでコード進行を勉強することができますよ!
なお、コード進行のルールなど基本的なことを以下の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください!
目次
1.コード進行を学ぶのにおすすめの本3選
コード進行を学ぶのにおすすめの本を紹介します。
今回紹介する本は以下の3つです。
順に紹介するので、本選びに迷ったときは実際に使ってみてください!
(1)かっこいいコード進行108
コード進行初学者で、どのようなコード進行があるのか知らない人は、「かっこいいコード進行108」がおすすめです。
「かっこいいコード進行108」では、実際に楽曲で使用されたコード進行が108個紹介されています。
この本の特徴は以下の通りです。
- ジャズやR&Bのようなかっこよくておしゃれなコード進行の実例が紹介されている
- 五線譜で記されているので、ピアノを弾く人におすすめ
- コードの機能に対する解釈が記されているので、コード進行の構造を学べる
- MIDIデータ(電子楽器やパソコンで音を再生するためのデータ)のダウンロードも可能なので、コード進行作成に活かせる
実際に使用されているコード進行を知ることができるので、この本を読めばある程度の楽曲のコード進行を弾けるようになります。
ドミナントコードなどコードの機能についても触れられているので、いずれコード進行の作成にも挑戦しようとしている人にもおすすめの1冊です。
出版社 | リットーミュージック |
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出版日 | 2017年10月20日 |
価格 | 1,800円+税 |
なお、コードの機能について以下の記事で紹介しているので、あわせてご覧ください!
(2)スグに使えるコード進行レシピ
「すぐに使えるコード進行レシピ」も人気が高い本の中の1冊です。
「すぐに使えるコード進行レシピ」は「かっこいいコード進行108」と同じように多くの人から評価されており、コード進行の実例紹介本として定番の本と言えます。
この本の特徴は以下の通りです。
- コード進行の雰囲気を世界の都市に例えて紹介しているのでイメージしやすい
- 使用している楽曲やアーテイストの紹介をしている
- MIDIデータでダウンロードできる
- 前半にコード理論の説明パートがある
コード進行作りを見据えてコード理論やコード進行の実例を学びたい人におすすめなので、「かっこいいコード進行108」と比べて見やすい方を選びましょう!
出版社 | リットーミュージック |
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出版日 | 2013年1月25日 |
価格 | 1,900円+税 |
(3)決定版 コード進行スタイル・ブック
コード進行を学べる本としてロングセラーになっているのが「決定版 コード進行スタイル・ブック」です。
「決定版 コード進行スタイル・ブック」では、前半部でコード理論が解説されており、少し前の書籍ですが十分コード進行の知識を学ぶことができます。
この本の特徴は以下の通りです。
- コード進行の手法ごとに章が区切られているので見やすい
- 手法を具体的に解説しているので、初心者でも知識が定着しやすい
- コードネームと度数(キーから何番目の音か表示したもの)表示のみなので作りはシンプル
- 実際に使われている楽曲が紹介されているので、実際に聴きながらコードを確認できる
2001年に出版されたものをリニューアルした本なので、前2冊に比べると硬い印象を抱くかもしれませんが、10年以上の販売実績があるため手に取って見て欲しい1冊です。
コード進行の手法別に紹介されているので、一昔前の本ですが読みやすいので、一度チェックしてみてください!
出版社 | リットーミュージック |
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出版日 | 2011年12月22日 |
価格 | 1,500円+税 |
2.コード進行を学ぶための本を選ぶ3つのポイント
コード進行を学ぶための本を選ぶポイントを紹介します。
コード進行初学者が押さえておくべきポイントは以下の3つです。
順に紹介するので、本を選ぶときの参考にしてみてください!
なお、コード進行の覚え方について以下の記事で紹介しているので、コード進行を勉強するときにあわせてご覧ください!
(1)実際に書店で手にとって見てみる
本を選ぶときは、実際に書店で手にとって見るのがポイントです。
今ではわざわざ書店に行かずにインターネットで購入することができますが、人によって分かりやすい基準が異なるので、一概にどの本が良いとは言えません。
今回紹介した本はあくまで参考にして、一番は自分が見やすくて読みやすいものを選びましょう!
(2)コード理論が書かれているか確認する
本の内容で重要なのはコード理論が書かれているかどうかです。
コード進行を勉強するには、コード理論を把握する必要があります。
本の中にはコード理論が記載されておらず、定番のコード進行が羅列されているものもあるので、初学者にはあまりおすすめできません。
特に将来的に自分でコード進行を作ろうと考えている人は、相性の良いコードやコードの持つ意味を熟知しておく必要があります。
音楽経験がない人はいかに知識を詰め込めるかが重要なので、効率的に知識を定着させるために、コード理論を学ぶようにしましょう!
(3)1冊に絞らない
学ぶために使用する本は1冊に絞らないことをおすすめします。
音楽は感性が影響するジャンルなので、著作者によってコード進行に関する価値観は異なる場合があるものです。
1冊だけに絞ってしまうと価値観が偏ってしまう可能性があるので、複数の著作者の考えをバランスよく取り入れられるように2~3冊ほど読み込む方がよいでしょう。
まとめ
コード進行を独学で勉強するのに本は有効と言えます。
コード進行について記している本はたくさんあるので、効率的に知識を蓄えるためにはどの本を選ぶのかがポイントです。
今回紹介した初学者におすすめの本や本選びのポイントを参考にして、自分に合う本を見つけましょう!
なお、以下の記事で押さえておくべき定番のコード進行を紹介しているので、あわせてご覧ください!