「エンタメ業界はしんどいっていわれるけどなぜ?」
「転職した後に後悔しないために、事前に調べておくべきことは?」
エンタメ業界が「しんどい」といわれるのは、長時間労働や業務量の多さが常態化しているからです。
確かに大変な仕事ですが、自分の好きなことを仕事にできているという達成感や喜びがあるのも確か。
この記事では、エンタメ業界が「しんどい」といわれる理由ややりがい、転職後に後悔しないための対処法を紹介します。
最後まで読めば、後悔しないエンタメ業界への転職活動ができますよ!
目次
1.エンタメ業界が「しんどい」といわれる理由
エンタメ業界が「しんどい」といわれる理由を4つ紹介します。
- 長時間労働になりがち
- 生活が不規則になる
- 業務量が多い
- 給与が想定よりも少ない
- 転職活動の難易度が高い
なぜエンタメ業界は大変だというイメージがついているのかを把握して、あなたの理想とするライフワークバランスが取れるか考えましょう。
(1)長時間労働になりがち
エンタメ業界は長時間労働が多いため、しんどいと感じる人が多いです。
1つの作品を作り上げるまでにチーム一丸となり、時には徹夜で働くこともあります。
そのためライフワークバランスがとりにくく、残業で疲れ果ててしまうこともあるでしょう。
(2)生活が不規則になる
エンタメ業界は事務や経理などのオフィスワークを除き、生活が不規則になりがちです。
アーティストやタレントの都合に合わせてスケジュールを組むため、レコーディングや収録が夜中になることもあります。
また締め切りに向けての編集作業が終わらず、夜中まで働いて朝眠るなど昼夜逆転するケースも。
体力がないと体調を崩す可能性もあり、しんどくなってしまいます。
(3)業務量が多い
エンタメ業界は常に人手不足で、業務量が偏りがちです。
長時間労働や不規則な生活から辞めていく人も多く、人が足りないため業務分担しても個人が抱える仕事の量が多くなります。
例えば芸能事務所のマネージャー職に就いたとして、一人で複数人のタレントの管理をするような人もいます。
業務量の多さからストレスが多くなりがちで、しんどいと感じる人が多いようです。
(4)給与が想定よりも少ない
エンタメ業界は職種や企業によっては、給与がイメージより少ないケースが多いです。
ベテランのプロデューサーやアーティストなどは年収1,000万円を超えますが、一般的に年収は400〜600万円がボリュームライン。
そのため業務量に対して給与が安く、やりがいを感じられなくなる人もいます。
(5)転職活動の難易度が高い
エンタメ業界はそもそも競争率が高く、転職の難易度も高いです。
そのため転職活動がうまくいかず「しんどい」と感じる人もいます。
エンタメ業界は華やかで芸能人と会えるチャンスがあるなど、転職希望者の多い職種。
コツを掴んで転職活動を進めないとなかなかうまくいかず、しんどくなる可能性があります。
2.エンタメ業界はしんどくてもやりがいがある理由
エンタメ業界は確かにしんどい業界ですが、やりがいも多いです。
- 音楽や芸能など好きなジャンルで働ける
- プロジェクトを完成させた時の達成感がある
- 実力主義で年収を上げられる
1つずつエンタメ業界のやりがいを説明します。
(1)音楽や芸能など好きなジャンルで働ける
エンタメ業界には音楽や芸能、SNSやゲームなど、多様な業種・職種を選べます。
そのため自分が好きなことを仕事にするチャンスです。
確かに業務量も多く大変な仕事ですが、毎日好きなものに触れられる環境なので充実感もあります。
(2)プロジェクトを完成させた時の達成感がある
エンタメ業界は多くの人がチーム一丸となり、プロジェクトを遂行しています。
プロジェクトの進行中は非常に苦労が多いですが、作品が完成した時の達成感は何にも代えられません。
苦労が多い分、目標を達成した時の満足度が高いのもエンタメ業界のやりがいになっています。
(3)実力主義で年収を上げられる
エンタメ業界は実力主義で、頑張り次第で昇進・昇給を果たせます。
確かに駆け出しの頃は給料も低いですが、実力を発揮できれば年齢や入社年月日に関係なく昇進できる可能性が高いです。
そのため一般企業よりも頑張りを評価されている実感を持ちやすく、モチベーションを保てるでしょう。
実力があれば年収も上がるので、給与が安い問題も解決できます。
3.エンタメ業界転職後に「しんどい」と感じないための対処法
エンタメ業界転職後に「しんどい」と感じないように、事前に以下の3つに就いて考えておきましょう。
- エンタメ業界への適性があるか
- エンタメ業界を目指す強い動機があるか
- ホワイト企業の求人を探す
1つずつ内容を説明します。
(1)エンタメ業界への適性があるか考える
まず自分にエンタメ業界への適性があるか考えてみましょう。
エンタメ業界は競争率が高く、また転職後もかなり多忙です。
ストレス耐性や体力、またチーム制で動くためコミュニケーション能力も求められます。
あなたがエンタメ業界に向いているか、事前に考えておきましょう。
エンタメ業界の適性については、以下の記事で解説しています。
(2)エンタメ業界を目指す強い動機を考える
転職前に、自分がエンタメ業界を目指す理由を確固たるものにしておきましょう。
エンタメ業界に転職後に心が折れる人は、仕事への強いモチベーションがない人が多いからです。
事前に「こんな作品を作りたい」「憧れのプロデューサーと働きたい」などの目標があれば、そのゴールに向けて頑張れます。
転職活動にも志望動機は重要となるので、エンタメ業界を志す理由を棚卸しておきましょう。
(3)ホワイト企業の求人を探す
転職活動するときは、いろいろな求人情報をチェックしてホワイト企業を探しましょう。
エンタメ業界の全ての企業が、労働環境が悪いわけではありません。
中にはライフワークバランスに配慮した企業もありますし、職種によっては規則的な生活が送れます。
とはいえ未経験からの転職の場合、どの企業がホワイト企業か見分けるのも難しいはずです。
その場合はエンタメ業界に特化した転職エージェントを使い、求人情報や転職のサポートをしてもらいましょう。
働きたいジャンルやライフスタイルを伝えれば、相性が良く入社後に「しんどい」と思わない企業を紹介してくれます。
おすすめのエンタメ業界特化の転職サービスは、以下の記事を参考にしてください。
まとめ
エンタメ業界は多忙で労働時間も長く、意外と給与も低いため「しんどい」と感じる人は多いです。
しかし自分が好きなジャンルでクリエイティブな仕事ができること、プロジェクトが完成した際の達成感などやりがいを感じる場面が多いのも確か。
転職後に後悔しないように、事前に自分の適性や転職へのモチベーションを固めておきましょう。
また転職活動にはエンタメ業界特化の転職サービスを使って、優良な求人情報を探してください。
「しんどい」だけじゃないエンタメ業界への転職を成功させて、夢の仕事に就きましょう!