「NFT音楽の活用事例とは?」
「実際にNFT音楽としてどのような商品を販売できるの?」
NFT音楽は、レコードに代わる新しい音楽活動の方法として注目されています。
しかし、まだ始まったばかりの仕組みであるため、どのように活用して良いかわからない方もいるでしょう。
この記事ではNFT音楽の概要とプロアーティストによるNFTの活用事例10選を紹介します。
最後まで読めばNFT音楽をアーティスト活動でどのように使えば良いかがわかりますよ!
1.NFT音楽の概要をざっくり解説
まずNFT(Non-Fungible Token)とは非代替性トークンという意味です。
要はデジタルデータなのですが、デート自体に作成者・所有者の名前を記録でき、複製ができません。
CDなどはコピーでき、またCDショップなどで容易に手に入りますよね。
MP3データもいつでもDLできるからこそ、さほど価格が高くありません。
しかしNFTは世界に1つだけしかなく、価値が高いデジタルデータを作ることができます。
NFT音楽は、音楽やミュージックビデオなどをNFT化したもので、希少性が高くファンにとっては非常に価値があるもの。
NFT音楽は売買もできるため、購入者が転売できる点も魅力となっています。
NFT音楽についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も併せて読んでみてください。
2.プロアーティストによるNFT音楽の活用事例とは?
プロアーティストにもNFT音楽を活用する人が増えてきています。
- 小室哲哉はライブ配信・限定楽曲を配信
- perfume「Imaginary Museum “Time Warp” 」を発信
- AmPm(アムパム)は未公開楽曲をNFT化
- ももいろクローバーZはNFTトレーディングカードを発売
- NMB48はデジタルトレーディングカードローンチ
- X JAPANのhideのデジタルカード発売
- ゲスの極み乙女は未公開楽曲を発売
- イーロン・マスクはEDMをNFT化
- キングス・オブ・レオンのNFTコレクション
- MIYAVIのNFTプロジェクト
CDの売り上げが落ちて、音楽業界も売上に悩む企業が増えてきたなか、NFTは音楽の新しい売り方と言えるでしょう。
具体的にアーティストたちがどのようなNFT音楽を発売しているか解説します。
(1)小室哲哉はライブ配信・限定楽曲を配信
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小室哲哉さんは名音楽プロデューサーで、90年代はTKブームが巻き起こったほど。
未発表楽曲をNFTとしてオークション形式で販売し、50万円の高価格で落札されるなど、NFT音楽を活用しています。
また、またAdam by GMOにおいては、自身のショップを開きオリジナル楽曲を発表するなどNFT音楽業界の先駆けとなっている人物です。
(2)perfume「Imaginary Museum “Time Warp” 」を発信
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perfume「Imaginary Museum “Time Warp” 」をNFTとして発表しました。
ライブ映像に特殊エフェクトをかけたNFTで、ファンなら誰でも手に入れておきたい作品。
特別な映像を視聴できる特別感を演出したNFT音楽の事例といえるでしょう。
(3)AmPm(アムパム)は未公開楽曲をNFT化
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AmPm(アムパム)は未公開楽曲をNFT音楽として発売しています。
若いアーティストの中でも、AmPmは最もNFT音楽を活用しているアーティストといえるでしょう。
「Opensea」を通じて音楽NFTを発売し、多くのファンが高額で購入しています。
(4)ももいろクローバーZはNFTトレーディングカードを発売
ももいろクローバーZはNFTトレーディングカードを発売しています。
東京ドームライブの限定写真をNFT化し、ファンに向けてトレーディングカード化。
アイドルとしてNFTを取り入れた第一人者ともいえます。
(5)NMB48はデジタルトレーディングカードローンチ
NMB48はデジタルトレーディングカードを発売しました。
デジタルならではのコンテンツをコレクションできるカードで、コレクション性が高く高値で取引されています。
また、購入者のランキングが表示される仕組みで、NFTの購入でファン投票もできる仕様です。
(6)X JAPANのhideのデジタルカード発売
X JAPANのhideのデジタルカードが2022年7月に発売されました。
hideさんは既に亡くなっていますが、根強いファンが多く、伝説のアーティストです。
今後もNFT作品を発売予定で、ファンからの期待が高まっています。
(7)ゲスの極み乙女は未公開楽曲を発売
ゲスの極み乙女。さんは、改名によってとれた「。」をNFTアートとして発売する斬新な売り出し方を実施しました。
「。」は2,000円で購入でき、購入者にはオンラインで未公開発表曲をリスリングするイベントに参加する権利などが与えられます。
未公開の曲が聴けるファンクラブのような仕様となっており、新しいNFTの使い方と言えるでしょう。
(8)イーロン・マスクはEDMをNFT化
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イーロン・マスクは自作したEDMを音楽NFTとして発売しました。
なんと価格は1億円以上で落札されるなど、アーティストを超える人気。
イーロン・マスクさんは元々NFTや暗号資産界隈でも影響力が強い人物であり、今後も音楽NFTを含めてブロックチェーン業界を牽引していくでしょう。
(9)キングス・オブ・レオンのNFTコレクション
キングス・オブ・レオンは、2週間限定でNFTアルバムを販売し、14日間で2億4,000万円の売り上げを記録。
2週間の中でオークション形式でアルバムを販売し、業界に激震を与えました。
アルバムのみならずメンバーによって撮影された写真、限定盤レコード、ライブを生涯最前列で鑑賞できるチケットが付帯され、上記の高値で落札されています。
(10)MIYAVIのNFTプロジェクト
No matter how old I get,
I’ll try to keep flyingEven if my body stops moving,
I’ll keep aiming for the sky幾つになっても
飛び続けていたいたとえもし体が動かなくなっても
上だけを目指していたい pic.twitter.com/EBNjFqR3QN— MIYAVI (@MIYAVI_OFFICIAL) September 16, 2022
MIYAVIさんは、2022年1月に音楽NFTを発売しました。
自身のアルバムにインスパイアされたデジタルアートワークや特別楽曲、フォトカードなどを販売しています。
まとめ
音楽NFTは、音楽業界にさらに広がりアーティストたちの活動を支えるものになると思われます。
NFTによってこの世に替えが効かない価値のあるデータを生み出すことで、さらに音楽の価値を高めてくれるはず。
音楽NFTは個人でも簡単に作成・販売が可能です。
自身のアーティスト活動の一環としてNFTを考えている方は、以下の記事も参考にしてください。