「ダブステップってどんな音楽のことをいうの?」
「ダブステップといえばどんなアーティストが有名なの?」
音楽を勉強している人の中には、ダブステップが一体どういうジャンルの音楽なのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
実は、ダブステップはさまざまなジャンルに派生しており、多くの楽曲がダブステップの影響を受けているのです!
本記事では、ダブステップの概要や特徴、有名なアーティストについて紹介します。
この記事を読めば、ダブステップの魅力について理解することができますよ。
目次
1.ダブステップとは
ダブステップとは、エレクトリックダンスミュージックの一種で、ダンスナンバーとして使われることが多いジャンルといえます。
2000年代前半にイギリスの首都ロンドンのクラブシーンから誕生した音楽のジャンルといわれており、音の広がり間を生み出すリバーブというエフェクトが効いているのが特徴です。
レゲエから派生したダブというジャンルと、ハウス(音楽ジャンルの一つ)から分岐したダブステップというジャンルが組み合わさったものがダブステップで、独特なリズムを持っています。
日本ではマイナーなジャンルですが、ヨーロッパを中心に愛されている音楽なので、ダブステップの特徴などを押さえて世界で受け入れられる音楽がどのようなものか頭に入れておきましょう。
2.ダブステップの3つの特徴
ダブステップの特徴を紹介します。
主な特徴は以下の3つです。
順に紹介するので、どのような音楽がダブステップなのか頭に入れておきましょう。
(1)唸るように聞こえる特徴的なベース音
ダブステップの一番の特徴といえば、唸るように聞こえるベース音です。
唸るようにギュイーンと聞こえるベース音のことをワブルベースと呼び、ワブルベースを使用していないダブステップも確かにありますが、「ワブルベース=ダブステップ」といわれるほど、ダブステップの代名詞といえるでしょう。
世界中でダブステップが流行した後は、ポップミュージックにもワブルベースが使われるようになったほど、ワブルベースが注目されました。
(2)ダブステップから多くのサブジャンルが登場
ダブステップから多くのサブジャンルが登場しています。
世界中でダブステップが大流行したため、多くのアーティストがダブステップをアレンジしてさまざまな楽曲が誕生しました。
よりノリを高めるためにグルーブを意識した楽曲や、大衆受けするためによりポップで明るい楽曲など、ダブステップを発展させた音楽ジャンルが広がったのです。
ダブステップは幅広い音楽に影響を与えていることを知っておきましょう。
(3)おしゃれな楽曲にも好相性
さまざまな楽曲に発展してきたダブステップですが、特におしゃれな楽曲と相性が良いです。
ダブステップといえば、ノリが良く激しい曲が多いイメージを持つ人が多いかもしれませんが、実は散るステップなどおしゃれで物静かなジャンルもあります。
落ち着きがあり、聞き入ってしまうような楽曲もダブステップにあることを押さえておきましょう。
3.ダブステップで有名なアーティスト3選
ダブステップで有名なアーティストについて紹介します。
たくさんいますが、今回紹介するアーティストは以下の3グループです。
順に紹介するので、代表曲を聞きながらダブステップの特徴を把握しましょう。
(1)Skrillex(スクリレックス)
Skrillex(スクリレックス)は1988年生まれのアメリカ人で、ハードコアバンドのリードヴォーカルとしてバンド活動をしていた経歴の持ち主です。
活動の際に声帯を痛めたことをきっかけにサウンドプロデューサーになり、多くのヒット曲を生み出しています。
『Wild For The Night』という楽曲は、日本のクラブでもよく流されているナンバーで、多くの来場者を盛り上げている一曲です。
(2)Knife Party(ナイフ・パーティー)
Knife Party(ナイフ・パーティー)は、Rob Swire(ロブ・スワイヤー)とGareth McGrillen(ギャレス・マクグリレン)の2人組グループです。
2人ともドラムンベースバンドの元Pendulum(ペンデュラム)のメンバーだったこともあり、息ぴったりのパフォーマンスで多くの人を魅了しています。
ヒット曲を連発していますが、強いていうなら『Internet Friends』が代表曲といえるでしょう。
(3)Kill the Noise(キル・ザ・ノイズ)
Kill the Noise(キル・ザ・ノイズ)は、アメリカのニューヨークを拠点に活動しているDJ・プロデューサーです。
2008年にダブステップを中心に活動するソロプロジェクトとしてKill the Noiseを立ち上げ、東京で単独来日公演も果たしています。
国内のクラブでも馴染みのあるアーティストで、『Kill the Noise Pt. I』などが有名です。
4.ダブステップを作るならフリーサンプルパックがおすすめ2選
ダブステップの素材となる音は複雑で、初心者がダブステップを一から作るのは極めて困難です。
そこで、ダブステップを作るなら無料で使える音源を使うことをおすすめします。
特におすすめのフリーサンプルパックは以下の2つです。
順に紹介するので、ダブステップの音楽を作りたい人は使ってみてください。
(1)使いやすくサウンドクオリティが高い「Dubstep Starter Packs」
「Dubstep Starter Packs」は初心者でも使いやすく、無料にもかかわらずサウンドクオリティが高い点が特徴です。
サンプル音源が200個と使用できる素材が豊富なので、このサンプルパックだけでも十分にダブステップの楽曲を作ることができます。
トップレベルのダブステップアーティストの音を開発チームが研究し、全てのサウンドを初心者でも使いやすく高品質な音源に設計されているサンプルパックです。
ダウンロードページにアクセスしてダウンロードするだけで使えるようになるので、試しに使ってみてください。
(2)20万回以上ダウンロードされている「HIGH QUALITY DUBSTEP SOUNDS」
「HIGH QUALITY DUBSTEP SOUNDS」は、多くのサンプル素材やプリセットを販売しているGhost Hackのダブステップパックです。
ダブステップの楽曲を制作するために作られたフリーサンプルパックで、さまざまなWAVサンプルとループが含まれています。
ダブステップ以外にも、テクノやハウス、ドラムンベースなどの他ジャンルの楽曲にも使えるので、幅広いジャンルの楽曲制作に取り組みたい人におすすめです。
これまで20万回以上ダウンロードされている実績があるため、ユーザーからの評価を重視したい人はダウンロードページからダウンロードしてみてください。
まとめ
ダブステップは、さまざまなジャンルの楽曲に影響を与えている楽曲の一つです。
ダンスナンバーとして使われることが多いですが、おしゃれな曲など幅広く展開されているので、好みのジャンルに近いダブステップを探してみてはいかがでしょうか。
もし、ダブステップの楽曲を制作したい人は、今回紹介したフリーサンプルパックを参考に、オリジナルの楽曲を作ってみましょう。