「邦ロックってどんな音楽ジャンルになるの?」
「邦ロックで有名なアーティストといえば誰がいるの?」
音楽を勉強している人の中には、邦ロックが一体どのようなジャンルに分類されるのか気になっている人も多いのではないでしょうか。
実は、邦ロックは日本人に馴染みのある楽曲で、誰もが知っているような有名アーティストが数多く存在するのです!
本記事では、邦ロックの概要や似た意味を持つJ-POPとの違い、邦ロックで有名なアーティストについて紹介します。
この記事を読めば、邦ロックに関する知識を深め、より日本の音楽の魅力を知ることができますよ!
目次
1.邦ロックとは
邦ロックとは、邦楽ロックの略称で日本のロックのことをいいます。
1960年代後半に「はっぴぃえんど」などが、海外のロックサウンドに日本語の詞をのせて歌ったのが始まりといわれており、海外のロックに比べて日本らしい歌謡曲の親しみがあるのが特徴です。
邦ロックだからといって日本語かといえばそういうわけではなく、英語のみで歌ったり日本語と英語を混ぜて歌ったりするアーティストもいます。
ロックの中でも日本人に馴染みのある曲調のロックを邦ロックと認識しておくとよいでしょう。
2.J-POPとの違い
日本で浸透している楽曲にJ-POPがありますが、邦ロックはJ-POPの中の一つのジャンルです。
J-POPは日本で制作されたポピュラー音楽を指す言葉なので、日本で制作された日本人に馴染みのあるロックはJ-POPといえるでしょう。
ただし、邦ロックの中にはテイストが違う楽曲もあるので、全ての邦ロックがJ-POPに該当するわけではありません。
そのため、邦ロックにはJ-POPに属するものとJ-POPとは異なるものがあることを頭に入れておきましょう。
3.人気でおすすめの邦ロックバンド5選
邦ロックバンドの中でも特に有名で人気を集めているロックバンドを紹介します。
今回紹介する邦ロックバンドは以下の5グループです。
順に紹介するので、どのようなロックバンドが該当するのかチェックしてみてください。
※参考:https://utaten.com/live/japanese-rock/
(1)Official髭男dism
邦ロックバンドの中で今一番勢いに乗っているバンドがOfficial髭男dismです。
多くの人には「ひげだん」の愛称で覚えられており、高い歌唱力とキャッチーなサビが特徴的で、ピアノの美しいメロディーが印象的といえるでしょう。
2010年代後半から人気が爆発し、若者を中心に評価されています。
短期間で数々のヒット曲を生み出していますが、その中でも特にヒットしたのが「Pretender」です。
(2)King Gnu
King Gnuは、令和になって人気が急激に爆発した邦ロックバンドです。
2018年ごろから知名度も広がっていましたが、2019年にリリースした「白日」が多くの人から評価を集め、年末の紅白歌合戦に初出場しました。
J-POPにブラックミュージックを掛け合わせた曲風が独自の世界観を生み出し、聴く人の心を思わず惹きつけるほどの魅力をもっています。
邦ロックでは8ビートが一般的ですが、King Gnuの楽曲はほとんど16ビートで構成されているので、どこかおしゃれな雰囲気を感じられるのも特徴です。
「白日」は2019年にリリースされた曲の中で最もストリーミングサービスで聴かれており、今注目されているバンドなので、これからはOfficial髭男dismと邦ロック界を引っ張るロックバンドではないでしょうか。
(3)ONE OK ROCK
ONE OK ROCKは、日本だけでなく世界からも大人気の邦ロックバンドです。
ボーカルのTakaさんは、歌手の森進一さんと森昌子さんを親に持ち、ジャニーズグループのNEWSのメンバーとしてデビューするなどの経歴をもっていますが、なんといっても聴く人を引き込むような歌唱力が特徴といえるでしょう。
パンクロックを彷彿とさせる激しい曲が多い印象ですが、英語の歌詞も多い傾向があります。
邦ロックの中では洋楽のロックよりですが、歌謡曲のような馴染みのあるメロディーも取り入れられているため、多くの日本人からも人気が高いです。
「Wasted Nights」などYoutubeのコメント欄は英語でいっぱいなので、いかに世界から人気を集めているかがわかります。
(4)BUMP OF CHICKEN
BUMP OF CHICKENは、邦ロック界をこれまで長年引っ張ってきたロックバンドです。
邦ロック界を日本中に広げた第一人者といっても過言ではなく、邦ロックを好きな人なら誰もが一度は耳にしているでしょう。
ボーカルの藤原さんの優しい歌声と繊細な歌詞は聴く人の心を大きく揺さぶり、独特の世界観を提供してくれます。
テレビなど表にほとんど顔を出しませんが、日本では圧倒的な知名度を持っており、「天体観測」を知らない人の方が少ないのではないでしょうか。
(5)RADWIMPS
RADWIMPSは「ラッド」の愛称で呼ばれており、若い世代から絶大な人気がある邦ロックバンドです。
多くの人の心に刺さるようなリアリティのある歌詞が特徴で、独特の表現が魅力といえます。
疾走感のあるメロディーが印象的で、リズミカルな演奏が気持ちいい楽曲が多いです。
特に「前前前世」はラッドの代表曲で、ラッドの代名詞といえるでしょう。
まとめ
邦ロックは日本で親しまれているロックのジャンルです。
現在は邦ロック界は最高潮に盛り上がっており、多くの有名アーティストが登場しています。
邦ロックの勉強をしたい人は、今回紹介した5つのロックバンドを中心に聴いてみてはいかがでしょうか。