「芸能関係の仕事って、どれくらい年収がもらえるの?」
「年収が高い芸能関係の企業はどこ?」
芸能界は年収が高いイメージがありますが、事務所の規模や職種によってかなり幅があります。
『芸能界=高年収』というイメージを持ったまま就職・転職活動すると、意外と年収が低くてがっかりするかもしれません。
この記事では芸能関係の仕事の年収、芸能界で年収が高い事務所5つ、芸能界で年収の高い仕事に就く方法を紹介します。
最後まで読めば芸能界で高年収の仕事に就き、理想の生活を叶えられるでしょう。
目次
1.芸能関係の仕事の年収
芸能関係の仕事の年収を紹介します。
- 芸能マネージャー
- 事務所のバックオフィス
- 芸能事務所の広報
- 制作関係
- タレント・アーティスト
自分が就職する際にどの程度の年収がもらえるか参考にしましょう。
芸能界の仕事について知りたい方は、以下の記事もあわせて読んでください。
(1)芸能マネージャー
芸能マネージャーの平均年収は344万円です。
20代前半の平均年収は305万円程度、30代以上になると443万円と年齢に応じて昇給する可能性があります。
また大手事務所は年収が600万円以上になるなど、事務所の規模によっても年収は変わります。
芸能事務所のマネージャーはあまり経験が問われない場合が多く、他業種からの転職者も多い仕事です。
(2)事務所のバックオフィス
事務所のバックオフィス業務は、286万円程度です。
芸能事務所にはさまざまな職種がありますが、事務職の年収は他の企業の全体平均とほぼ同じと考えて良いでしょう。
事務所バックオフィスは芸能関係の実務経験がなくても採用されやすく、事務出身者にはおすすめの転職先です。
(3)芸能事務所の広報
芸能事務所の広報の仕事の平均年収は、406万円程度です。
さまざまな求人を見ると給料にかなり幅があり、310万円程度から900万円以上まで、事務所規模によって幅があります。
芸能事務所の広報も業界出身者に限らず、広報やマーケティング経験者が採用される傾向にあるため、他業種からの転職も可能です。
(4)制作関係
芸能業界の制作関係の平均年収は321万円です。
特に20代の頃は平均年収300万円程度と年収が安めの傾向にありますが、経験や実績に応じて年収が上がり、30代で年収1,000万円以上になる人もいます。
制作職は経験や実力に応じて年収が上がるため、年齢に関係なく高年収を目指せる職種です。
ただし即戦力採用が多いため、未経験からの転職は難しいでしょう。
制作関係の仕事に就きたい場合は、中小企業や非正規雇用で仕事を覚えてから徐々にキャリアアップすると良いようです。
(5)タレント・アーティスト
タレントやアーティストの平均年収はかなり幅があります。
芸能人と呼ばれる職種の平均年収は300〜2,000万円です。
売れているタレントやアーティストはかなりの年収を手にできますが、全く稼げない人もいます。
タレントやアーティストの平均年収については、以下の記事を参考にしてください。
2.芸能関係で年収が高い事務所5選
芸能関係で年収が高い事務所を5つ紹介します。
- 東宝芸能
- エイベックス
- アミューズ
- ホリプロ
- 松竹芸能
年収の高い芸能関係の仕事に就くには、事務所の年収水準が大切です。
1つずつ年収について解説します。
(1)東宝芸能
東宝芸能の有価証券報告書によると平均年収は、880万円です。
もちろん東宝芸能に所属する社員全員の平均年収ではありますが、年収水準がかなり高いといえます。
男女別の年収平均値は590万円と日本の平均年収を大きく上回っており、高年収の事務所です。
(2)エイベックス
エイベックスの有価証券報告書によると、平均年収は813万円です。
ポジションや役職によって年収は異なりますが、かなり高年収の企業でしょう。
参考までにエイベックスのマネージャー職の募集を見ると、年収は420万円程度となっており、年次によっても年収が変わるようです。
(3)アミューズ
アミューズの有価証券報告書によると、平均年収は729万円です。
大手芸能事務所であるアミューズでは、芸能マネージャーや運営スタッフの募集が多いです。
役職や職種によって年収に幅がありますが、大手だけにかなりの高年収を狙えます。
(4)ホリプロ
ホリプロは上場を廃止しているため正確な年収がわからないものの、平均年収は570万円程度です。
ここまで紹介した3つの企業より平均年収が低く見えますが、日本の平均年収458万円(民間給与実態統計調査|国税庁)を大きく上回っています。
ホリプロは芸能界でも大手の事務所であり、マネージャーや制作スタッフ、営業や広報など幅広い仕事を選べます。
(5)松竹芸能
松竹芸能の有価証券報告書によると、平均年収は798万円でした。
松竹芸能は大阪を代表する芸能事務所の1つで、芸能界で年収が高い企業の1つです。
入社後すぐに高給がもらえるわけではなく、入社後数年経過してから徐々に年収が上がっていく仕組みとなっています。
その他おすすめの芸能事務所については、こちらの記事でまとめています。
3.年収の高い芸能関係の仕事に就く方法
年収の高い芸能関係の仕事に就く方法を紹介します。
- 転職エージェントを使う
- キャリアアップして徐々に年収を上げる
- 職種に合わせたスキルや資格を取得する
高年収を狙いたいなら、この3つの方法を使いましょう。
(1)転職エージェントを使う
年収の高い芸能関係の企業に就職するには、転職エージェントを使いましょう。
基本的に年収が高い企業は人気があるため、競争率も高いです。
そのため転職であっても志望者の数は多く、他業種からの転職は特に難易度が高めとなっています。
転職エージェントを使えば高年収企業の非公開求人情報を提供してもらえたり、志望動機作成などのサポートを受けられるため、転職成功率が上がるはずです。
また内定後に企業との年収交渉なども担当してくれるため、好条件で転職できる可能性も上がります。
芸能関係に強い転職エージェントは、こちらの記事で紹介しています。
(2)キャリアアップして徐々に年収を上げる
年収の高い芸能関係の仕事に就きたいなら、キャリアアップで徐々に年収を上げましょう。
大手芸能事務所などは高年収の企業が多いものの、最初から平均年収の金額をもらえるわけではありません。
経験や実績に応じて年収は上がっていくので、1つの企業で長く勤めてキャリアアップを目指すか、中小企業で経験を積んで大手を目指す方法もあります。
芸能関係の仕事で年収を上げたいなら、ある程度年数をかけて徐々に収入を上げていきましょう。
(3)職種に合わせたスキルや資格を取得する
年収の高い芸能関係の仕事がしたいなら、職種に合わせてスキル・資格を取得しましょう。
企業としてはスキルや資格を持っている、会社の利益になる人により多く利益を還元したいと考えます。
たとえば、最近は芸能事務所もファンとの接点をオンラインに移行し始めており、インターネット配信やSNS運用スキルは重宝されます。
SNSアカウントを自分で運用してみたり、インターネット配信や機材についての知識をつけておけば、芸能関係の仕事に役立てられるでしょう。
まとめ
芸能界の年収は職種によっては、一般事務などとほぼ同じです。
ただし実力主義の傾向がある制作スタッフなどは、経験と実績に応じて30代で年収1,000万円越えも目指せるなど、夢のある仕事でもあります。
仕事をするうえで年収はモチベーションになるので、事前に入りたい企業の年収について調べておきましょう。
また高年収の企業へ就職や転職を考えている方は、転職エージェントを使うのがおすすめです。
記事の内容を参考にして、年収の高い芸能界の仕事に就いてくださいね。