「スマホ用の作曲アプリはたくさんあるけど、どれを選べばいい?」
「スマホでも作曲できると聞いたけど、パソコンと比べて何がいいの?」
このように悩んでいませんか?
実はスマホ用の作曲アプリを使えば手軽に本格的な曲が作れるため、場所や時間を気にせず誰でも積極的に曲作りにチャレンジすることができるのです!
今回は、スマホで作曲する際の流れやおすすめのスマホ用作曲アプリを有料・無料各2選ずつ紹介するとともに、スマホで作曲する3つのメリットについても解説します。
この記事を読んで自分に適する作曲アプリを見つけ、快適な曲作りにお役立てください!
目次
1.スマホで作曲する際の流れ
スマホで作曲する際の基本的な流れは以下の通りです。
- アプリをダウンロードする
- 楽器を選択する
- 譜面を入力する
- 曲のテンポ・キー・音階などを編集する
- 音量やエコーなど音響の編集をする
いずれの手順でもサンプルを聴きながら、ドラッグアンドドロップで直観的に操作することが可能です。
また、ガイダンスや解説画面があり、曲の作り方や編集方法を学ぶこともできます。
このように、スマホ向けのアプリの多くは、初心者で音楽の専門知識のない人でも直観的に作曲できる作りになっています。
2.おすすめスマホアプリ有料・無料各2選
ここからは、おすすめのスマホアプリを以下の通り有料・無料各2選ずつ紹介します。
- 有料アプリ1:KORG Gadget2
- 有料アプリ2:FL Studio Mobile
- 無料アプリ1:Medly
- 無料アプリ2:GarageBand
順番に説明します。
(1)有料アプリ1:KORG Gadget2
KORG Gadget2は、40個以上のガジェットを組み合わせられる自由度の高さと直観的に利用しやすいインターフェースが特徴の有料作曲アプリです。
世界中で広く利用されている人気のアプリで、過去にはAppStoreの有料アプリミュージック部門で1位を獲得した実績を有します。
音質がよく、音にこだわりのある作曲家から特に支持されています。
初心者の方であれば、一から作曲するのではなく、プリセットされた音楽をアレンジすることからチャレンジするのもおすすめです。
ソフト名 | KORG Gadget2 |
料金 | 税込4,900円(アプリ内課金あり) |
対応OS | iOS9.3~ |
入力方法 | 鍵盤・パッド |
このように、KORG Gadget2は自由度の高さと直観的な操作性が魅力の世界中で人気の有料作曲アプリです。
(2)有料アプリ2:FL Studio Mobile
FL Studio Mobileは、パソコン向け作曲ソフト「FL Studio」のモバイル版で、豊富な音源・エフェクトによる高度な音楽制作が楽しめる作曲アプリです。
モバイルに対応して小さな画面での快適な操作性を追求しており、カラフルでオシャレな画面設計も魅力です。
パソコン版「FL Studio」とモバイル版「FL Studio Mobile」では、制作した楽曲を相互に編集することも可能で、両方のソフトをシーンに応じて使い分けることでより便利に使えます。
Androidに対応している作曲アプリは数が少ないため、Androidユーザーには特に貴重なアプリです。
ソフト名 | FL Studio Mobile |
料金 | 税込1720円(iOS)/ 税込1199円(Android) |
対応OS | iOS8.0~ / Android4.0~ |
入力方法 | 鍵盤・ピアノロール・録音 |
このように、FL Studio Mobileはパソコン版として有名な「FL Studio」のモバイル版として開発された、モバイルの使いやすさを追求した有料作曲ソフトです。
(3)無料アプリ1:Medly
Medlyは、16種類の音源と100種類のループを有し、ドラッグアンドドロップで直観的に操作できるのが特徴の無料作曲アプリです。
パソコンがないけれど本格的な曲を作りたい方におすすめで、iPadにも対応しているため、スマホよりも大画面で作曲したい方にも向いています。
本格的な利用を考えつつまずは無料アプリで試したいという方であれば、後から必要になった段階で有料コンテンツを購入することでさらに追加の楽器やデモ音源を使用することも可能です。
ソフト名 | Medly |
料金 | 無料(アプリ内課金あり) |
対応OS | iOS12.0~ |
入力方法 | タップ |
このように、Medlyは豊富な音源・ループを備えた、スマホでも本格的な作曲をしたい人向けの無料作曲ソフトです。
(4)無料アプリ2:GarageBand
GarageBandは、タップ操作で簡単に作曲できる初心者におすすめの無料作曲アプリです。
画面を叩いてドラム音を入力したり、ピアノロールの画面を利用して音を打ち込むことができます。
また、ロックやオーケストラなど、ジャンルを問わずさまざまな音楽に幅広く対応しており、すでにある楽曲をベースにアレンジを加えることも可能です。
iphoneやiPadのオリジナル着信音・通知音を作成できるのも魅力ですよ。
ソフト名 | GarageBand |
料金 | 無料 |
対応OS | iOS13.0~ |
入力方法 | タップ |
このように、GarageBandはタップ操作による直観的な入力機能が特徴の、初心者にもおすすめの無料作曲ソフトです。
3.スマホで作曲する3つのメリット
最後に、スマホで作曲する際のメリットを以下の3つの観点から説明します。
- 誰でも気軽に始められる
- スキマ時間を有効活用できる
- 思いついたアイディアをすぐに反映できる
順番に説明します。
メリット1.誰でも気軽に始められる
スマホで作曲する際のメリットの1つ目に、誰でも気軽に始められる点が挙げられます。
楽器やパソコンで作曲をする場合には、高価な楽器や機材・ソフトが必要で、初心者には敷居が高くなりがちです。
しかし、スマホであれば多くの人がすでに保有しており、さらに作曲アプリも無料のものや比較的安価なものが多いため、初期投資がほとんど必要ありません。
また、スマホ用の作曲アプリはタッチ操作のみで直観的に曲を作れるものが多く、本格的な作曲を目指す人でなくても暇つぶし感覚で気軽に曲作りを楽しめます。
このように、スマホで作曲すれば、初期投資はほとんど必要なく初心者でも簡単に曲作りにチャレンジできます。
メリット2.スキマ時間を有効活用できる
スマホで作曲する際のメリットの2つ目に、スキマ時間を有効活用できる点が挙げられます。
楽器やパソコンを使って作曲する場合、自宅やスタジオなど決まった場所でしか作業ができません。
しかし、スマホで作曲するのであれば、移動中などのスキマ時間を使っていつでもどこでも作曲することが可能です。
このように、スマホで作曲すれば、通勤・通学などのスキマ時間を有効活用して手軽に作曲活動が行えます。
メリット3.思いついたアイディアをすぐに反映できる
スマホで作曲する際のメリットの3つ目に、思いついたアイディアをすぐに反映できる点が挙げられます。
作曲家の中には、散歩中にメロディを思いついたり、パソコンをシャットダウンした後にアレンジのアイディアが沸いてきたなどといった経験を持つ人も多いでしょう。
メロディーやアレンジはふいに閃くもので、かつそのアイディアを瞬時に記録しておかないとすぐに忘れてしまいがちです。
その点、スマホであればいつでもどこでも浮かんだ曲をすぐに保存することが可能で、せっかく閃いたアイディアを逃す心配がありません。
最近では鼻歌でメロディを入力できる機能を持つアプリも存在し、簡単かつスピーディーに閃いたアイディアを保存できる仕組みが整っています。
このように、スマホで作曲すれば、思いついたアイディアを場所・時間を問わずに漏れなく記録できるというメリットがあります。
まとめ
この記事では、スマホで作曲する際の流れやおすすめのスマホ用作曲アプリを有料・無料各2選ずつ紹介するとともにスマホで作曲する3つのメリットを解説しました。
スマホ用の作曲アプリを使えば手軽に本格的な曲が作れるため、場所や時間を気にせず誰でも積極的に曲作りにチャレンジすることが可能です。
ぜひこの記事を読んで自分に適する作曲アプリを見つけ、快適な曲作りにお役立てください!