スマホ対応のオーディオインターフェース選定ポイントとおすすめ3選

「スマホと接続できるオーディオインターフェースにはどのようなものがある?」
「スマホ対応のオーディオインターフェースはたくさんあるが、どんなポイントに気を付けて選べばいい?」

このように悩んでいませんか?

スマホと接続できるオーディオインターフェースは数多く存在しますが、種類によって性能や価格に大きくばらつきがあるため、自分に適した機器を選定することが大切です。

今回の記事では、スマホ対応のオーディオインターフェースを選ぶ上での2つのポイントを解説するとともに、おすすめの機器を3選紹介します。

この記事を読んで自分に適したスマホ対応オーディオインターフェースを知り、ぜひ楽曲の制作や演奏に活用してください。

1.スマホ対応オーディオインターフェースを選ぶ上での2つのポイント

まずは、スマホ対応オーディオインターフェースを選ぶ上でのポイントを以下の2つの観点に分けて説明します。

  1. PCにも接続できるか
  2. モバイルでの使用に対応できる電源か

上記2点は特にスマホ対応オーディオインターフェースを選ぶ上で気を付けたいポイントですが、これ以外にも音質や入出力数といった通常のオーディオインターフェースとしての機能の充実度もあわせて確認しましょう。

以下に、2つのポイントについて順番に説明します。

ポイント1.PCにも接続できるか

スマホ対応オーディオインターフェースを選ぶ上でのポイントの1つ目に、PCにも接続できるかが挙げられます。

スマホ対応の機器の中で安価な機種の場合、PC接続を想定しておらず、出力ボリュームを調整するノブがついていないことがあります。

完全にスマホでの利用のみを予定しているのであればそれでもよいですが、PCでは当然使えるものだろうと勘違いしてしまい、購入後に後悔するケースもあるため注意しましょう。

まずはスマホのみの利用を想定していても、本格的にDTMを始めるとPCを利用する場合が多いため、将来の拡張性も考慮してなるべくPC接続にも対応したものを選ぶのがおすすめです。

このように、スマホ対応のオーディオインターフェースを選ぶ場合でもPC接続の可否は必ず確認しましょう。

ポイント2.モバイルでの使用に対応できる電源か

スマホ対応オーディオインターフェースを選ぶ上でのポイントの2つ目に、モバイルでの使用に対応できる電源かが挙げられます。

スマホ接続であれば当然モバイルで利用することになるため、近くに電源がなくでもバッテリーや電池で使用できることが重要です。

ただし、マイク入力を使用する際などは多くの電力を消費するため、乾電池にしか対応していないとすぐに交換が必要になり乾電池代が多くかかってしまいます。

使う場所によって電源アダプターかバッテリー・電池を使い分けられるものがベストです。

このように、スマホ対応のオーディオインターフェースは電源アダプター・モバイルいずれの電源供給でも使い分けられるものがおすすめです。

2.おすすめのスマホ対応オーディオインターフェース3選

次に、おすすめのスマホ対応オーディオインターフェースを以下の3種類紹介します。

  1. TASCAM iXZ
  2. Zoom U-24
  3. IK MULTIMEDIA iRig Pro Duo

順番に紹介します。

(1)とにかく安い!『TASCAM iXZ』

おすすめのスマホ対応オーディオインターフェースの1つ目に、TASCAMのiXZが挙げられます。

iXZは、オープン価格ながら実売価格としては5,000円以下で購入することのできる非常に安価でシンプルなオーディオインターフェースです。

PC接続やアダプター接続には対応していないため、スマホ専用のオーディオインターフェースとしてとにかく手軽で安価なものがほしい人に向いています。

品名TASCAM iXZ
価格オープン価格
ポイント・実売価格5000円以下と非常に安価
・XLR端子をもつ手持ちのマイクの接続はもちろんのこと、本格的なコンデンサーマイクの接続も可能
接続機種スマホ:iPhone、iPad、Android
PC:対応なし
電源対応乾電池かニッケル水素電池(マイク入力を使用する時のみ)
購入サイトTASCAM iXZ ファントム電源対応 iPad / iPhone / iPod touch用 オーディオインターフェイス 【タスカム】 – 島村楽器オンラインストア (shimamura.co.jp)

このように、TASCAMのiXZは非常に安価に購入できるオーディオインターフェースであり、とにかくスマホと接続できるシンプルで手軽な機器が欲しいという方におすすめです。

(2)スマホ・PC両方に対応『Zoom U-24』

おすすめのスマホ対応オーディオインターフェースの2つ目にZoomのU-24が挙げられます。

U-24は、モバイルでのレコーディングやライブに必要な機能に特化した2in4out仕様のオーディオインターフェースです。

PC接続やモバイル電源にも対応するほか、オーディオインターフェースとしての一通りの機能が網羅されています。

品名Zoom U-24
価格オープン価格
ポイント・高性能マイクプリアンプを搭載し、ノイズの少ないピュアな音質を録音することが可能
・2系統のステレオ出力を備えることで、メイン出力をフロアに流しつつ次の曲をヘッドフォンでモニターできる
接続機種スマホ:iPhone、iPad
PC:Mac、PC
電源対応乾電池・USBバスパワー・アダプタでの給電に対応
購入サイトZOOM U-24 ハンディオーディオインターフェース 【ズーム】 – 島村楽器オンラインストア (shimamura.co.jp)

このように、ZoomのU-24は実売価格1万円代前半の価格ながらモバイルでのレコーディング・ライブに必要な機能を一通り網羅したオーディオインターフェースです。

(3)プロにも人気の高性能!『IK MULTIMEDIA iRig Pro Duo』

おすすめのスマホ対応オーディオインターフェースの3つ目に、IK MULTIMEDIAのiRig Pro Duoが挙げられます。

iRig Pro Duoは、軽量で耐久性のある持ち運びに適した機器でありながら、ハイスペックの機能をフル装備したプロにも人気の上位機種です。

この1台をカバンに入れておくことで、いつでもどこでもあらゆる環境で高品質な音楽制作に取り組むことが可能になります。

2チャンネル同時録音機能や高品質なサウンド、高品位なモニタリング・出力機能など、オーディオインターフェースとして求められる機能はすべて網羅しています。

品名IK MULTIMEDIA iRig Pro Duo
価格オープン価格
ポイント・軽量かつ高性能のハイスペック機器
・2チャンネル同時録音やステレオ録音にも対応
接続機種スマホ:iPhone、iPad、Android
PC:Mac、PC
電源対応乾電池・USBバスパワー・アダプタでの給電に対応(アダプタは別売り)
購入サイトIK Multimedia iRig Pro Duo I/O オーディオ/MIDIインターフェイス 【IKマルチメディア】 – 島村楽器オンラインストア (shimamura.co.jp)

このように、 IK MULTIMEDIAのiRig Pro Duoはオーディオインターフェースに求められる高い機能を全て網羅しつつモバイル性を追求したハイスペック機種です。

まとめ

今回の記事では、スマホ対応のオーディオインターフェースを選ぶ上での2つのポイントを解説するとともに、実際におすすめの機器を3選紹介しました。

スマホと接続できるオーディオインターフェースは数多く存在しますが、種類によって性能や価格に大きくばらつきがあるため、自分に適した機器を選定することが大切です。

この記事を読んで自分に適したスマホ対応オーディオインターフェースを知り、ぜひ楽曲の制作や演奏に活用してください。

関連記事