アイドルプロデュースとはどんな仕事?なり方・必要なスキル

「アイドルプロデュースって具体的に何をするの?」
「アイドルプロデューサーに必要な才能とは?」

アイドルプロデュースとは、簡単にいえばアイドルを見出して売り出す仕事です。

有名な「ヒャダイン」さんや「秋元康」さん「つんく」さんが、代表的なプロデューサー。

しかしアイドルプロデュースの仕事内容はもちろん、なり方についてもよくわからない人が多いでしょう。

この記事ではアイドルプロデュースの仕事内容となり方、必要な才能について解説します。

最後まで読めばアイドルプロデュースの仕事内容やなり方が全てわかるでしょう!

1.アイドルプロデュースの仕事とは?

アイドルプロデュースの仕事とは、どんなことをするのでしょうか。

  1. アイドルの選抜やスカウト
  2. アイドルの売り出し戦略の考案
  3. イベント・企画

ここからはアイドルプロデューサーの仕事内容について解説します。

(1)アイドルの選抜やスカウト

アイドルプロデュースの仕事は、アイドルの選抜やスカウトから始まります。

プロデューサーの目でオーディションで素質のある女性を見出したり、スカウトで声をかけてアイドルになってくれるよう交渉します。

日本のアイドルは特に『アイドル性・カリスマ性』が問われる仕事のため、アイドルとして売り出して売れっ子になるかどうか見極めるスキルが必要です。

アイドルプロデューサーはアイドルを見出すところから、すべて自分で行います。

(2)アイドルの売り出し戦略の考案

次に見出したアイドルのキャラクターなどをみて、どういうふうに売り出すかを考えていきます。

グループの場合はコンセプトを決めたり、個人の場合はキャラクターに合った売り方を考案するのも仕事です。

例えばAKB48のコンセプトは「会いに行けるアイドル」、仮面女子のコンセプトは「アキバ系最強の地下アイドル」がコンセプト。

いわばアイドルのテーマを決めて、そのテーマに沿った売り出し戦略・楽曲の作成・衣装の指示などもすべてアイドルプロデューサーの仕事です。

(3)イベント・企画

アイドルを売り出した後は、アイドルとファンの交流会やライブイベントなどの企画を実施します。

またCD発売時のイベント・レコード会社との打ち合わせもプロデューサーの仕事です。

日本のアイドルは握手会やコンサート、地下アイドルの場合は定期的なライブ・握手会・チェキ会など細かなイベントがたくさんあります。

イベントのコンセプト決定や各所との調整、会場の予約などもすべてアイドルプロデュースの仕事に含まれます。

2.アイドルプロデューサーになる方法

アイドルプロデュースの仕事に興味がある方は、なり方を知りたいですよね。

  1. 芸能事務所・養成所で働く
  2. 芸能事務所のマネージャーからキャリアアップ
  3. 個人で曲作りをしてSNSに投稿する
  4. インフルエンサーからプロデューサーになる

実はアイドルプロデューサーになる方法は4つあります。

1つずつ説明するので、アイドルプロデュースしたい方は参考にしましょう。

(1)芸能事務所・養成所で働く

アイドルプロデュースになるには、芸能事務所や養成所で働く必要があります。

芸能事務所や養成所で才能がある人を見出し、会社から許可が出ればプロデュースを任せてもらえるでしょう。

いきなりプロデューサーにはなれないので、アシスタントから始めて徐々にキャリアアップしていくケースが多いです。

(2)芸能事務所のマネージャーからキャリアアップ

アイドルプロデュースの下積みとして、芸能事務所のマネージャーを経由する人もいます。

芸能事務所のマネージャーは芸能人と近い位置で、スケジュールの調整や仕事を獲得する仕事。

プロデューサーと似通った業務を担当するため、将来の役に立つ経験が積めます。

マネージャーとしての実力が認められれば、プロデュースを任せてもらえる可能性が上がります。

(3)個人で曲作りをしてSNSに投稿する

アイドルプロデュースするの、会社に入る必要はありません。

例えば有名な「ヒャダイン」さんは、京都大学を卒業した後27歳の頃にニコニコ動画で音楽投稿を開始。

楽曲に惹かれてファンが増えてきて、そこからプロデュース業などを始めています。

音楽作りの才能があれば会社に所属せずにプロデューサーになれる可能性はあるので、毎日音楽を作って投稿してみましょう。

(4)インフルエンサーからプロデューサーになる

インフルエンサーが知名度を使ってアイドルになりたい人を募集し、プロデューサー業を始めるケースもあります。

例えば有名なYouTuber/ライバーの『コレコレ』さんは、全くの未経験からアイドルプロデュースを始めました。

コンセプトを「コレコレのアイドル」として人員を募集し、ユニットを組んでデビューも果たしたのです。(現在は解散)

また最近は有名キャバ嬢『愛沢えみり』さんも、アイドルプロデュースをしています。

このようにインフルエンサーから、アイドルプロデュースを始めることも可能です。

3.アイドルプロデューサーに必要な才能

アイドルプロデューサーに必要な才能を3つ紹介します。

  1. アイドルの素質を見抜く力
  2. スケジュール調整能力
  3. 音楽面への知識

自分がアイドルプロデュースに向いているかどうか、考えてみましょう。

1つずつ解説します。

(1)アイドルの素質を見抜く力

アイドルプロデュースにあたって必要なのは、アイドルの素質を見抜く力です。

見た目が可愛い女の子でも、アイドルとして売れるとは限りません。

良いキャラをしている、アイドル性がある、アイドルとしての自分を保ち続けられるなどの素質がなければ、ファンがつかないでしょう。

アイドルプロデュースには、アイドルの素質がある人を見出すスキルが必要です。

(2)スケジュール調整能力

アイドルプロデュースの仕事は多岐に渡り、かなり多忙です。

音楽制作も手がける場合はミキシングやサンプリングの処理をこなしながら、コンセプトの決定やイベントの調整を行うこととなります。

そのためアイドル・自分自身のスケジュールを調整できないと、仕事をこなせないでしょう。

アイドルプロデューサーになるには、スケジュール管理能力が欠かせません。

(3)音楽面への知識

アイドルプロデュースには、音楽面への知識も必要です。

楽曲制作を作曲家などに任せることは多いですが、最終的にプロデューサーがGOを出してレコード発売が決定します。

そのため楽曲制作や編集知識がないと、音楽を聴いて良い楽曲ができたか判断できません。

将来プロデューサーになりたいのであれば、音楽面への知識をつけておきましょう。

まとめ

アイドルプロデュースは、アイドルの選抜からコンセプトの策定、イベントの調整など幅広い業務をこなします。

さらにアイドルの才能を見出す素質も必要など、天性の才能も必要とされる仕事です。

アイドルプロデュースになる方法は、芸能事務所や養成所で働いてキャリアアップすることが多いですが、近年はSNSを経由してプロデューサーになる人も増えています。

大変な仕事ではありますが、てしおにかけて育てたアイドルが売れれば、かなりのやりがいを感じられるでしょう。

この記事を参考にアイドルプロデュースの仕事に必要な準備、就職先を検討してください。

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