「大学生から俳優になるには?」
「大学と俳優業の両立はできる?」
大学生から俳優になることは可能ですし、今活躍している俳優の中で、大学時代に芸能界入りした人も多いです。
しかし、具体的にどうすれば大学生から俳優になれるかわからず困っている方もいるでしょう。
この記事では、俳優の仕事内容や大学生から俳優になる方法、大学生が俳優を目指す場合の注意点を紹介します。
最後まで読めば、大学生が俳優を目指すのにベストな道を見つけられるでしょう!
目次
1.そもそも俳優とは
俳優とは作品において、与えられた役柄になりきり演技をする仕事です。
男性のイメージが強いですが、俳優には女性も含まれます。
別名「役者」とも呼ばれ、舞台や映像作品、ミュージカルなどで活躍しています。
俳優は役者の総称であり、舞台をメインに活躍する人物は舞台俳優、映画を主体として出演する人は映画俳優です。
もちろん色々な作品にマルチに出演している人もいます。
まずは俳優という職業について理解したうえで、この先を読み進めていきましょう。
2.大学生が俳優になるには
大学生が俳優になる方法を5つ紹介します。
- 芸能プロダクションのオーディションを受ける
- スカウトで芸能界入りする
- 劇団に入団する
- 映画や舞台作品のオーディションで役をもらう
- 演劇サークルから俳優に転身する
1つずつ解説するので、参考にしてください。
(1)芸能プロダクションのオーディションを受ける
大学生が俳優になるには、芸能プロダクションのオーディションを受けましょう。
芸能プロダクションへ所属して、俳優になるためのレッスンを受けたり、事務所経由でオーディション情報がもらえます。
事務所の人があなたが俳優志望であると把握していれば、積極的にあなたを推してくれるかもしれません。
まずは芸能事務所へ所属した方が、活動面でのサポートも得られます。
また、大学生は18歳以上で成人しているので、自分の意思で事務所と契約を結べる点もメリットです。
大学生で俳優になりたいなら事務所オーディションを受けましょう。
おすすめの芸能事務所については、以下の記事でまとめています。
(2)スカウトで芸能界入りする
大学時代にスカウトを受けて、俳優デビューした役者さんもいます。
あなたが容姿やオーラに自信があるなら、スカウト待ちをするのもおすすめです。
スカウトを受けやすい都心の人通りが多い場所へ頻繁に行っていると、芸能事務所の人から声をかけられるかもしれません。
声をかけられた後に事務所のオーディションを受け、合格すれば無事所属が決まります。
そのあとはオーディションの後の流れと同じく、俳優としての活動を事務所にサポートしてもらえます。
大学生の方は時間の融通も効きやすいと思うので、週末はスカウト待ちをしてみましょう。
スカウトされやすい場所に関しては、以下の記事をご覧ください。
(3)劇団に入団する
大学生から俳優デビューしたいなら、劇団に入団するのも選択肢の1つです。
劇団の新メンバーオーディションを受けて合格すれば、劇団員になれます。
最初のうちはスタッフとして裏方の仕事を覚えながら、演技を勉強していきます。
舞台が新しい作品に取り込む時は、劇団内でオーディションが開催され、合格すれば舞台デビューという流れです。
大学生は学校もあるので、劇団の研究員として時間限定で活動に参加するのが良いでしょう。
(4)映画や舞台作品のオーディションで役をもらう
映画や舞台作品に取り組む際に、新人俳優を募集する場合があります。
大学生が対象年齢に入っている役柄なら参加可能なので、ぜひ受けてみましょう。
役がもらえるオーディションに合格すれば、いきなり作品デビューできるのがメリットです。
ただし、参加者の中にはすでに演技経験がある人もたくさんいるため、難易度は上がります。
大学生で事務所所属などの手順を飛ばして役が欲しい人、演技力に自信がある方は役がもらえるオーディションを受けても良いでしょう。
(5)演劇サークルから俳優に転身する
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大学の演劇サークルから俳優に転身する人もいます。
OBが俳優に転身していれば、コネクションを使って芸能界へ紹介してもらえるチャンスもあるでしょう。
また『堺雅人』さんのように大学で演劇サークルに所属、自身で劇団を立ち上げて活動する人もいます。
演劇サークルが芸能界入りのきっかけになることもあるので、演劇サークルに入ってみるのも良いでしょう。
3.大学生が俳優を目指す際の3つの注意点
大学生が俳優を目指す際は、以下3つの点に注意しましょう。
- 保護者へ相談する
- 学業との両立を考える
- 悪質な事務所に注意する
大学生は成人としているとはいえ、まだ社会経験がなく、騙されやすい年代です。
1つずつ解説するので、必ずこの注意点を守ってください。
(1)保護者へ相談する
俳優を目指している大学生の方は、夢を保護者の方に伝えて、許可をもらいましょう。
大学生は成人しているとはいえ、学費や家賃を親に負担してもらっています。
勝手に芸能活動を始めると親が怒って支援を打ち切ったり、実家に帰らされるリスクがあります。
両親に必ず相談して、俳優を目指したいことを伝えて協力を得ましょう。
(2)学業との両立を考える
大学生が俳優を目指す時は、学業との両立を考えましょう。
演劇に夢中になるのはもちろん悪いことではありませんが、必ず成功する保証はありません。
大学を浪人して演劇を続け、就職の機会を逃すと、いざ夢を諦めた時に就職先もない状態になります。
将来のことを考えれば、大学は卒業しておくことをおすすめします。
俳優の夢を諦めて就職する際に、大卒というブランドがあれば就職先の可能性が広がるためです。
可能な限り、俳優の夢と大学生活は両立させるようにしてください。
(3)悪質な事務所に注意する
芸能スカウトに声をかけられた時は、本当に優良な事務所かどうか確認しましょう。
まだ社会経験が浅い大学生を狙って、レッスン料や所属料を騙し取る悪徳な事務所もあります。
未成年の場合は保護者の権限で契約無効にすることができますが、大学生の場合は自己責任になります。
悪徳事務所に所属しても俳優の夢は叶わないので、事前にその事務所の情報をよく調べましょう。
芸能界の危険性や優良事務所の見極め方については、以下の記事で紹介しているので、よく読んでおいてください。
4.大学生から俳優になった芸能人
大学生の時に俳優になった芸能人を2名紹介します。
- 坂口健太郎
- 吉田羊
- 堺雅人
どのようなキャリアで俳優に転身したかを参考にしましょう。
1名ずつ経歴を紹介します。
(1)坂口健太郎
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『坂口健太郎』さんは、大学時代に「MEN’S NON-NOオーディション」に応募し、見事グランプリを獲得。
モデル活動を経て俳優としてデビューを果たしました。
大学を卒業されたかは公式に発表されていませんが、今や推しも推されぬ俳優さんとして活躍しています。
自分自身でオーディションに応募して合格した良い事例といえるでしょう。
(2)吉田羊
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『吉田羊』さんも大学時代に劇団に所属し、20代は劇団員として活動していました。
その後30代後半まで映像作品への露出もなく、今では考えられないほど仕事がなかったそうです。
しかし諦めずに活動を続けた結果、遅咲きながら大活躍する女優さんになっています。
まとめ
大学生で俳優を目指すことは可能です。
比較的自由時間の多い大学時代は、演技の練習やオーディションの参加も活発にできるはず。
本気で俳優を目指す時はご両親への相談をしっかりしたうえで、将来のことも考えて、大学と両立するようにしましょう。
記事で紹介した俳優になる方法を参考に、大学生から俳優になる夢を叶えてくださいね!