「演技の練習って何をしたら良いの?」
「演技力がなかなか上がらない、もっと上手くなるには?」
舞台や映像作品で演じるには演技力が必須ですが、どうすれば演技力が上がるか悩んでいる方は多いはず。
とにかくひたすら練習すること、そして人の目に慣れることが大事です。
この記事では、演技力が上がる演技の練習方法と、さらに演技力を上げる練習のコツを紹介しています。
最後まで読めば演技の練習スタイルが変わり、確実にあなたの演技力は上がるでしょう!
目次
1.演技力が上がる!演技の練習方法
演技力を上げるためにできる、演技の練習方法を3つ紹介します。
- 演技の基礎練習
- 台本を読み伝えたいことを理解する
- 自分のセリフを読んでみる
一人でも演技力を上げることはできます。
1つずつ演技の練習方法を説明するので、今日の練習から取り入れてみてください。
(1)演技の基礎練習
演技力を上げるには、まず基礎を積まなければなりません。
- 発声練習
- 表情作り
- 表現力
基本ができていないと、観客に声が届かず、何を表現したいのか伝わらないからです。
1つずつ演技の基礎練習について説明するので、今日から実践してみましょう。
#1:発声練習
演技の基礎練習とは発声練習です。
特に舞台に出演する場合、発声練習を積まないと声が観客に届きません。
声が小さいとせっかくセリフを読んでいても、そもそも観客に聞こえないことも。
発声練習の基本としてまずは、腹式呼吸を徹底しましょう。
腹式呼吸できているつもりでも、舞台の上に立つと緊張から胸式呼吸に切り替わる人は多いです。
常に腹式呼吸で演技ができるように、以下の練習を取り入れてください。
- 寝転がって吸う時にお腹が膨らむことを意識して呼吸する
- 立ち上がって同様の呼吸を行う
- 呼吸をしながら喉を広げて発声する
寝ながらの腹式呼吸で感覚を掴み、次は立った状態で腹式呼吸の練習をしましょう。
わかりやすく腹式呼吸を説明している動画も見つけたので、参考にしてみましょう。
#2:表情作り
演技力を上げるには、表情作りも重要です。
喜怒哀楽がわからないと、観客に登場人物が何を思っているのか伝わらないからです。
また喜怒哀楽についても、シチュエーションによって表情は違うはず。
鏡を見て喜怒哀楽の表情を、いろいろな場面を思い浮かべながら演じてみてください。
#3:表現力
表現力とは、演じ手の解釈をそのまま観客に伝えることです。
あなたが役柄を分析して演じていても、表現力が足りないと観客には全く伝わりません。
自分の演技を人に見てもらい、相手に自分の解釈が伝わっているか聞いてみてください。
解釈が全く違うようなら、あなたの表現力が不足しています。
観客にあなたが伝えたいことをストレートに伝えられるように、何度も演じてみましょう。
(2)台本を読み伝えたいことを理解する
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一人で演技の練習をするときはまず、台本を読んでテーマを理解しましょう。
台本にはそれぞれ伝えたいメッセージがあり、役者がそれを理解していなければ、検討はずれの演技になるからです。
何度も台本を読み込んで、メッセージやその時に応じたキャラクターの感情を分析しましょう。
(3)自分のセリフを読んでみる
次に、自分のセリフを読んでみましょう。
セリフを読むときは、以下の3つの方法で練習してください。
- 一通りセリフを読む
- 憧れの役者が演じていると仮定して読んでみる
- 人にセリフを聞いてもらう
1ずつセリフの練習方法について説明します。
#1:一通りセリフを読む
まず最初は自分のセリフを一通り読んでみましょう。
ストーリーを通して自分のセリフを読んでいくと、大体の感情の動きが理解できます。
感情を推察したら台本にメモを書くなどし、演技を加えて何度も読み込みましょう。
#2:憧れの役者が演じていると仮定して読んでみる
次は客観的に、自分の憧れの役者がこの役を演じたらどう演技するかを想像してください。
イメージできたら、あなたがその憧れの役者になりきってセリフを読んでみます。
人の演技を真似するような気がするかもしれませんが、憧れの俳優にはどうしても似てしまうもの。
オリジナリティは徐々についてくるので、まずは演技力を上げるために憧れの俳優の演技を真似しましょう。
#3:人にセリフを聞いてもらう
一人で練習が終わったら、一緒に舞台や作品に出る人や家族にセリフを聞いてもらってください。
演技の練習は一人でもできますが、どうして独りよがりの演技になりがちです。
特にあなたの表現力が十分かどうかは、客観的な目線がないと判断できません。
人にセリフを読むところを聞いてもらい、評価してもらってください。
どうしても恥ずかしくて人に見せられない人は、録音や録画機能を使って客観的に演技を見てみましょう。
改善点が見つかるはずなので、何度も繰り返し演じて納得いく演技を作り上げてください。
2.もっと演技が上手くなるための3つのコツ
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さらに演技力を上げたい方向けの練習法を3つ紹介します。
- いろいろな映像・舞台作品を鑑賞する
- 鑑賞した作品を真似して演じる
- 人前で演じることに慣れる
演技が上手くなるためには、どうしても人の目を入れる必要があります。
1つずつ説明するので、演技の練習に取り入れてみましょう。
(1)いろいろな映像・舞台作品を鑑賞する
評判良いので、U-NEXTで堺雅人主演のTVドラマ『VIVANT』第一話観た。
確かにこれ面白いです!
阿部寛・二階堂ふみ・松坂桃李・小日向文世・二宮和也・役所広司なども出演。#VIVANT #ドラマ pic.twitter.com/AwZOaPXI4s— Almost Famous (@intothegloove) July 27, 2023
まず演技の幅を広げるために、いろいろな映像・舞台作品を鑑賞しましょう。
さまざまな人の演技に触れることで、自分では思い付かない表現・表情・演技が見つかります。
面白い演技があればメモしておき、その演技やセリフを覚えるまで何度も作品を見てみましょう。
(2)鑑賞した作品を真似して演じる
鑑賞した舞台や映像作品で得た演技の知識は、実際に演じてみてアウトプットしてください。
まずは鑑賞した作品で面白いと思った演技を、そのまま真似してみます。
セリフを覚えて、演技や動き・表情をトレースしましょう。
何度も演じているうちに、自分なりの演じ方が見えてくれば、自分の役柄に応用できるようになります。
(3)人前で演じることに慣れる
演技力を上げるには、人前で演じることに慣れる必要があります。
舞台や作品の場数を踏まないと、人前で演じる際に緊張してしまい、自分の実力を出せないからです。
演技力があっても緊張によってガチガチになっては、観客にあなたの凄さが伝わりません。
人前で演じることに慣れるために、練習を誰かに見てもらうようにしましょう。
舞台に立つと緊張して声が震える方は、こちらの人前で緊張しない方法も参考にしてください。
まとめ
演技力を上げるには練習を積むしかありません。
しかし、自分の解釈だけで演じていても、独りよがりの演技になってしまいがちです。
そんな時は人に演技を見てもらったり、他の人の作品を鑑賞して演じ方の幅を広げてください。
記事で紹介したように、まずは基礎練習を徹底してから、演技の練習をしましょう。
毎日演技を練習すれば、あなたも映画や舞台で活躍する俳優のように演技で人を魅了できますよ!