「MAエンジニアの年収ってどれくらい?」
「MAエンジニアでより年収が高い企業へ転職するには?」
MAエンジニアの平均年収は350万円程度と平均年収を下回っていますが、給料を上げる方法はあります。
この記事ではMAエンジニアの概要と年収事情、年収を上げる方法や転職して年収アップする方法を紹介しています。
最後まで読めばMAエンジニアの年収事情や将来的により好条件で働く方法がわかるでしょう。
目次
1.MAエンジニアとは
MAスタジオのエンジニアさんの手捌きが美しすぎて見惚れる
ざ!職人な感じとかまじカッコいいですよね pic.twitter.com/vPh8ra4jFq— まつうらえいが (@eiga_lee) March 23, 2020
MAエンジニアとはテレビや映画の映像制作現場において、ナレーションやアフレコを収録して音声素材を調整する仕事です。
主な活躍の場はMAスタジオやテレビ局などで、レコーディングや編集を担当します。
MAエンジニアの仕事についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
2.MAエンジニアの年収
MAエンジニアの年収について紹介します。
- 全体平均は350万円程度
- アシスタントは250万円程度
- フリーランスの場合は700万円以上稼げる可能性
MAエンジニアになれても想定より年収が低いと、生活に困ることになるでしょう。
あらかじめMAエンジニアの年収について把握しておいてください。
(1)全体平均は350万円程度
MAエンジニアの年収平均は350万円程度です。
平均年収にはアシスタントの給料も含まれるため、全体年収が低くなっています。
(2)アシスタントは250万円程度
MAエンジニアのアシスタントの年収平均は250万円程度です。
アシスタント時代はMA作業よりもレコーディングスタジオの掃除や雑用が多いため、平均年収はかなり安くなります。
(3)フリーランスの場合は700万円以上稼げる可能性
MAエンジニアのフリーランスの年収は700万円以上になることもあります。
基本的にフリーランスのMAエンジニアは、企業からの案件を複数請け負って生活しています。
こなせる案件数が増えるほど年収は増え、500〜700万円以上稼げる場合も多いようです。
ただしフリーランスのMAエンジニアになるには、スタジオでの実務経験やスキルが必要となるため、最初からフリーランスを目指すのは難しいでしょう。
3.年収の高いMAエンジニアになる方法
年収の高いMAエンジニアになるには4つの方法があります。
- イベントのディレクションやオペレーション経験を積む
- 音楽に関連する資格を取得する
- アルバイトでアシスタント業務を経験する
- 経験を積んでから独立する
MAエンジニアは年収が高くはありませんが、エンジニア個人のスキルに応じて報酬を上げることが可能です。
1つずつ内容を説明します。
(1)イベントのディレクションやオペレーション経験を積む
年収の高いMAエンジニアになるには、イベントのディレクションやオペレーション経験を積むことです。
MAエンジニアの主な活躍の場はテレビや映画などの映像制作現場ですが、イベントで音声調整の仕事を任されることもあります。
その際にイベント運営経験があると、その企画のマネージャーを任せてもらえるチャンスを得られます。
マネージャー職を任せられるMAエンジニアになれば、当然スキルに応じて昇給するチャンスがあるでしょう。
(2)音楽に関連する資格を取得する
年収の高いMAエンジニアになるには、音楽に関連する資格を取得することです。
「映像音響処理技術者」や「ProTools技術認定試験」を取得すると、客観的に音響や音声編集ソフトの操作スキルがあると証明できます。
資格があれば転職にも有利になるので、より待遇の良いスタジオや制作会社へ転職できる可能性が上がります。
(3)アルバイトでアシスタント業務を経験する
年収の高いMAエンジニアになるには、なるべく早くアシスタント業務からキャリアを始めることです。
今現場で活躍しているMAエンジニアも、最初はアシスタントから徐々にノウハウを積み上げてきています。
MAエンジニアは繊細な音を扱う専門職であるため、キャリアが長い人ほどスキルやノウハウがあり、年収も高くなる傾向にあります。
将来年収の高いMAエンジニアになりたいなら、アルバイトでアシスタントから業務を覚えましょう。
(4)経験を積んでから独立する
年収の高いMAエンジニアになるには、経験を積んでから独立することです。
フリーランスは受けた案件数だけ稼げるため、自分の裁量次第で年収を上げられます。
もちろんフリーランスMAエンジニアとして企業からの依頼を受けるには、実務経験や資格が必須です。
まずはMAスタジオなどでMAエンジニアの実務経験を積んで、独立を目指すと良いでしょう。
4.今より年収アップできるMAエンジニア求人の探し方
現時点でMAエンジニアとして働いている方が、より年収アップする方法を紹介します。
- エンタメに特化した転職エージェントを利用する
- エンタメに特化した転職サイトを利用する
より待遇の良いMAスタジオやテレビ局で働きたい方は参考にしてください。
(1)エンタメに特化した転職エージェントを利用する
今より年収アップできるMAエンジニア求人は、転職エージェントで探しましょう。
転職エージェントとは求人情報の検索から内定後の交渉まで、転職を総合的にサポートするサービスです。
エンタメに特化した転職エージェントなら、非公開求人を所有している可能性も高いため、好条件のMAエンジニアの仕事が見つかります。
また、履歴書の添削や面接の練習などもしてもらえるため、初めてMAエンジニアとして転職する方に特におすすめです。
エンタメ業界に特化した転職エージェントについては、以下の記事を参考にしてください。
(2)エンタメに特化した転職サイトを利用する
今より年収アップできるMAエンジニア求人は、エンタメに特化した転職サイトを利用しましょう。
転職サイトは各企業からの求人情報をまとめて掲載しており、一度に希望条件に適合した求人を閲覧できて便利です。
エージェントのように転職サポートはついていませんが、面談やエージェントとのやりとりが必要ないため、マイペースに転職活動を進められます。
すでに転職経験があるMAエンジニアの方、転職するかどうか決めずに求人を見たい方は転職サイトを利用しましょう。
エンタメに特化した転職サイトの情報は、こちらの記事で紹介しています。
まとめ
MAエンジニアの年収は平均して350万円程度とさほど高額ではなく、特にアシスタントは200万円台とかなり低い年収です。
年収の高いMAエンジニアを目指すには下積みが経験なので、若いうちにアシスタントとしてキャリアを始めましょう。
MAエンジニアの年収を上げるにはとにかくスキルをつけること、そしてフリーランスとしての独立を目指すのがおすすめです。
記事で紹介した年収情報や転職情報を参考にして、給料面でも満足できるMAエンジニアの仕事を探しましょう。