「おすすめの洋楽ポップミュージックについて知りたい!」
「ポップミュージックはどのように生まれたのか歴史が知りたい!」
日本のポップミュージックは良く聴くけれど、洋楽ポップミュージックは詳しく知らないという人も多いのではないでしょうか。
実はポップミュージックは1950年代ごろにイギリスやアメリカで生まれた新しい音楽スタイルで、さまざまなジャンルの音楽の影響を受けつつ進化を続けているのです。
今回は、ポップミュージックの概要を紹介するとともに、洋楽ポップミュージックの中でもぜひ覚えておきたい代表曲を4曲紹介します。
この記事を読んでポップミュージックの特徴や変遷を理解し、本場のポップミュージックの魅力を味わってください!
なお、日本のポップミュージックについても他の記事で紹介していますので、詳しく知りたい方は以下を参考にしてください。
目次
1.ポップミュージックとは
ポップミュージックの特徴には、リズミカルで動きのあるメロディー、シンプルな構造、2分半~3分程度と比較的短い曲調などが挙げられます。
ポップミュージックはゴスペル・ソウルミュージック・ジャズ・カントリー・ロック・クラシック・ダンスミュージック・ヒップホップ・ラップなどさまざまなジャンルの音楽から影響を受けつつ発展を遂げており、人気がある曲の全てをポップミュージックと呼ぶ場合もあります。
また、ポップミュージックは1950年代~1960年代ごろにイギリスとアメリカを中心に生まれたスタイルですが、それ以外の国でも独自のポップミュージックが生まれ、欧米の動きに影響されながらもそれぞれの地域特性を反映した新たな音楽を生み出しています。
次の章では、ポップミュージックのルーツであるイギリスとアメリカで作られた、世界的に人気のある楽曲を紹介していきます。
2.おすすめの洋楽ポップミュージック4選
ここからは、おすすめの洋楽ポップミュージックを以下の4曲紹介します。
- Shape of You/Ed Sheeran
- Sugar/Maroon 5
- Roar/Katy Perry
- Uptown Funk ft.Bruno Mars/Mark Ronson
順番に説明します。
(1)Shape of You/Ed Sheeran
「Shape of You(シェイプオブユー)」は、イントロの独特なビートとノリの良さが印象的な楽曲です。
Ed Sheeran(エドシーラン)は、イギリス出身のシンガーソングライターです。
謙虚で人懐っこい素朴な人柄でありながら、グラミー賞4回受賞の実績を誇る実力派の音楽家です。
エリック・クラプトンやボブ・ディランから強い影響を受けており、アコースティックギターとルーパーペダルを駆使しながら独自のメロディーを作り上げます。
「Shape of You」は、2017年にリリースされた楽曲で、全英シングルチャート・ビルボードHot100チャートなどといった主要なランキングで軒並み首位を獲得しました。
イントロのウインドチャイムと木琴の間のような独特なビートが印象的な世界観を作り、男性が年上の女性の体を求めるというエロティックな歌詞を歌い上げます。
Ed Sheeranらしいソウルミュージック感漂うノリの良い楽曲をぜひ楽しんでみてください。
(2)Sugar/Maroon 5
「Sugar」は、甘い恋を歌った結婚式の定番ソングとしても親しまれている楽曲です。
Maroon5(マルーン5)は、アメリカのロサンゼルス出身のバンドで、全世界でのトータルセールスは1億1,000万枚を誇ります。
メンバーは、アダム・レヴィ―ン、ジェイムス・ヴァレンタイン、ジェシー・カーマイケル、ミッキー・マデン、マット・フリン、PJ・モートン、サム・ファーラーで、ヒップホップやR&Bの流行を敏感に捉え、いち早く自分たちの楽曲に取り入れました。
「Sugar」は2014年発売の5枚目のアルバム「V」に収録された楽曲で、アルバムは全米で1位、日本でも洋楽チャート4位を記録しました。
この楽曲は、同じくアメリカ出身のマイク・ボズナーが作曲したものにMaroon5のアダムが手を加えて完成したもので、シングルカットされるや否や爆発的な大ヒットを飛ばし、MV再生回数は2020年現在で32億回を超えています。
このMVが結婚式場でサプライズで曲を披露するストーリーであることから、結婚式での定番ソングとしても親しまれています。
(3)Roar/Katy Perry
「Roar(ロアー~最強ガール宣言!)」は、Katy Perryの魅力そのままを表したようなエネルギッシュな楽曲です。
Katy Perry(ケイティー・ペリー)は、アメリカ出身の女性シンガーソングライターです。
Katyは、印象に残りやすい楽曲を多数生み出すシンガーソングライターとして有名なだけでなく、奇抜で個性的なファッションを着こなすファッションアイコンとしても注目されています。
その証拠に、ツイッターのフォロワー数は5,000万人以上で、ミュージシャンの中で最も多いことでギネス記録にも認定されています。
「Roar」は2013年にリリースされた楽曲で、本音を言えずに生きてきた過去の自分と決別し、自分を抑える原因を作ってきた周囲へ宣戦布告するという内容が歌われています。
Katy自身の経験と重ね合わせた歌詞が多くの人々の共感を呼び、アメリカ・イギリス両方のチャートで1位を獲得するなど世界中でヒットを記録しました。
Katyの信条とも言われるポジティブさに満ちたRoarを聴くと、自然と元気が湧いてくるでしょう。
(4)Uptown Funk ft.Bruno Mars/Mark Ronson
「Uptown Funk ft.Bruno Mars」は、ノリがよく自然に踊りだしたくなるような元気の出る楽曲です。
Mark Ronson(マーク・ロンソン)は、イギリス出身のシンガーソングライター・DJ・音楽プロデューサーです。
Mark Ronsonは、ロンドン生まれのニューヨーク育ちで、ニューヨークの大学在学中にヒップホップ系のクラブでDJ活動を開始し、ヒップホップやR&Bに加えやロックやクラブミュージックも幅広く取り入れDJ活動の幅を広げてきました。
その後シンガーソングライターとしてもジャンルや時代にこだわらないさまざまな楽曲を多数生み出し、世界中で人気を集めています。
また、音楽プロデュース業にも力を入れ、ポップミュージックのトレンドの先駆者としてさまざまなアーティストへの楽曲提供やコラボレーションに挑戦しています。
「Uptown Funk ft.Bruno Mars」もBruno Mars(ブルーノマーズ)とのコラボレーション楽曲で、ブラックミュージックの1つのジャンルであるファンクのリバイバルとして、ノリがよく自然に体を動かしたくなるような高揚感のある曲に仕上がっています。
この楽曲が2014年にリリースされると、世界中でヒットを飛ばし、なんと全米シングルチャート14週連続1位という驚異的な記録まで打ち立てました。
再生回数39億回を誇るMVも、楽曲のイメージ通りのノリのよい映像で、ブルーノマーズの切れのあるダンスも必見です!
まとめ
今回は、ポップミュージックの概要を紹介するとともに、洋楽ポップミュージックの中でもぜひ覚えておきたい代表曲を4曲紹介しました。
ポップミュージックは1950年代ごろにイギリスやアメリカで生まれた新しい音楽スタイルで、さまざまなジャンルの音楽の影響を受けつつ進化を続けているのです。
この記事を読んでポップミュージックの特徴や変遷を理解し、本場のポップミュージックの魅力を味わってください!