MV制作を担当できる会社とは?おすすめ制作会社7選と就職のコツ

「MV制作を担当できる会社はどんな会社?」
「映像制作会社の中でも、大物アーティストのMVを作っているおすすめの企業はどこ?」

アーティストの世界観を映像で表現するMV制作は、主に映像制作会社で作られています。

この記事ではMV制作の仕事ができる会社とおすすめの映像制作会社7選、MV制作会社へ就職する3つのコツを紹介しています。

最後まで読めばMV制作の仕事について、あなたが好きなアーティストのMVを担当できる可能性が上がるでしょう!

1.MVの制作の仕事ができる会社とは?

MV制作の仕事ができる会社は3種類です。

  1. 映像制作会社
  2. 広告制作会社
  3. PVはレコード会社が制作するケースが多い

1つずつどのような会社なのか説明します。

(1)映像制作会社

MV制作の仕事ができるのは、映像制作会社です。

映像制作会社とは映像制作を専門に扱う会社で、MVはもちろんCMやテレビ番組などの映像全般を扱います。

映像制作会社へ入社すればMV制作はもちろん、さまざまな動画媒体の制作を担当できます。

(2)広告制作会社

MV制作の仕事ができるのは、広告制作会社です。

広告制作会社は広告代理店から依頼を受け、CMやプロモーションムービーを制作する会社です。

大手広告制作会社の一部門として制作会社がある場合もあります。

レコード会社が広告代理店にCD発売のプロモーションも任せる場合は、一括して広告制作会社がMVを担当するケースが多いです。

(3)PVはレコード会社が制作するケースが多い

MVと混同されがちなPVはレコード会社が自社で制作するケースが多いです。

PV(プロモーションビデオ)はあくまで宣伝が主目的で、楽曲の一部を使用して世間に楽曲の発売を知ってもらうのが目的です。

一方でMVは楽曲を丸ごと使用して、その楽曲の背景や世界観を映像で表現した映像です。

PVは宣伝のための短時間の映像であり、レコード会社が自社の制作部門で作ります。

2.MV制作の仕事ができるおすすめの会社7選

MV制作の仕事ができるおすすめの会社を7つ紹介します。

  1. AOI Pro.
  2. 太陽企画
  3. ギークピクチュアズ
  4. P.I.C.S.
  5. 株式会社LightNix
  6. 株式会社JOINT

1つずつ会社の特徴や概要を紹介します。

(1)AOI Pro.

AOI Pro.は、広告を主体とした映像制作を専門的に扱うアジアでもトップクラスの映像制作会社です。

「Vaundy」や「乃木坂46」など有名アーティストのMVを多く手掛けています。

毎年新卒採用、キャリア採用を実施しており新卒及び転職で就職が可能です。

中途採用は基本的にマネージャー職の募集となるため、中小の映像制作会社などで製作進行に2年以上関わった経歴が求められます。

(2)太陽企画

太陽企画は、MVやCM、プラネタリウム映像などを手掛ける大手の映像製作会社です。

「森山直太朗」さんや「RADWIMPS」など、名だたるアーティストの個性的な世界観を表現するのを得意とします。

求人は契約社員でのプロダクションマネージャー(実務経験1年以上・30歳未満)、アルバイト採用でのプロダクションアシスタント職で、アルバイト採用については動画製作ソフトの操作ができ、週3〜4日勤務可能であれば経験は問われません。

基本的に経験者採用となりますので、目指す場合は中小の映像制作会社からのステップアップが必要です。

(3)ギークピクチュアズ

ギークピクチュアズはドラマやCM、MVなどの映像制作会社です。

「エレファントカシマシ」や「サザンオールスターズ」などのMV制作を手掛けています。

採用は新卒採用とキャリア採用の2つで、キャリア採用では映像制作担当以外にグッズ生産や法務担当、ライセンス営業など幅広い職種の求人が出ています。

過去のキャリアを活かしたポジションで入社し、映像制作部門への異動を目指すことも可能です。

(4)P.I.C.S.

P.I.C.S.は、大企業のCMやドラマ制作、MV制作に携わる大手映像制作会社です。

「欅坂46」や「ano」ちゃんなどのMV制作を担当しており、壮大かつ美麗なMV制作を得意とします。

採用情報は新卒及び中途採用で、未経験者でも応募できる「プロダクションアシスタント」のポジションが用意されています。

雇用形態は契約社員ですが、ステップアップにより正社員登用も期待できます。

(5)祭

祭(MAZRI)はMV制作や短編映画などを中心に扱う映像制作会社です。

これまで「aiko」さんや「超特急」などのMV制作を担当し、映画のような世界観があるMVを制作しています。

新卒採用及びキャリア採用を実施しており、映像制作やイベント関連のポジションが用意されています。

中途採用は直接問い合わせして案内してもらう形式なので、興味がある方は連絡してみましょう。

(6)株式会社LightNix

株式会社LightNixは、MV制作やCMを中心に扱う映像制作会社です。

過去に「安室奈美恵」や「倖田來未」などのMV制作を手掛けており、幅広いMV制作の実績があります。

従業員は6名の小規模な会社ですが実績が豊富で、幅広い映像制作に関わる仕事ができます。

採用情報は直接問い合わせが必要なので、連絡してみましょう。

(7)株式会社JOINT

株式会社JOINTは、多数のMV制作や映画制作に関わる映像制作会社です。

「緑黄色社会」「米津玄師」などの個性的なアーティストのMV制作を担当しており、印象に残るMV制作が特徴の会社です。

2024年3月時点で出ている求人情報は事務のアルバイトで、アルバイトで仕事の流れを覚えてから徐々にステップアップしていく形式です。

最終的にはMV制作に関する仕事も目指せるので、非正規雇用から仕事を覚えたい未経験の人はぜひ応募してみましょう。

3.MV制作会社へ就職する方法

MV制作会社へ就職する方法は3つあります。

  1. 専門学校や大学で映像制作を学ぶ
  2. 広告制作会社や映像制作会社へ就職する
  3. アルバイト求人を探して経験を積む

未経験からいきなりMV制作会社への転職は難しいため、専門学校卒または実績を積む必要があります。

(1)専門学校や大学で映像制作を学ぶ

MV制作会社へ就職する1つ目の方法は、専門学校や大学で映像制作を学ぶことです。

専門学校や大学で映像制作について勉強し、新卒採用枠でMV制作会社の内定を目指しましょう。

(2)広告制作会社や映像制作会社へ就職する

MV制作会社へ就職する2つ目の方法は、広告制作会社や映像制作会社へ就職する方法です。

映像編集アシスタントや事務などの未経験OKな求人を探して転職し、徐々にステップアップしましょう。

経験者の場合は編集ディレクターなどのポジションで入社可能です。

(3)アルバイト求人を探して経験を積む

MV制作会社へ就職する3つ目の方法は、アルバイト求人を探して経験を積むことです。

基本的にMV制作会社への転職は実績が必要であるため、まずはアルバイトで編集作業について実務経験をつけましょう。

実績や過去のポートレートが提出できれば、大手MV制作会社への転職も目指しやすくなります。

MV制作会社の求人情報が多い転職サービスは以下の記事でまとめています。

エンタメ・音楽業界に強いおすすめ転職サービス5選!成功のコツも紹介

2023.11.01

まとめ

MV制作会社はミュージックビデオを中心に、映画やCMなど映像制作を担当する会社です。

アーティストの世界観を表現するMV制作の仕事は、音楽と映像が好きな方には非常にやりがいのある仕事です。

MV制作会社への就職は新卒以外は実績が問われるため、非正規雇用で経験を積んでからの転職が一般的となります。

記事で紹介したMV制作会社情報も参考に、アーティストの世界観を映像で表現する仕事を目指しましょう。

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